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公開番号
2025033958
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023140035
出願日
2023-08-30
発明の名称
治療支援装置、プログラムおよび治療支援方法
出願人
国立大学法人 大分大学
,
公立大学法人名古屋市立大学
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
G16H
20/10 20180101AFI20250306BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】薬物治療の効果を従来よりも高める。
【解決手段】治療支援装置(16)は、患者の生体情報と、患者に処方された薬の実際の服用量と、を含む患者情報を取得することにより、薬の服用量の調整内容を決定する決定部(161)と、患者側表示部(12)に決定部(161)の決定結果を表示させる患者側表示制御部(162)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
患者の生体情報と、前記患者に処方された薬の実際の服用量と、を含む患者情報を取得することにより、前記薬の服用量の調整内容を決定する決定部と、
前記患者が使用する端末の表示部である患者側表示部に、前記決定部の決定結果を表示させる表示制御部と、を備えた、治療支援装置。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記表示制御部は、
前記患者側表示部に、前記実際の服用量と、前記患者に設定された前記薬の目標服用量と、をさらに表示させ、
前記実際の服用量が前記目標服用量に達しているか否かに応じて、前記患者側表示部における前記実際の服用量の表示態様を異ならせる、請求項1に記載の治療支援装置。
【請求項3】
前記表示制御部は、医師が使用する端末の表示部である医師側表示部にも、前記決定結果を表示させる、請求項1に記載の治療支援装置。
【請求項4】
前記表示制御部は、前記生体情報を前記患者側表示部および前記医師側表示部の双方に表示させる、請求項3に記載の治療支援装置。
【請求項5】
前記表示制御部は、前記決定結果を、前記患者への提示に適した内容に変換して前記患者側表示部に表示させる、請求項1に記載の治療支援装置。
【請求項6】
前記生体情報は、前記患者の血液情報を含んでいる、請求項1に記載の治療支援装置。
【請求項7】
前記患者情報は、前記患者の患者報告アウトカムをさらに含んでいる、請求項1に記載の治療支援装置。
【請求項8】
請求項1に記載の治療支援装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、前記決定部および前記表示制御部としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
【請求項9】
患者の生体情報と、前記患者に処方された薬の実際の服用量と、を含む患者情報を取得することにより、前記薬の服用量の調整内容を決定する決定ステップと、
前記患者が使用する端末の表示部である患者側表示部に、前記決定ステップでの決定結果を表示させる表示制御ステップと、を含む、治療支援方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、薬物治療に用いられる治療支援装置、プログラムおよび治療支援方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、治療支援、特に薬物治療の支援のために様々な技術が研究開発されている。例えば、特許文献1には、治療指針と、患者の生体情報および投薬情報を含む患者情報と、に基づいて現在の治療方針の適切性を判定し、判定結果に応じた推奨治療情報を生成し出力する技術が開示されている。推奨治療情報は、患者に対して行うことが推奨される措置を示す情報である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-10391号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示された技術は、薬の種類・組み合わせの変更、投薬以外の措置、治療方針の変更等を示す推奨治療情報を生成し出力する場合がある。このような場合、診察時に患者が医師から推奨治療情報の説明を受けたとしても患者の内容理解が進まないといった事態が生じ、推奨治療情報に基づく治療を受けることに対する患者の納得感が得られ難くなる。そのため、推奨治療情報に基づく治療を受けることに対する患者の姿勢が消極的なものになり、ひいては推奨治療情報に基づく治療の効果が低減するという問題がある。
【0005】
本発明の一態様は、前記の問題点に鑑みてなされたものであり、特に薬物治療の効果を従来よりも高めることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る治療支援装置は、患者の生体情報と、前記患者に処方された薬の実際の服用量と、を含む患者情報を取得することにより、前記薬の服用量の調整内容を決定する決定部と、前記患者が使用する端末の表示部である患者側表示部に、前記決定部の決定結果を表示させる表示制御部と、を備える。
【0007】
前記構成によれば、患者側表示部に薬の服用量の調整内容が表示されることから、患者が医師の診察を受ける前であっても、患者側表示部を視認するだけで服用量をどのように調整すればよいかを手軽に把握できる。これにより、薬の服用に対する患者の心理的ハードルが低くなる。また、服用量の調整内容に関する診察を受けて医師と意思疎通を図るよう、患者を動機付けることが容易になる。そのため、患者の薬物治療を受ける姿勢を積極的なものに改善させることができ、ひいては薬物治療の効果を従来よりも高めることができる。
【0008】
本発明の一態様に係る治療支援装置は、前記表示制御部は、前記患者側表示部に、前記実際の服用量と、前記患者に設定された前記薬の目標服用量と、をさらに表示させ、前記実際の服用量が前記目標服用量に達しているか否かに応じて、前記患者側表示部における前記実際の服用量の表示態様を異ならせてもよい。
【0009】
前記構成によれば、患者側表示部に、目標服用量に達しているか否かで異なった表示態様となる実際の服用量と、目標服用量と、が表示される。これにより、患者側表示部を視認するだけで、服用量の調整内容の前提となる服用量の調整要否を手軽に把握できる。そのため、服用量の調整内容に関する診察を受けるように患者を動機付けることが更に容易になる。
【0010】
本発明の一態様に係る治療支援装置は、前記表示制御部は、医師が使用する端末の表示部である医師側表示部にも、前記決定結果を表示させてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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