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公開番号2025047213
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-03
出願番号2023155568
出願日2023-09-21
発明の名称中継局装置、通信装置、通信システムおよび通信方法
出願人KDDI株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H04W 52/02 20090101AFI20250326BHJP(電気通信技術)
要約【課題】消費電力低減といった効率化を図ることができる中継局装置を提供する。
【解決手段】それぞれアンテナポートを有する複数であるn個のRF機能部と、受信された所定の指示信号に基づいて、前記RF機能部ごとに前記RF機能部のオン状態とオフ状態とを切り替える制御を行うオンオフ切替制御部と、を備え、それぞれの前記RF機能部と、複数の周波数帯のそれぞれと、が対応しており、前記RF機能部は、オン状態において、受信された中継対象信号の信号成分であって前記RF機能部ごとに対応する前記周波数帯の信号成分について所定処理を行う、中継局装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
それぞれアンテナポートを有する複数であるn個のRF機能部と、
受信された所定の指示信号に基づいて、前記RF機能部ごとに前記RF機能部のオン状態とオフ状態とを切り替える制御を行うオンオフ切替制御部と、
を備え、
それぞれの前記RF機能部と、複数の周波数帯のそれぞれと、が対応しており、
前記RF機能部は、オン状態において、受信された中継対象信号の信号成分であって前記RF機能部ごとに対応する前記周波数帯の信号成分について所定処理を行う、
中継局装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記中継対象信号は、キャリアアグリゲーションの通信信号であり、
複数の前記周波数帯のそれぞれの信号成分は、前記キャリアアグリゲーションにおけるそれぞれのコンポーネントキャリアに対応する、
請求項1に記載の中継局装置。
【請求項3】
前記RF機能部の前記所定処理は、復調処理を含まない、
請求項1に記載の中継局装置。
【請求項4】
前記指示信号は、通信相手となる通信装置から無線により送信される、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の中継局装置。
【請求項5】
それぞれアンテナポートを有する複数であるn個のRF機能部と、受信された所定の指示信号に基づいて、前記RF機能部ごとに前記RF機能部のオン状態とオフ状態とを切り替える制御を行うオンオフ切替制御部と、を備える中継局装置に対して、前記指示信号を送信する通信装置であって、
前記指示信号を前記中継局装置に送信するオンオフ指示部を備え、
前記中継局装置では、それぞれの前記RF機能部と、複数の周波数帯のそれぞれと、が対応しており、前記RF機能部は、オン状態において、受信された中継対象信号の信号成分であって前記RF機能部ごとに対応する前記周波数帯の信号成分について所定処理を行う、
通信装置。
【請求項6】
通信装置と、中継局装置と、を有する通信システムにおいて、
前記中継局装置は、
それぞれアンテナポートを有する複数であるn個のRF機能部と、
受信された所定の指示信号に基づいて、前記RF機能部ごとに前記RF機能部のオン状態とオフ状態とを切り替える制御を行うオンオフ切替制御部と、
を備え、
それぞれの前記RF機能部と、複数の周波数帯のそれぞれと、が対応しており、
前記RF機能部は、オン状態において、受信された中継対象信号の信号成分であって前記RF機能部ごとに対応する前記周波数帯の信号成分について所定処理を行い、
前記通信装置は、
前記指示信号を前記中継局装置に送信するオンオフ指示部を備える、
通信システム。
【請求項7】
通信装置と、中継局装置と、を有する通信システムにおける通信方法において、
前記中継局装置は、
それぞれアンテナポートを有する複数であるn個のRF機能部と、
受信された所定の指示信号に基づいて、前記RF機能部ごとに前記RF機能部のオン状態とオフ状態とを切り替える制御を行うオンオフ切替制御部と、
を備え、
それぞれの前記RF機能部と、複数の周波数帯のそれぞれと、が対応しており、
前記RF機能部は、オン状態において、受信された中継対象信号の信号成分であって前記RF機能部ごとに対応する前記周波数帯の信号成分について所定処理を行い、
前記通信装置は、
オンオフ指示部により、前記指示信号を前記中継局装置に送信する、
通信方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、中継局装置、通信装置、通信システムおよび通信方法に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
3GPP(登録商標) Rel.18において、5G NR(New Radio)におけるL1中継局装置として、基地局装置からRF(Radio Frequency)レピータを制御するNCR(Network-Controlled Repeaters)が議論されている(非特許文献1参照。)。
NCRでは、Control linkの制御情報によりNCR-Fwd全体をオン/オフする制御については規定されているが、NCR-Fwdに複数のアンテナポートが存在する場合にアンテナポートごとにオン/オフする制御はできなかった。
【0003】
また、LTE(Long Term Evolution)以降、大容量通信のために複数の帯域を利用するキャリアアグリゲーション(CA:Carrier Aggregation)が規定されている。L1中継では、NCR-Fwd(Forwarding)を通過する信号の復調は行われないため、中継局装置が受信した信号に応じて処理を変えることはできなかった。このため、L1中継局装置でCAの信号を中継する場合には、あらかじめ当該L1中継局装置で中継するCAの信号で利用され得るすべての帯域をカバーすることが可能なRF構成が必要であった。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
3GPP TR 38.867, “Study on NR network-controlled repeaters”, v18.0.0
3GPP TS 38.133, “Requirements for support of radio resource management”, v18.2.0
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述のような従来の技術では、基地局装置と端末装置との間でCA通信が行われる際に、常にすべてのコンポーネントキャリア(CC:Component Carrier)が利用されるわけではないため、L1中継局装置において不要な消費電力が生じる場合があった。つまり、L1中継局装置では、中継時に、いずれのCCに信号が存在するかを把握できないため、中継時に信号のないCCの中継処理を行ってしまい不要な消費電力が発生する場合があった。具体例として、L1中継局装置では、実際には1個のCC分しか信号が存在しない場合においても、CAで利用される最大帯域幅のすべての中継処理が行われていた。
なお、このような問題は、CA通信以外の通信でも生じる可能性がある。
【0006】
本開示は、このような事情を考慮してなされたもので、消費電力低減といった効率化を図ることができる中継局装置、通信装置、通信システムおよび通信方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一構成例として、それぞれアンテナポートを有する複数であるn個のRF機能部と、受信された所定の指示信号に基づいて、前記RF機能部ごとに前記RF機能部のオン状態とオフ状態とを切り替える制御を行うオンオフ切替制御部と、を備え、それぞれの前記RF機能部と、複数の周波数帯のそれぞれと、が対応しており、前記RF機能部は、オン状態において、受信された中継対象信号の信号成分であって前記RF機能部ごとに対応する前記周波数帯の信号成分について所定処理を行う、中継局装置である。
【0008】
一構成例として、それぞれアンテナポートを有する複数であるn個のRF機能部と、受信された所定の指示信号に基づいて、前記RF機能部ごとに前記RF機能部のオン状態とオフ状態とを切り替える制御を行うオンオフ切替制御部と、を備える中継局装置に対して、前記指示信号を送信する通信装置であって、前記指示信号を前記中継局装置に送信するオンオフ指示部を備え、前記中継局装置では、それぞれの前記RF機能部と、複数の周波数帯のそれぞれと、が対応しており、前記RF機能部は、オン状態において、受信された中継対象信号の信号成分であって前記RF機能部ごとに対応する前記周波数帯の信号成分について所定処理を行う、通信装置である。
【0009】
一構成例として、通信装置と、中継局装置と、を有する通信システムにおいて、前記中継局装置は、それぞれアンテナポートを有する複数であるn個のRF機能部と、受信された所定の指示信号に基づいて、前記RF機能部ごとに前記RF機能部のオン状態とオフ状態とを切り替える制御を行うオンオフ切替制御部と、を備え、それぞれの前記RF機能部と、複数の周波数帯のそれぞれと、が対応しており、前記RF機能部は、オン状態において、受信された中継対象信号の信号成分であって前記RF機能部ごとに対応する前記周波数帯の信号成分について所定処理を行い、前記通信装置は、前記指示信号を前記中継局装置に送信するオンオフ指示部を備える、通信システムである。
【0010】
一構成例として、通信装置と、中継局装置と、を有する通信システムにおける通信方法において、前記中継局装置は、それぞれアンテナポートを有する複数であるn個のRF機能部と、受信された所定の指示信号に基づいて、前記RF機能部ごとに前記RF機能部のオン状態とオフ状態とを切り替える制御を行うオンオフ切替制御部と、を備え、それぞれの前記RF機能部と、複数の周波数帯のそれぞれと、が対応しており、前記RF機能部は、オン状態において、受信された中継対象信号の信号成分であって前記RF機能部ごとに対応する前記周波数帯の信号成分について所定処理を行い、前記通信装置は、オンオフ指示部により、前記指示信号を前記中継局装置に送信する、通信方法である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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