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公開番号2025042377
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-27
出願番号2023149348
出願日2023-09-14
発明の名称均等化装置及び均等化方法
出願人ローム株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類H02J 7/02 20160101AFI20250319BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】複数のセルのエネルギ容量を均等化させるためにかかる時間を短縮可能な均等化装置及び均等化方法を提供することを目的とする。
【解決手段】均等化装置は、それぞれ隣り合うセル(セルAとセルB)の各々に接続可能とされたコンデンサXと、それぞれ隣り合うセル14(セルCとセルD)の各々に接続可能とされたコンデンサYと、セルAとセルBを含むセル群aと、セルCとセルDを含むセル群bの各々に接続可能とされたコンデンサZと、を備え、各セル14と各コンデンサX、Y、Zとの接続を切り替えるスイッチSWとを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
直列接続された複数のセルの隣り合うセルにそれぞれ接続可能な第1蓄電部と、
前記複数のセルのうちの一部の隣り合うセル群にそれぞれ接続可能な第2蓄電部と、
前記複数のセルの各々のエネルギ容量を検出する検出部と、
前記検出部の検出結果に基づいて、前記複数のセルの前記エネルギ容量を均等化するように、前記第1蓄電部及び前記第2蓄電部の各々への前記複数のセルの接続を制御する制御部と、
を含む均等化装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記第2蓄電部の接続を制御して隣り合う前記セル群の前記エネルギ容量を均等化した後に、前記第1蓄電部の接続を制御して隣り合う前記セルの前記エネルギ容量を均等化する請求項1に記載の均等化装置。
【請求項3】
前記第2蓄電部が接続可能なセル群に含まれるセルよりも多いセルを含む、隣り合う前記セル群にそれぞれ接続可能な第3蓄電部を更に含む請求項1に記載の均等化装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記第3蓄電部、第2蓄電部、第1蓄電部の順に接続を制御する請求項3に記載の均等化装置。
【請求項5】
直列接続された複数のセルのうち隣り合うセルに各々接続可能な複数の第1蓄電部と、
前記複数のセルのうち離れたセルに各々接続可能な第2蓄電部と、
前記複数のセルの各々のエネルギ容量を検出する検出部と、
前記検出部の検出結果に基づいて、前記複数のセルの前記エネルギ容量を均等化するように、前記第1蓄電部及び前記第2蓄電部の各々への前記複数のセルの接続を制御する制御部と、
を含む均等化装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記第2蓄電部の接続を制御して前記離れた前記セルの前記エネルギ容量を均等化した後に、前記第1蓄電部の接続を制御して前記隣り合う前記セルの前記エネルギ容量を均等化する請求項5に記載の均等化装置。
【請求項7】
前記第2蓄電部は、前記複数のセルの両端のセルに各々接続可能とされている請求項5に記載の均等化装置。
【請求項8】
コンピュータが、
直列接続された複数のセルの各々のエネルギ容量を検出し、
前記エネルギ容量の検出結果に基づいて、前記複数のセルの隣り合うセルにそれぞれ接続可能な第1蓄電部、及び前記複数のセルのうちの一部の隣り合うセル群にそれぞれ接続可能な第2蓄電部の各々への前記複数のセルの接続を制御して、前記複数のセルの前記エネルギ容量を均等化する処理を行う均等化方法。
【請求項9】
コンピュータが、
直列接続された複数のセルの各々のエネルギ容量を検出し、
前記エネルギ容量の検出結果に基づいて、前記複数のセルのうち隣り合うセルに各々接続可能な第1蓄電部、及び前記複数のセルのうち離れたセルに各々接続可能な第2蓄電部の各々への前記複数のセルの接続を制御して、前記複数のセルの前記エネルギ容量を均等化する処理を行う均等化方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バッテリパックに含まれる複数のセルのエネルギ容量を均等化する均等化装置及び均等化方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、直列接続された複数のセルと、リアクトル及びコンデンサを含む直列共振回路と、前記セルと前記直列共振回路との接続状態を制御する蓄電制御装置と、を備え、前記蓄電制御装置が、前記直列共振回路を介して同数のセル間でエネルギを授受させる蓄電装置、蓄電制御装置、及び蓄電制御方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-65795号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術では、1つの直列共振回路で複数のセルに対してエネルギ容量を均等化しているので、セル数が多くなると、セルのエネルギ容量の均等化に要する時間が長くなってしまうため、改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記事実を考慮して成されたもので、複数のセルのエネルギ容量を均等化させるためにかかる時間を短縮可能な均等化装置及び均等化方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1態様に係る均等化装置は、直列接続された複数のセルの隣り合うセルにそれぞれ接続可能な第1蓄電部と、前記複数のセルのうちの一部の隣り合うセル群にそれぞれ接続可能な第2蓄電部と、前記複数のセルの各々のエネルギ容量を検出する検出部と、前記検出部の検出結果に基づいて、前記複数のセルの前記エネルギ容量を均等化するように、前記第1蓄電部及び前記第2蓄電部の各々への前記複数のセルの接続を制御する制御部と、を含む。
【0007】
第2態様に係る均等化装置は、直列接続された複数のセルのうち隣り合うセルに各々接続可能な複数の第1蓄電部と、前記複数のセルのうち離れたセルに各々接続可能な第2蓄電部と、前記複数のセルの各々のエネルギ容量を検出する検出部と、前記検出部の検出結果に基づいて、前記複数のセルの前記エネルギ容量を均等化するように、前記第1蓄電部及び前記第2蓄電部の各々への前記複数のセルの接続を制御する制御部と、を含む。
【0008】
第3態様に係る均等化方法は、コンピュータが、直列接続された複数のセルの各々のエネルギ容量を検出し、前記エネルギ容量の検出結果に基づいて、前記複数のセルの隣り合うセルにそれぞれ接続可能な第1蓄電部、及び前記複数のセルのうちの一部の隣り合うセル群にそれぞれ接続可能な第2蓄電部の各々への前記複数のセルの接続を制御して、前記複数のセルの前記エネルギ容量を均等化する処理を行う。
【0009】
第4態様に係る均等化方法は、コンピュータが、直列接続された複数のセルの各々のエネルギ容量を検出し、前記エネルギ容量の検出結果に基づいて、前記複数のセルのうち隣り合うセルに各々接続可能な第1蓄電部、及び前記複数のセルのうち離れたセルに各々接続可能な第2蓄電部の各々への前記複数のセルの接続を制御して、前記複数のセルの前記エネルギ容量を均等化する処理を行う。
【発明の効果】
【0010】
以上説明したように本発明によれば、複数のセルのエネルギ容量を均等化させるためにかかる時間を短縮可能な均等化装置及び均等化方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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