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公開番号
2025037051
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-17
出願番号
2023143768
出願日
2023-09-05
発明の名称
発光装置
出願人
シチズン電子株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H10H
20/851 20250101AFI20250310BHJP()
要約
【課題】小型化が可能な発光装置を提供することを目的とする。
【解決手段】発光装置1は、透明基板10と、一対の電極21、22及び透明基板10と一対の電極21、22との間に配置され、一対の電極21、22の間に電圧が印加されることに応じて、第1ピーク波長を有する第1光を出射する発光部20を有し、透明基板10の一方の面に互いに隣接して配置される複数の発光層11と、第1光が入射されることに応じて第1ピーク波長と異なるピーク波長有する光を出射する蛍光体を含有し、複数の発光層11のそれぞれの発光部20を覆うように透明基板10の他方の面に互いに離隔して配置される複数のカラーシート13及び14と、複数のカラーシート13及び14を覆うように配置されるカバーシート16と、複数の発光層11のそれぞれの一対の電極21、22を囲むように配置され、複数の発光層11のそれぞれの発光部20を封止する封止樹脂12とを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
透明基板と、
一対の電極、及び前記透明基板と前記一対の電極との間に配置され、前記一対の電極の間に電圧が印加されることに応じて、第1ピーク波長を有する第1光を出射する発光部を有し、前記透明基板の一方の面に互いに隣接して配置される複数の発光層と、
前記第1光が入射されることに応じて前記第1ピーク波長と異なるピーク波長有する光を出射する蛍光体を含有し、前記複数の発光層のそれぞれの前記発光部を覆うように前記透明基板の他方の面に互いに離隔して配置される複数のカラーシートと、
前記複数のカラーシートを覆うように配置されるカバーシートと、
前記複数の発光層のそれぞれの前記一対の電極を囲むように配置され、前記複数の発光層のそれぞれの前記発光部を封止する封止樹脂と、
を有する、ことを特徴とする発光装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記カバーシートは、前記第1光が入射されることに応じて、前記第1光と混色されることで所定の色を有する光を出射する蛍光体を含有する、請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
前記複数のカラーシートを囲むように、前記透明基板と前記カバーシートと間に配置される透明樹脂を更に有する、請求項1に記載の発光装置。
【請求項4】
前記封止樹脂は、白色樹脂であり、
前記透明基板の前記一方の面は、前記複数の発光層の間に凹部が形成され、
前記凹部は前記封止樹脂が充填される、請求項1に記載の発光装置。
【請求項5】
前記カバーシートの前記複数のカラーシートに対向する面の反対の面は、梨子地状に加工される、請求項1に記載の発光装置。
【請求項6】
前記複数の発光層は、格子状に配置された4つの前記発光層からなり、
前記複数のカラーシートは、
前記第1光が入射されることに応じて、前記第1光と混色されることで第1カラーを有する第1カラー光となる第1混色光を出射する第1混色蛍光体を含有する一対の第1カラーシートと、
前記第1光が入射されることに応じて、前記第1光と混色されることで前記第1カラーと異なる第2カラーを有する第2カラー光となる第2混色光を出射する第2混色蛍光体を含有する一対の第2カラーシートと、を含む、請求項1~5の何れか一項に記載の発光装置。
【請求項7】
前記第1光が入射することに応じて第1補正色を有する第1補正光を出射する第1補正蛍光体を含有し、前記一対の第1カラーシートの一方の上面、及び前記一対の第2カラーシートの一方の上面をそれぞれ覆うように前記カバーシートの上面に配置される一対の第1色度補正部を更に有する、請求項6に記載の発光装置。
【請求項8】
前記第1光が入射することに応じて前記第1補正色と異なる第2補正色を有する第2補正光を出射する第2補正蛍光体を含有し、前記一対の第1カラーシートの他方の上面、及び前記一対の第2カラーシートの他方の上面をそれぞれ覆うように前記カバーシートの上面に配置される一対の第2色度補正部を更に有する、請求項7に記載の発光装置。
【請求項9】
前記一対の第1カラーシート及び前記一対の第2カラーシートのそれぞれは、矩形状の平面形状を有し、対向する辺が互いに平行に延伸するように格子状に配置され、
前記一対の第1色度補正部は、4つの前記発光層に囲まれた領域に近接する前記一対の第1カラーシートの一方及び前記一対の第2カラーシートの一方の角から延伸する対角線上に配置される、請求項7に記載の発光装置。
【請求項10】
前記一対の第1色度補正部は、前記一対の第1カラーシートの一方及び前記一対の第2カラーシートの一方の中心よりも外側に配置される、請求項9に記載の発光装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、発光装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
発光ダイオード(Light Emitting Diode、LED)等の発光層を使用した発光装置の光学特性及び製造工程を改善する種々の技術が知られている。例えば、特許文献1には、複数のLEDチップ、波長変換部材、及び封止部材を有する発光装置が記載される。特許文献1に記載される発光装置は、複数のLEDチップが実施される単位デバイスアレイを基板に実装することで、デバイスを基板に実装する時間が短縮され、製造コストが低減できるという作用効果を奏する。
【0003】
また、特許文献2には、基板、基板上に積層された絶縁層、絶縁層上に複数の発光セル、及び複数の発光セル上に配置された複数の蛍光体層を有する発光装置が記載される。特許文献2に記載される発光装置は、絶縁層上に複数の発光セルを形成することで、狭い空間内で様々な色が具現化可能となるという作用効果を奏する。
【0004】
また、特許文献3には、複数の発光層、複数の発光層を封止する封止部材、並びに赤色蛍光体を含有する赤色蛍光体領域及び赤色蛍光体領域の出射側に位置する黄色蛍光体領域を含み、封止部材を覆うように配置される蛍光体層を有する発光装置が記載される。特許文献3に記載される発光装置は、黄色蛍光体領域を赤色蛍光体領域の出射側に位置させることで、赤色蛍光体領域に含有される赤色蛍光体は、黄色蛍光体から出射された黄色光を励起するおそれが低くなり、発光効率の低下が抑制されるという作用効果を奏する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
米国出願2016/0329376明細書
特開2015-50461号公報
特開2010-40558号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1~3に記載される発光装置のそれぞれは、光学特性及び製造工程を改善することができるが、照明器具の小型化の進展に伴って、発光層を更に高集積化することにより発光装置を更に小型化することが望まれている。例えば、特許文献2に記載される発光装置は、絶縁層上に複数の発光セルを形成することで発光セルが高集積化されるが、蛍光体層を保持するための部材を発光セルの周囲に配置するため、小型化を更に進めることは容易ではない。
【0007】
本発明は、このような課題を解決するものであり、小型化が可能な発光装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る発光装置は、透明基板と、一対の電極、及び透明基板と一対の電極との間に配置され、一対の電極の間に電圧が印加されることに応じて、第1ピーク波長を有する第1光を出射する発光部を有し、透明基板の一方の面に互いに隣接して配置される複数の発光層と、第1光が入射されることに応じて第1ピーク波長と異なるピーク波長有する光を出射する蛍光体を含有し、複数の発光層のそれぞれの発光部を覆うように透明基板の他方の面に互いに離隔して配置される複数のカラーシートと、複数のカラーシートを覆うように配置されるカバーシートと、複数の発光層のそれぞれの一対の電極を囲むように配置され、複数の発光層のそれぞれの発光部を封止する封止樹脂とを有する。
【0009】
さらに、本発明に係る発光装置では、カバーシートは、第1光が入射されることに応じて、第1光と混色されることで所定の色を有する光を出射する蛍光体を含有することが好ましい。
【0010】
さらに、本発明に係る発光装置は、複数のカラーシートを囲むように、透明基板とカバーシートと間に配置される透明樹脂を更に有することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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