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公開番号
2025045991
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-02
出願番号
2023154109
出願日
2023-09-21
発明の名称
構造部材
出願人
日本製鉄株式会社
代理人
アセンド弁理士法人
主分類
B62D
25/04 20060101AFI20250326BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】衝突時における断面形状の変化を抑制するとともに、CO
2
排出量を低減することが可能な車体用の構造部材を提供する。
【解決手段】構造部材(10)は、部材本体(11)と、補強材(12)とを備える。部材本体(11)は、2つの縦壁(112,113)と、天板(111)と、2つのフランジ(114,115)とを含む。補強材(12)は、天板(111)及び縦壁(112,113)に接合される。補強材(12)は、第1補強層(121)と、第2補強層(122)とを含む。第1補強層(121)は、樹脂からなる。樹脂は、0.05以上1.00以下の比重を有する。第2補強層(122)は、繊維強化樹脂からなる。第2補強層(122)は、第1補強層(121)に積層される。第1補強層(121)は、部材本体(11)と第2補強層(122)との間に配置され、第2補強層(122)の厚み(t2)よりも大きい厚み(t1)を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車体用の構造部材であって、
互いに対向するように配置される2つの縦壁と、前記2つの縦壁を接続する天板と、前記天板の反対側で前記2つの縦壁それぞれに接続され、当該縦壁から外側に突出する2つのフランジとを含む部材本体と、
前記天板及び前記2つの縦壁に接合される補強材と、
を備え、
前記補強材は、0.05以上1.00以下の比重を有する樹脂からなる第1補強層と、繊維強化樹脂からなり、前記第1補強層に積層される第2補強層とを含み、
前記第1補強層は、前記部材本体と前記第2補強層との間に配置され、前記第2補強層の厚みよりも大きい厚みを有する、構造部材。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の構造部材であって、
前記第2補強層は、ランダムに配向された複数の繊維体を含む、構造部材。
【請求項3】
請求項1に記載の構造部材であって、
前記構造部材の横断面において、前記補強材は、前記2つの縦壁の高さ方向の中央に対して前記天板側の範囲内に配置されている、構造部材。
【請求項4】
請求項1に記載の構造部材であって、
前記第1補強層の前記厚みをt1、前記第2補強層の前記厚みをt2としたとき、t1及びt2は、1.3≦t1/t2≦9.0を満たす、構造部材。
【請求項5】
請求項1に記載の構造部材であって、
前記補強材は、接着剤によって前記天板及び前記2つの縦壁に接合されている、構造部材。
【請求項6】
請求項1に記載の構造部材であって、
前記第1補強層は、発泡樹脂からなる、構造部材。
【請求項7】
請求項1に記載の構造部材であって、
前記構造部材は、センターピラーであり、
前記部材本体において当該部材本体の長手方向の長さの10%以上に、前記補強材が設けられている、構造部材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車体用の構造部材に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば自動車では、複数の構造部材によって車体が形成されている。これらの構造部材の中には、部位ごとに要求される性能が異なるものがある。例えば、ある部位では衝突エネルギーの吸収のために変形を許容する一方、他の部位では変形を防止することが要求される構造部材がある。このような要求を満足するため、従来、構造部材の部分的な補強が行われている。
【0003】
構造部材を部分的に補強するため、例えば、テーラードブランク(テーラーウェルドブランク又はテーラーロールドブランク)が用いられる。テーラードブランクは、部位によって強度及び/又は板厚が異なる板材である。ただし、テーラードブランクは一般に鋼で構成されているため、テーラードブランクを使用する場合、構造部材の重量を大幅に低減することは難しい。
【0004】
構造部材を部分的に補強するため、構造部材の一部に補強材が貼付されることがある。特許文献1には、繊維強化樹脂材を補強材として用いた構造部材が開示されている。特許文献1では、第1繊維強化樹脂材と、第2繊維強化樹脂材とによって構造部材が補強されている。第1繊維強化樹脂材は、ランダムに配向された複数の繊維体を有し、構造部材に対してその厚さ方向に間隔を空けて配置される。第2繊維強化樹脂材は、一方向に配向された複数の繊維体を有し、構造部材と第1繊維強化樹脂材との間に配置される。第2繊維強化樹脂材は、接着剤によって構造部材に接着されている。第2繊維強化樹脂材の厚みは、第1繊維強化樹脂材の厚みよりも小さい。これらの繊維強化樹脂材に含まれる繊維体は、炭素繊維又はガラス繊維である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-162920号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
近年、車体用の構造部材には、高強度材が使用されることが多くなっている。高強度材の使用により、構造部材を薄肉化してその重量を低減することができる。しかしながら、高強度薄肉化された構造部材では、衝突時の弾性変形が増大し、その断面形状が変化しやすいという問題がある。衝突時において構造部材の断面形状が大きく変化した場合、高強度材の効果が得られにくい。そのため、構造部材のうち必要な部分を効率的に補強して、構造部材の断面形状の変化を抑制する必要がある。
【0007】
特許文献1では、構造部材の補強材として、第1及び第2繊維強化樹脂材の積層体が使用されている。特許文献1において、構造部材の断面形状の変化を抑制するためには、繊維強化樹脂材の厚みを十分に確保する必要がある。しかしながら、繊維強化樹脂材の厚みが大きくなるほど、炭素繊維又はガラス繊維である繊維体の使用量が増加する。繊維体の生産時のCO
2
排出量は比較的大きいため、構造部材において繊維体の使用量が増加すると、製造時のCO
2
排出量が顕著に増大するという問題が発生する。
【0008】
本開示は、衝突時における断面形状の変化を抑制するとともに、CO
2
排出量を低減することが可能な車体用の構造部材を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示に係る車体用の構造部材は、部材本体と、補強材とを備える。部材本体は、2つの縦壁と、天板と、2つのフランジとを含む。2つの縦壁は、互いに対向するように配置される。天板は、2つの縦壁を接続する。2つのフランジは、天板の反対側で2つの縦壁それぞれに接続され、当該縦壁から外側に突出する。補強材は、天板及び2つの縦壁に接合される。補強材は、第1補強層と、第2補強層とを含む。第1補強層は、樹脂からなる。この樹脂は、0.05以上1.00以下の比重を有する。第2補強層は、繊維強化樹脂からなる。第2補強層は、第1補強層に積層される。第1補強層は、部材本体と第2補強層との間に配置される。第1補強層は、第2補強層の厚みよりも大きい厚みを有する。
【発明の効果】
【0010】
本開示に係る車体用の構造部材によれば、衝突時における断面形状の変化を抑制することができ、CO
2
排出量を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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