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公開番号
2025042225
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-27
出願番号
2023149104
出願日
2023-09-14
発明の名称
制御装置、制御方法、およびプログラム
出願人
株式会社デンソーテン
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
H02J
7/10 20060101AFI20250319BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】充電制御を行う通信回路の温度に応じて適切に通信回路を動作させる。
【解決手段】本制御装置は、充電設備と車両に備えた通信回路との通信を確立させるコントローラを備える。本コントローラは、通信回路と充電設備との通信が確立する前に、センサから通信回路の温度情報を取得する。そして、本コントローラは、温度情報に対応する通信回路の出力値を決定するパラメータである制御値を通信回路に送信する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
充電設備と車両に備えた通信回路との通信を確立させるコントローラを備えた制御装置であって、
前記コントローラは、
前記通信回路と前記充電設備との通信が確立する前に、前記車両に備えたセンサから前記通信回路の温度情報を取得し、前記温度情報に対応する前記通信回路の出力値を決定するパラメータである制御値を前記通信回路に送信する
制御装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記コントローラは、前記温度情報に対応する前記通信回路の出力値を決定するパラメータである制御値が保存されたメモリを備える請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記制御値は、前記温度情報に対応する前記通信回路の出力の設定値であり、
前記コントローラは、前記温度情報に対応する前記通信回路の出力値を決定するパラメータである制御値を前記メモリから読み出して、前記通信回路に送信する請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記制御値は、前記温度情報に対応する前記通信回路の出力値を補正する補正値であり、
前記コントローラは、前記温度情報に対応する前記通信回路の出力値の制御値を前記メモリから読み出して前記制御値を基に前記温度情報に対応する前記通信回路の出力値を補正し、補正された前記通信回路の出力値の設定値を前記通信回路に送信する請求項2に記載の制御装置。
【請求項5】
前記制御値は、前記温度情報に対応する前記通信回路の出力値を補正する補正値であり、
前記コントローラは、前記温度情報に対応する前記通信回路の出力値の制御値を前記メモリから読み出して前記通信回路に送信し、
前記通信回路は、送信された前記制御値を基に前記通信回路の出力値を補正する請求項2に記載の制御装置。
【請求項6】
前記通信回路は、プログラムを実行することによって前記充電設備との通信を確立し、
前記コントローラは、前記通信回路と前記充電設備との通信が確立する前に、前記通信回路に前記プログラムを実行させるための処理を行う請求項1に記載の制御装置。
【請求項7】
前記コントローラは、前記通信回路に前記プログラムを実行させるための前記処理を行っているときに前記通信回路の出力値を決定するパラメータである制御値を前記通信回路に送信する請求項6に記載の制御装置。
【請求項8】
前記コントローラは、前記通信回路に前記プログラムを実行させるための前記処理を行った後に前記センサから新たな温度情報を取得し、取得した前記新たな温度情報が基準となる条件を逸脱した場合、取得した前記新たな温度情報に対応する前記通信回路の出力値を決定するパラメータである制御値を前記通信回路に送信する請求項6に記載の制御装置。
【請求項9】
充電設備と車両に備えた通信回路との通信を確立させるコントローラが実行する制御方法であって、
前記通信回路と前記充電設備との通信が確立する前に、前記車両に備えたセンサから前記通信回路の温度情報を取得し、前記温度情報に対応する前記通信回路の出力値を決定す
るパラメータである制御値を前記通信回路に送信する
制御方法。
【請求項10】
コンピュータに、充電設備と車両に備えた通信回路との通信を確立させる制御をするプログラムであって、
前記通信回路と前記充電設備との通信が確立する前に、前記車両に備えたセンサから前記通信回路の温度情報を取得し、前記温度情報に対応する前記通信回路の出力値を決定するパラメータである制御値を前記通信回路に送信することを実行させるための
プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、制御装置、制御方法、およびプログラムに関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
電力により走行用のモータを駆動する車両においては、駆動用のバッテリに、路側に設けられた充電スタンド(充電設備ともいう)から充電することが行われる。車両が充電を行う際にPLC(Power Line Communication)による通信を行って充電スタンドと通信を確立し、充電を実現する技術が存在する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-151222号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、充電スタンドと通信を始める前に、充電に関する通信を行う通信回路が高温になった際には、充電に関する通信が適切に行えなくなるおそれがある。開示の実施形態の側面は、充電に関する通信を行う通信回路の温度に応じて適切に通信回路を動作させることにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
開示の実施形態は、制御装置によって例示される。本制御装置は、充電設備と車両に備えた通信回路との通信を確立させるコントローラを備える。本コントローラは、通信回路と充電設備との通信が確立する前に、センサから通信回路の温度情報を取得する。そして、本コントローラは、温度情報に対応する通信回路の出力値を決定するパラメータである制御値を通信回路に送信する。
【発明の効果】
【0006】
本制御装置は、充電に関する通信を行う通信回路の温度に応じて適切に通信回路を動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1実施形態に係る車両と、充電設備を例示する図である。
図2は、比較例に係る車両と充電設備の構成を例示する図である。
図3は、比較例に係る車両の車載制御部によるPLC-ICとの通信処理の手順を例示する図である。
図4は、第1実施形態に係る車両の構成と充電設備の構成を例示する図である。
図5は、第1実施形態に係る車両の車載制御部による通信処理の手順を例示するシーケンス図である。
図6は、第2実施形態に係る車両の充電制御部の処理を例示するシーケンス図である。
図7は、充電制御部が実行するメモリ上のテーブルを更新する処理を例示する図である。
図8は、制御値の第1の事例を例示する図である。
図9は、制御値の第2の事例を例示する図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して、一実施形態に係る制御装置、充電制御方法、およびプログラムが説明される。
【0009】
<第1実施形態>
図1から図5を参照して、第1実施形態に係る制御装置としての車載制御部11、充電制御方法、およびプログラムが説明される。図1は、本実施形態に係る車両1と、車両1のバッテリ19(図2参照、二次電池、蓄電池ともいう)に電力を供給する充電設備2(Electric Vehicle Supply Equipment、EVSE)を例示する図である。
【0010】
車両1は、電動車と呼ばれ、走行用のバッテリ19に充電できる。車両1は、充電設備2との間で、バッテリ19への充電処理を実行する。充電処理のうち、プラグ&チャージ(PnC:Plug And Charge)と呼ばれる手順では、充電設備2のプラグ2Bが車両1の接続部(受電部ともいう)に装着されると、充電設備2と車両1との間で認証が実施される。そして、認証後に車両1への充電と、充電に対する課金が実施される。このような充電処理では、車両1と充電設備2は、互いにPLC-IC21、22を介した通信を実行する(図4参照)。
(【0011】以降は省略されています)
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