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公開番号
2025037805
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-18
出願番号
2024126062
出願日
2024-08-01
発明の名称
マイクロレンズアレー積層体、光学デバイス及びLiDARセンサーユニット
出願人
YKソリューション株式会社
代理人
園田・小林弁理士法人
主分類
G02B
3/00 20060101AFI20250311BHJP(光学)
要約
【課題】スポット接着方式に依存しない改良されたマイクロレンズアレー積層体、光学デバイス及びLiDARセンサーユニットの提供。
【解決手段】マイクロレンズが平面状に展開されたマイクロレンズアレー130を複数の枚数貼り合わせたマイクロレンズアレー積層体140が提供される。貼り合わされるマイクロレンズアレー間には、接着シート150が配置される。貼り合わされるマイクロレンズアレーは接着シートを介して、面状に接着されている。接着シートはマイクロレンズの光路を確保するために、開口が形成されている。接着シートは吸光性の材料(黒色の材料など)からなる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
マイクロレンズが平面状に展開されたマイクロレンズアレーを複数の枚数貼り合わせたマイクロレンズアレー積層体であって、
貼り合わされるマイクロレンズアレー間には、接着シートが配置されており、
貼り合わされるマイクロレンズアレーは前記接着シートを介して、面状に接着されている、
マイクロレンズアレー積層体。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記接着シートは、貼り合わされるマイクロレンズアレーの個々のマイクロレンズに対応するエリアを除くエリアを接着エリアとしてカバーするように配置されている、請求項1に記載のマイクロレンズアレー積層体。
【請求項3】
前記接着シートは、吸光性材料で構成される、請求項1に記載のマイクロレンズアレー積層体。
【請求項4】
前記接着シートは黒色である、請求項3に記載のマイクロレンズアレー積層体。
【請求項5】
複数種のマイクロレンズを貼り合わせてレンズ積層体が形成された光学デバイスであって、
前記レンズ積層体の最下層のマイクロレンズと隣接する光学部品との間に面状の接着エリアを形成する第1の接着シートが配置されており、
前記第1の接着シートは、吸光性材料で構成されており、
前記第1の接着シートは、前記隣接する光学部品に対して、面状に接着されており、
前記第1の接着シートは、セルギャップを調整するスペーサ機能を有する、
光学デバイス。
【請求項6】
前記レンズ積層体の底部に画像センサーが配置されており、
前記最下層のマイクロレンズと前記画像センサーとの間で光路が確保されるように、前記第1の接着シートには開口が形成されている、請求項5に記載の光学デバイス。
【請求項7】
前記レンズ積層体の底部に画像センサーが配置されており、
前記隣接する光学部品の一方は、前記最下層のマイクロレンズであり、前記隣接する光学部品の他方は、前記第1の接着シートに隣接し、前記画像センサー上に配置されるガラスカバーである、請求項5に記載の光学デバイス。
【請求項8】
前記レンズ積層体の最上層のマイクロレンズと、最上層のマイクロレンズと隣接するマイクロレンズとの間に面状の接着エリアを形成する第2の接着シートが配置されており、
前記第2の接着シートは、吸光性材料で構成されており、
前記第2の接着シートは、前記最上層のマイクロレンズ及び前記最上層のマイクロレンズと隣接するマイクロレンズを面上に接着し、
前記第2の接着シートは、前記光学デバイスにおける光を絞るための絞り部としての機能を有する、請求項5に記載の光学デバイス。
【請求項9】
前記第1の接着シート及び前記第2の接着シートは、黒色である、請求項8に記載の光学デバイス。
【請求項10】
請求項8に記載の光学デバイスを搭載した、LiDARセンサーユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、マイクロレンズアレー積層体、光学デバイス及びLiDARセンサーユニットに関し、特に、WLO(wafer level optics)技術などに基づいて作製されるマイクロレンズアレー積層体、光学デバイス及びLiDARセンサーユニットに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
この種のマイクロレンズ光学装置の製造には、マイクロレンズアレーを貼り合わせてマイクロレンズアレー積層体を形成するプロセスがある。この積層体形成プロセスでは、マイクロレンズを平面状に展開したマイクロレンズアレーを複数の枚数準備しておいて、これら複数枚のマイクロレンズアレーを相互に貼り合わせる。従来は、各マイクロレンズアレーの平面上にある各マイクロレンズに対してスポット状(点状)に接着剤を塗布し、接着剤の接着力によって、マイクロレンズアレーを相互に貼り合わせていた。
【0003】
また、この種のマイクロレンズ光学装置の製造において、カメラ型光学デバイスを最終製品として作製する場合がある。従来、この種のカメラ型光学デバイスでは、レンズ積層体(マイクロレンズアレー積層体)と画像センサーの間にスペーサが設けられる。スペーサはセルギャップを一定に調整するもので、画像センサー面上の結像を改善するように機能する。従来において、画像センサーの各セルに対応するスペーサのスポットに接着剤を塗布し、接着剤の接着力によって、スペーサに隣接する光学部品に接着していた。
【0004】
また、従来のフォトリソグラフィー法では、微細孔加工ができず、高い遮光特性を出すことができなかったため、薄く、かつ遮光特性が高い光学部品を製造することができなかった。特に、LiDARセンサーユニット等で使用される距離センサーは、高い遮光特性を有することが求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2014-089230
WO2020/145091
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明者は、スポット接着方式に依拠する従来のマイクロレンズアレー積層体には改良の余地があることを見出した。また、本発明者は、スポット接着方式に依拠する従来の光学デバイスには改良の余地があることを見出した。
【0007】
したがって、本発明の課題は、スポット接着方式に依拠しない、改良されたマイクロレンズアレー積層体を提供することである。また、本発明の課題は、スポット接着方式に依拠しない、改良された光学デバイスを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1の側面によれば、
マイクロレンズが平面状に展開されたマイクロレンズアレーを複数の枚数貼り合わせたマイクロレンズアレー積層体であって、
貼り合わされるマイクロレンズアレー間には、接着シートが配置されており、
貼り合わされるマイクロレンズアレーは前記接着シートにより、接着されている、
マイクロレンズアレー積層体が提供される。
【0009】
一実施形態では、接着シートは、貼り合わされるマイクロレンズアレーの個々のマイクロレンズに対応するエリアを除くエリアを接着エリアとしてカバーするように配置されている。
【0010】
一実施形態では、接着シートは、吸光性材料で構成され、たとえば黒色の材料で構成されている。吸光性材料の接着シートは、画像のゴーストやフレアを低減する働きがある。
(【0011】以降は省略されています)
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