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公開番号
2025036803
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-17
出願番号
2023143354
出願日
2023-09-05
発明の名称
分泌物成分測定装置
出願人
株式会社アドバンテスト
,
学校法人明治大学
代理人
個人
,
個人
主分類
G01N
1/00 20060101AFI20250310BHJP(測定;試験)
要約
【課題】生体からの分泌物をセンサに導くためにかかる時間を短くする。
【解決手段】分泌物成分測定装置1が、皮膚2上に配置され、第一流入口12aから流入した液体が、皮膚2からの分泌物と共に第一流出口12bに向かって流れる第一流路12と、分泌物内の成分を測定する測定器16と、第一流出口12bに接続された第二流入口14aから第二流出口14bに向かって液体が流れる第二流路14とを備える。測定器16の一部が、第二流路14の内部に配置されている。第一流出口12bの真上に、第二流入口14aが配置されている。なお、第二流入口14aが、第一流出口12bに直接接続されている。また、分泌物は汗である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
皮膚上に配置され、第一流入口から流入した液体が、前記皮膚からの分泌物と共に第一流出口に向かって流れる第一流路と、
前記分泌物内の成分を測定する測定器と、
前記第一流出口に接続された第二流入口から第二流出口に向かって前記液体が流れる第二流路と、
を備え、
前記測定器の一部が、前記第二流路の内部に配置され、
前記第一流出口の真上に、前記第二流入口が配置されている、
分泌物成分測定装置。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の分泌物成分測定装置であって、
前記第二流入口が、前記第一流出口に直接接続されている、
分泌物成分測定装置。
【請求項3】
請求項1に記載の分泌物成分測定装置であって、
前記分泌物が汗である、
分泌物成分測定装置。
【請求項4】
請求項1に記載の分泌物成分測定装置であって、
前記成分が、乳酸、糖、尿酸、ミネラル成分または活性酸素である、
分泌物成分測定装置。
【請求項5】
請求項1に記載の分泌物成分測定装置であって、
前記測定器が、電気化学センサ、カロリメトリックセンサまたは水晶振動子マイクロバランスセンサである、
分泌物成分測定装置。
【請求項6】
請求項1に記載の分泌物成分測定装置であって、
前記第一流路が、3本以上の直線状流路を有し、
隣り合った前記直線状流路の延伸方向が、互いに異なる、
分泌物成分測定装置。
【請求項7】
請求項1に記載の分泌物成分測定装置であって、
前記第二流路が分岐している、
分泌物成分測定装置。
【請求項8】
請求項1に記載の分泌物成分測定装置であって、
前記第一流路の真上とは別の部位に前記第二流路が配置されている、
分泌物成分測定装置。
【請求項9】
請求項1に記載の分泌物成分測定装置であって、
前記第一流路が、前記第一流出口に接続された直線状の第一流出口側流路を有し、
前記第二流路が、前記第二流入口に接続された直線状の第二流入口側流路を有し、
前記第一流出口側流路の真上に第二流入口側流路が配置されている、
分泌物成分測定装置。
【請求項10】
請求項9に記載の分泌物成分測定装置であって、
前記第一流路が、前記第一流入口に接続された第一流入口側流路を有し、
前記第二流路が、前記第二流出口に接続された第二流出口側流路を有し、
前記第一流入口側流路と前記第二流出口側流路とが、前記第二流入口側流路の延伸方向に関して、互いに反対側に配置されている、
分泌物成分測定装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、生体からの分泌物(特に、汗)における物質の量の評価に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、汗における物質(例えば、乳酸)の量を測定する技術が知られている。
【0003】
例えば、人体の皮膚に貼り付けて、汗を吸収し、吸収された汗における物質をセンサにより測定する技術が知られている(例えば、特許文献1および特許文献2(例えば、wicking layer 500)を参照)。
【0004】
しかし、このような従来技術によれば、汗を吸収した層に汗が吸収されたままとなる。よって、測定対象たる汗が発汗するよりも前に発汗した汗が、汗を吸収した層に残ってしまい、汗における物質の量の測定を不正確なものとしてしまう。
【0005】
また、人体の皮膚に貼り付けて、汗を流路により回収し、回収された汗における物質をセンサにより測定する技術も知られている(例えば、特許文献3および非特許文献1を参照)。
【0006】
しかし、このような従来技術によれば、発汗量が少ない場合、汗がセンサに到達する前に蒸発してしまい、汗における物質の量の測定が不正確なものとなってしまう。
【0007】
そこで、リン酸緩衝生理食塩水を皮膚表面に流して、センサに導き、汗における物質をセンサにより測定する技術(以下、「フロー式測定」という)が知られている(例えば、非特許文献2を参照)。フロー式測定によれば、汗を吸収した層に汗が残る問題も生じない。しかも、フロー式測定によれば、たとえ発汗量が少なくても、リン酸緩衝生理食塩水により、汗をセンサに到達させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特許第6954301号公報
米国特許出願公開第2019/0307372号明細書
中国特許出願公開第113125537号明細書
Jonghyun Son et.al.,"Cactus-Spine-Inspired Sweat-CollectingPatch for Fast and Continuous Monitoring of Sweat", Advanced Materials,2021, 2102740, p.1-9
榎本圭吾,外2名,“運動負荷の評価を目的とした皮膚表面における乳酸分泌量のリアルタイム計測システム”,電気学会論文誌E(センサ・マイクロマシン部門誌),2017年,第137巻,第12号,p.450-454
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、上記のようなフロー式測定によれば、皮膚表面に流すリン酸緩衝生理食塩水の流路と、汗を含有したリン酸緩衝生理食塩水をセンサに導くための流路とをチューブにより接続する必要がある。
【0010】
このため、汗を含有したリン酸緩衝生理食塩水がセンサに到達するまでにかかる時間が、チューブの長さに応じて、長くなってしまう。
(【0011】以降は省略されています)
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