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公開番号
2025037186
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-17
出願番号
2023144008
出願日
2023-09-05
発明の名称
冷却塔及び熱交換システム
出願人
日本スピンドル製造株式会社
代理人
個人
主分類
F28C
1/16 20060101AFI20250310BHJP(熱交換一般)
要約
【課題】冷却対象流体に異物が存在して冷却効率が低下することを抑制することができる冷却塔及び熱交換システムを提供する。
【解決手段】冷却対象流体を冷却する冷却塔であって、前記冷却対象流体を散布させる散布部と、前記冷却対象流体を一時的に貯留可能で、前記冷却対象流体が前記散布部に流出されるように前記散布部が接続されるタンクと、を備え、前記タンクは、前記冷却対象流体に存在する異物を停留可能な停留部を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
冷却対象流体を冷却する冷却塔であって、
前記冷却対象流体を散布させる散布部と、
前記冷却対象流体を一時的に貯留可能で、前記冷却対象流体が前記散布部に流出されるように前記散布部が接続されるタンクと、
を備え、
前記タンクは、前記冷却対象流体に存在する異物を停留可能な停留部を有する、
冷却塔。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記タンクには、前記タンクの内部を大気開放状態とするための通気口が設けられ、
前記通気口は、前記タンク内の清掃作業にも利用できる開口である、
請求項1に記載の冷却塔。
【請求項3】
前記タンクに前記冷却塔の外部から取り外し可能な部分が設けられる、請求項1に記載の冷却塔。
【請求項4】
前記取り外し可能な部分には、前記タンクの内部を大気開放状態とするための通気部が形成される、請求項3に記載冷却塔。
【請求項5】
請求項1~請求項4の何れか1項に記載の冷却塔と、
前記冷却塔から供給される流体を用いて熱交換を行う熱交換装置と、
前記冷却塔から前記熱交換装置へ前記流体を供給する往き管路と、
前記熱交換装置で熱交換された前記冷却対象流体を前記冷却塔へ戻す還り管路と、
を有する熱交換システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、冷却塔及び熱交換システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
冷却塔は、空気流中に冷却水を落下させ空気と接触した水の一部が蒸発することにより水温を下げる。冷却対象である処理水は、冷却塔内の充填材の表面を流下しながら、排気ファンにより塔内に誘引される外気と直接接触する。処理水は充填材の表面を伝い流れている時に外気と接触する。充填材により処理水は外気と効率よく接触し、処理水の一部を蒸発させ、残りの処理水の温度を下げる。
【0003】
特許文献1に開示される冷却塔は、大気開放構造の水分配タンクを有している冷却塔であって、この水分配タンクには固定式の散水用パイプが複数接続されている。循環水の流通や散水用パイプからの散水において、冷却塔に還流される循環水の流れの変動の影響を受けずに済み、散水対象の充填材各部に循環水を安定的に到達させることができることで熱交換効率の向上を図っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-190697号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
循環水の蒸発による濃縮によって発生するスケール、または外部からの侵入するゴミ、水槽内で発生した藻などが異物として発生する。当該異物によって冷却塔の冷却性能が低下するおそれがある。
【0006】
本開示の技術は、上記事実に鑑み成されたもので、冷却対象流体に異物が混入することに起因する冷却性能の低下を抑制することができる冷却塔及び熱交換システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の目的を達成するため本開示の技術の第1の態様の冷却塔は、冷却対象流体を冷却する冷却塔であって、前記冷却対象流体を散布させる散布部と、前記冷却対象流体を一時的に貯留可能で、前記冷却対象流体が前記散布部に流出されるように前記散布部が接続されるタンクとを備え、前記タンクは、前記冷却対象流体に存在する異物を停留可能な停留部を有する。
【0008】
第2の態様の熱交換システムは、第1の態様の冷却塔と、前記冷却塔から供給される冷却された流体を用いて熱交換を行う熱交換装置と、前記冷却塔から前記熱交換装置へ前記流体を供給する往き管路と、前記熱交換装置で熱交換された前記冷却対象流体を前記冷却塔へ戻す還り管路と、を有する。
【発明の効果】
【0009】
本開示の技術は、冷却対象流体に異物が混入することに起因する冷却効率の低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施の形態の熱交換システムの一例の模式図である。
第1の実施の形態の冷却塔の一例の全体断面側面図である。
第1の実施の形態のタンクに設けられた通気孔の一例の斜視図である。
第1の実施の形態のタンクの一例の断面側面図である。
従来のタンクの一例の断面側面図である。
第1の変形例のタンクの設けられた通気部の一例の斜視図である。
第4の変形例のタンクの更に他の構成の一例を示す全体断面側面図である。
第6の変形例のタンクの更に他の構成の一例を示す全体断面側面図である。
第2の実施の形態の付着部材の取り付け構造の一例を示すタンクの部分断面斜視図である。
タンクの取付構造を示す散布部の部分平面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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