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公開番号
2025048563
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-03
出願番号
2023157439
出願日
2023-09-22
発明の名称
電極体の製造装置及び電極体の製造方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
H01M
4/139 20100101AFI20250327BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】割れの発生を抑制することができる電極体の製造装置及び電極体の製造方法を提供する。
【解決手段】本開示に係る電極体の製造装置10は、電極箔FFを連続的に搬送する箔搬送機2と、連続的に搬送される電極箔FFの主面FSに、電極材FAを間欠的に塗布することによって、電極材FAが塗布された塗布領域FCと、電極材FAが塗布されていない未塗布領域FUとを断続的に形成する塗布機3と、電極箔FFの主面FSにレーザ光LLを照射するレーザ照射器1と、レーザ光LLを遮蔽可能な遮蔽物4と、未塗布領域FUの位置を取得する取得部と、未塗布領域FUがレーザ光LLの照射範囲に含まれている期間において、遮蔽物4を未塗布領域FUとレーザ照射器1との間に挿入する遮蔽物搬送機5とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電極箔を連続的に搬送する箔搬送機と、
前記連続的に搬送される前記電極箔の主面に、電極材を間欠的に塗布することによって、前記電極材が塗布された塗布領域と、前記電極材が塗布されていない未塗布領域とを断続的に形成する塗布機と、
前記電極箔の主面にレーザ光を照射するレーザ照射器と、
前記レーザ光を遮蔽可能な遮蔽物と、
前記未塗布領域の位置を取得する取得部と、
前記未塗布領域が前記レーザ光の照射範囲に含まれている期間において、前記遮蔽物を前記未塗布領域と前記レーザ照射器との間に挿入する遮蔽物搬送機と、を備える、
電極体の製造装置。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記遮蔽物搬送機は、前記未塗布領域が前記レーザ光の照射範囲に含まれている期間において、前記遮蔽物を挿入した後、前記電極箔の搬送に伴う前記未塗布領域の移動に応じて前記遮蔽物を搬送する、
請求項1に記載の電極体の製造装置。
【請求項3】
前記遮蔽物は、冷却媒体が流通可能な冷却回路を備える、
請求項1又は2に記載の電極体の製造装置。
【請求項4】
電極箔を連続的に搬送するステップと、
前記連続的に搬送される前記電極箔の主面に、電極材を間欠的に塗布することによって、前記電極材が塗布された塗布領域と、前記電極材が塗布されていない未塗布領域とを断続的に形成するステップと、
前記未塗布領域の位置を取得するステップと、
レーザ照射器から前記電極箔の主面にレーザ光を照射するステップと、
前記未塗布領域が前記レーザ光の照射範囲に含まれている期間において、前記レーザ光を遮蔽可能な遮蔽物を前記未塗布領域と前記レーザ照射器との間に挿入するステップと、を備える、
電極体の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は電極体の製造装置及び電極体の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示の電極シートの加熱装置は、電極シートの温度が予め設定されている設定温度の上限値に到達したときに、赤外線ヒーターの加熱面と電極シートの被加熱面との間に、ステンレス製の遮蔽板を挿入する。これによって、電極シートの過加熱を抑制できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-010013号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願発明者等は、以下の課題を発見した。
このような電極シートの加熱装置を用いて、電極材が塗布された塗布領域と、電極材が塗布されていない非塗布領域とを備えた電極シートを加熱することがある。すると、塗布領域及び非塗布領域が同様に加熱されて、割れが発生するおそれがある。
【0005】
本開示は、上述した課題を鑑みてなされたものであり、割れの発生を抑制できる電極体の製造装置及び電極体の製造方法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る電極体の製造装置は、
電極箔を連続的に搬送する箔搬送機と、
前記連続的に搬送される前記電極箔の主面に、電極材を間欠的に塗布することによって、前記電極材が塗布された塗布領域と、前記電極材が塗布されていない未塗布領域とを断続的に形成する塗布機と、
前記電極箔の主面にレーザ光を照射するレーザ照射器と、
前記レーザ光を遮蔽可能な遮蔽物と、
前記未塗布領域の位置を取得する取得部と、
前記未塗布領域が前記レーザ光の照射範囲に含まれている期間において、前記遮蔽物を前記未塗布領域と前記レーザ照射器との間に挿入する遮蔽物搬送機と、を備える。
【0007】
また、上述した電極体の製造装置において、前記遮蔽物搬送機は、前記未塗布領域が前記レーザ光の照射範囲に含まれている期間において、前記遮蔽物を挿入した後、前記電極箔の搬送に伴う前記未塗布領域の移動に応じて前記遮蔽物を搬送してもよい。
【0008】
また、上述した電極体の製造装置において、前記遮蔽物は、冷却媒体が流通可能な冷却回路を備えてもよい。
【0009】
本開示に係る電極体の製造方法は、電極箔を連続的に搬送するステップと、
前記連続的に搬送される前記電極箔の主面に、電極材を間欠的に塗布することによって、前記電極材が塗布された塗布領域と、前記電極材が塗布されていない未塗布領域とを断続的に形成するステップと、
前記未塗布領域の位置を取得するステップと、
レーザ照射器から前記電極箔の主面にレーザ光を照射するステップと、
前記未塗布領域が前記レーザ光の照射範囲に含まれている期間において、前記レーザ光を遮蔽可能な遮蔽物を前記未塗布領域と前記レーザ照射器との間に挿入するステップと、を備える。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、割れの発生を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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