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公開番号
2025051203
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2023160200
出願日
2023-09-25
発明の名称
整粒装置、及び、整粒方法
出願人
株式会社ダルトン
代理人
弁理士法人柳野国際特許事務所
主分類
B01J
2/14 20060101AFI20250328BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】チョッパーに粒体が付着することを抑制し、整粒の精度を向上させることが可能となる、整粒装置、及び、整粒方法を提供する。
【解決手段】整粒装置1は、上部が開口する筒形状の処理容器10と、処理容器10内の底部に設けられた回転板33と、を備え、回転板33の回転運動により、処理容器10内に投入された顆粒Pを旋回流動させて整粒するものであって、複数の羽根体を処理容器10の内側で回転させて顆粒Pを切断するチョッパー53を備え、チョッパー53は、羽根体が処理容器10内における回転板33の外縁部の上方空間に位置する切断位置と、羽根体が処理容器10内における回転板33の外縁部の上方空間から退避する退避位置と、の間で姿勢を可変とされる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
上部が開口する筒形状の処理容器と、前記処理容器内の底部に設けられた回転板と、を備え、前記回転板の回転運動により、前記処理容器内に投入された顆粒を旋回流動させて整粒する整粒装置であって、
複数の羽根体を前記処理容器の内側で回転させて前記顆粒を切断するチョッパーを備え、
前記チョッパーは、前記羽根体が前記処理容器内における前記回転板の外縁部の上方空間に位置する切断位置と、前記羽根体が前記処理容器内における前記回転板の外縁部の上方空間から退避する退避位置と、の間で姿勢を可変とされる、整粒装置。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記チョッパーは、水平方向に向けて設けられた回動軸を中心に回動可能とされ、
前記チョッパーが前記回動軸を中心として回動変位することにより、前記チョッパーが前記切断位置と前記退避位置との間で姿勢を可変とされる、請求項1に記載の整粒装置。
【請求項3】
前記チョッパーは、上下方向に沿ってスライド可能とされ、
前記チョッパーが上下方向にスライド変位することにより、前記チョッパーが前記切断位置と前記退避位置との間で姿勢を可変とされる、請求項1に記載の整粒装置。
【請求項4】
前記チョッパーは、前記チョッパーの姿勢を前記切断位置と前記退避位置との間で可変とする支持機構に支持されるとともに、前記支持機構に対して着脱可能とされる、請求項1から請求項3の何れか一項に記載の整粒装置。
【請求項5】
請求項1から請求項3の何れか一項に記載の整粒装置で行う整粒方法であって、
前記回転板の回転と、前記切断位置における前記チョッパーによる前記羽根体の回転と、を同時に行う第一工程と、
前記第一工程を所定時間継続した後に、前記チョッパーを前記退避位置に変位させた状態で、前記回転板の回転を行う第二工程と、を備える、整粒方法。
【請求項6】
上部が開口する筒形状の処理容器と、前記処理容器内の底部に設けられた回転板と、において、前記回転板の回転運動により、前記処理容器内に投入された顆粒を旋回流動させて整粒する整粒方法であって、
複数の羽根体を前記処理容器の内側で回転させて前記顆粒を切断するチョッパーが、前記羽根体が前記処理容器内における前記回転板の外縁部の上方空間に位置する切断位置と、前記羽根体が前記処理容器内における前記回転板の外縁部の上方空間から退避する退避位置と、の間で姿勢を可変とされ、
前記回転板の回転と、前記切断位置における前記チョッパーによる前記羽根体の回転と、を同時に行う第一工程と、
前記第一工程を所定時間継続した後に、前記チョッパーを前記退避位置に変位させた状態で、前記回転板の回転を行う第二工程と、を備える、整粒方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、処理容器内に投入された顆粒を旋回流動させて整粒する、整粒装置、及び、整粒方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、処理容器内の顆粒を回転機構により旋回流動させて整粒する整粒装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-275684号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来技術に係る整粒装置においては、処理容器の内部に、回転円盤とチョッパーとを配置する構成が採用されている。この場合、チョッパーによる顆粒の切断が終了した後もチョッパーが処理容器の内部で粒体と接触し続けるため、チョッパーに粒体が付着したり、整粒の精度に影響が出たりする原因となっていた。
【0005】
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、処理容器の内部でチョッパーを粒体から退避させることにより、チョッパーに粒体が付着することを抑制し、整粒の精度を向上させることができる、整粒装置、及び、整粒方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以下では、上記課題を解決するための手段を説明する。
【0007】
本発明に係る整粒装置は、上部が開口する筒形状の処理容器と、前記処理容器内の底部に設けられた回転板と、を備え、前記回転板の回転運動により、前記処理容器内に投入された顆粒を旋回流動させて整粒する整粒装置であって、複数の羽根体を前記処理容器の内側で回転させて前記顆粒を切断するチョッパーを備え、前記チョッパーは、前記羽根体が前記処理容器内における前記回転板の外縁部の上方空間に位置する切断位置と、前記羽根体が前記処理容器内における前記回転板の外縁部の上方空間から退避する退避位置と、の間で姿勢を可変とされる。
【0008】
また、整粒装置において、前記チョッパーは、水平方向に向けて設けられた回動軸を中心に回動可能とされ、前記チョッパーが前記回動軸を中心として回動変位することにより、前記チョッパーが前記切断位置と前記退避位置との間で姿勢を可変とされることが好ましい。
【0009】
また、整粒装置において、前記チョッパーは、上下方向に沿ってスライド可能とされ、前記チョッパーが上下方向にスライド変位することにより、前記チョッパーが前記切断位置と前記退避位置との間で姿勢を可変とされることが好ましい。
【0010】
また、整粒装置において、前記チョッパーは、前記チョッパーの姿勢を前記切断位置と前記退避位置との間で可変とする支持機構に支持されるとともに、前記支持機構に対して着脱可能とされることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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