TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025038621
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-19
出願番号
2023145348
出願日
2023-09-07
発明の名称
反応器および反応装置
出願人
日本特殊陶業株式会社
代理人
弁理士法人真明センチュリー
主分類
B01J
8/06 20060101AFI20250312BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】温度分布を簡易に推定できる反応器および反応装置を提供する。
【解決手段】反応器は、中空の胴と、胴の中に胴の中心線に沿って配置される複数の反応管と、反応管に収容される触媒と、触媒の温度を検知する温度計と、を備える。温度計は、中心線に垂直な断面において、胴の形に相似な図形の重心を中心線に一致させたときに、図形の周に交わる反応管のうち少なくとも2つの反応管に1つずつ配置され、温度計が触媒の温度を検知する位置は、反応管に触媒が配置された部分の長さ方向において互いに異なる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
長手方向に延びる中空の胴と、
前記胴の中心線に沿って延びるように前記胴の中に配置される複数の反応管と、
前記反応管に収容される触媒と、
前記触媒の温度を検知する複数の温度計と、を備える反応器であって、
前記温度計は、前記中心線に垂直な断面において、前記胴の輪郭の形に相似な図形を、前記図形の重心が前記中心線に一致し、かつ、前記胴の輪郭と前記図形の周との間の距離が等しくなるように配置したときに、前記図形の周に交わる前記反応管のうち少なくとも2つの前記反応管に1つずつ配置され、
前記複数の温度計が前記触媒の温度を検知する位置は、前記長手方向においてそれぞれ異なる反応器。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記反応管のうち隣り合う前記反応管の中心線間の距離は、前記反応管の太さの1.5倍以上である請求項1記載の反応器。
【請求項3】
前記複数の温度計が前記触媒の温度を検知する位置は、前記触媒の前記長手方向の中心から前記反応管の入口までの間の第1位置と、前記触媒の前記長手方向の中心から前記反応管の出口までの間の第2位置と、を含む請求項1記載の反応器。
【請求項4】
前記反応管の入口から出口に向かって原料ガスが流れ、発熱を伴う化学反応によって前記出口から生成ガスを得るものである請求項1から3のいずれかに記載の反応器。
【請求項5】
前記生成ガスは炭化水素を含む請求項4記載の反応器。
【請求項6】
前記炭化水素の炭素数は1から10である請求項5記載の反応器。
【請求項7】
請求項4記載の反応器と、
前記温度計が検知した結果から前記触媒の温度が最も高い位置を推定する推定部と、を備える反応装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は多管式反応器および反応装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
触媒が収容された反応管の周囲に熱媒体を流して反応熱を除去または供給する多管式反応器において、特許文献1に開示された先行技術では、互いに隣接するように配置された反応管群をなす反応管の一部の温度を検知して全体の温度分布を把握する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2005/005037号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
先行技術では多くの反応管の温度を検知しなければ温度分布を把握できないため煩雑である。
【0005】
本発明はこの問題点を解決するためになされたものであり、温度分布を簡易に推定できる反応器および反応装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この目的を達成するための本発明の第1の態様は反応器であって、長手方向に延びる中空の胴と、胴の中心線に沿って延びるように胴の中に配置される複数の反応管と、反応管に収容される触媒と、触媒の温度を検知する複数の温度計と、を備え、温度計は、中心線に垂直な断面において、胴の輪郭の形に相似な図形を、図形の重心が中心線に一致し、かつ、胴の輪郭と図形の周との間の距離が等しくなるように配置したときに、図形の周に交わる反応管のうち少なくとも2つの反応管に1つずつ配置され、複数の温度計が触媒の温度を検知する位置は、長手方向においてそれぞれ異なる。
【0007】
第2の態様は、第1の態様において、反応管のうち隣り合う反応管の中心線間の距離は、反応管の太さの1.5倍以上である。
【0008】
第3の態様は、第1又は第2の態様において、複数の温度計が触媒の温度を検知する位置は、触媒の長手方向の中心から反応管の入口までの間の第1位置と、触媒の長手方向の中心から反応管の出口までの間の第2位置と、を含む。
【0009】
第4の態様は、第1から第2の態様のいずれかにおいて、反応管の入口から出口に向かって原料ガスが流れ、発熱を伴う化学反応によって出口から生成ガスを得るものである。
【0010】
第5の態様は、第4の態様において、生成ガスは炭化水素を含む。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
日本特殊陶業株式会社
接合体
8日前
日本特殊陶業株式会社
シート
14日前
日本特殊陶業株式会社
保持部材
4日前
日本特殊陶業株式会社
加熱装置
4日前
日本特殊陶業株式会社
加熱装置
4日前
日本特殊陶業株式会社
加熱装置
4日前
日本特殊陶業株式会社
液体加熱装置
8日前
日本特殊陶業株式会社
反応器および反応装置
2日前
日本特殊陶業株式会社
保持部材および保持装置
2日前
日本特殊陶業株式会社
保持部材および保持装置
2日前
日本特殊陶業株式会社
保持部材及び保持部材の製造方法
今日
日本特殊陶業株式会社
スラリー組成物、及びコーティング剤
2日前
日本特殊陶業株式会社
無鉛圧電組成物、圧電素子、および装置
8日前
日本特殊陶業株式会社
無鉛圧電磁気組成物、圧電素子、および装置
今日
日本特殊陶業株式会社
触媒担体、触媒構造体、および触媒担体の製造方法
4日前
日本特殊陶業株式会社
賦形用MOF材料、賦形体、ガス吸着材、ガス吸着装置、および、賦形用MOF材料の製造方法
3日前
東レ株式会社
分離膜
今日
個人
塩素ガス発生装置
28日前
東レ株式会社
生体成分吸着材料
7日前
みづほ工業株式会社
撹拌方法
9日前
ニッタ株式会社
ケミカルフィルタ
28日前
株式会社高江洲製塩所
塩水濃縮装置
14日前
東レ株式会社
スパイラル分離膜エレメント
1か月前
日本電気硝子株式会社
触媒及びその製造方法
21日前
本田技研工業株式会社
攪拌装置
8日前
CKD株式会社
乾燥エア供給装置
7日前
株式会社エフテック
二重構造ゲルろ過フィルター
1か月前
旭有機材株式会社
渦流式流体混合器
18日前
旭有機材株式会社
渦流式流体混合器
18日前
ユニチカ株式会社
フィルター材の製造方法
7日前
日本電気硝子株式会社
固相抽出剤及びその製造方法
1か月前
株式会社ナノバブル研究所
微細気泡発生装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
二酸化炭素の吸着方法
2日前
株式会社豊田中央研究所
化成品製造装置
7日前
オルガノ株式会社
金属不純物の回収方法
8日前
日本バイリーン株式会社
フィルタおよびその製造方法
7日前
続きを見る
他の特許を見る