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公開番号
2025033389
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023139086
出願日
2023-08-29
発明の名称
手装着型舌運動計測デバイスおよび指装着部
出願人
住友ベークライト株式会社
,
学校法人常翔学園
代理人
個人
主分類
A61B
5/11 20060101AFI20250306BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】計測安定性に優れた手装着型舌運動計測デバイスを提供する。
【解決手段】本発明の手装着型舌運動計測デバイスは、手装着型舌運動計測デバイスは、圧力センサを用いて被験者の舌運動を計測する手装着型舌運動計測デバイスであって、計測者の手の甲に装着可能な甲装着部と、計測者の手の指に装着可能な指装着部と、を備え、かかる指装着部は、絶縁性シリコーンゴムで構成された筒部と、筒部の外部表面または内部表面の少なくとも一方の設置面に設けられた複数の圧力センサと、設置面と反対側において、複数の圧力センサの表面の少なくとも一部を覆うように設けられた圧力伝達部と、を備えるものである。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
圧力センサを用いて被験者の舌運動を計測する手装着型舌運動計測デバイスであって、
当該手装着型舌運動計測デバイスが、
計測者の手の甲に装着可能な甲装着部と、
計測者の手の指に装着可能な指装着部と、を備え、
前記指装着部が、
絶縁性シリコーンゴムで構成された筒部と、
前記筒部の外部表面または内部表面の少なくとも一方の設置面に設けられた複数の圧力センサと、
前記設置面と反対側において、前記複数の圧力センサの表面を覆うように設けられた圧力伝達部と、を備える、
手装着型舌運動計測デバイス。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の手装着型舌運動計測デバイスであって、
前記圧力伝達部のヤング率が0.1GPa以上10GPa以下である、手装着型舌運動計測デバイス。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の手装着型舌運動計測デバイスであって、
前記圧力伝達部のロックウェル硬度が、80以上120以下である、手装着型舌運動計測デバイス。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の手装着型舌運動計測デバイスであって、
前記複数の圧力センサの表面を覆う側における前記圧力伝達部の表面積が、0.15mm
2
以上400mm
2
以下である、手装着型舌運動計測デバイス。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の手装着型舌運動計測デバイスであって、
前記圧力伝達部が、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、シクロオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂からなる群から選ばれる一または二以上を含む、手装着型舌運動計測デバイス。
【請求項6】
請求項1又は2に記載の手装着型舌運動計測デバイスであって、
前記複数の圧力センサの表面と前記圧力伝達部との間に空隙空間が設けられており、
前記筒部および前記複数の圧力センサの積層方向における断面の一つにおいて、当該積層方向から受ける前記被験者の舌圧が増大すると、前記空隙空間の厚みが小さくなるように構成される、手装着型舌運動計測デバイス。
【請求項7】
請求項6に記載の手装着型舌運動計測デバイスであって、
前記積層方向における断面の一つにおいて、前記複数の圧力センサの少なくとも一つの表面と前記圧力伝達部の一部とが接する間に、前記圧力伝達部の他の一部が前記筒部の前記設置面の周囲における表面を凹ませた状態となる、手装着型舌運動計測デバイス。
【請求項8】
請求項1又は2に記載の手装着型舌運動計測デバイスであって、
前記圧力伝達部は、前記複数の圧力センサの表面を覆う側における表面が湾曲面で構成される、手装着型舌運動計測デバイス。
【請求項9】
請求項1又は2に記載の手装着型舌運動計測デバイスであって、
前記指装着部が、前記筒部に設けられており、前記複数の圧力センサの個々に対して電気的に接続する伸縮性配線を備える、手装着型舌運動計測デバイス。
【請求項10】
請求項1又は2に記載の手装着型舌運動計測デバイスであって、
前記甲装着部と前記指装着部の前記筒部とが、絶縁性シリコーンゴムにより構成されており、互いに一体化した構造、または互いに分離可能な構造を有する、手装着型舌運動計測デバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、手装着型舌運動計測デバイスおよび指装着部に関する。
続きを表示(約 3,100 文字)
【背景技術】
【0002】
舌運動計測デバイスについて様々な開発がなされてきた。この種の技術として、例えば、特許文献1に記載の技術が知られている。特許文献1の請求項2、段落0010および図1等には、乳児の舌の動作を検知するセンサと、授乳状態を示す信号である授乳表示信号を生成して出力する授乳検出出力部と、センサと授乳検出出力部とを電気的に接続する金属製のリード線と、を備える授乳観測装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-340777号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、本発明者が検討した結果、上記特許文献1に記載の授乳観測装置において、計測安定性の点で改善の余地があることが判明した。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者はさらに検討したところ、手装着型舌運動計測デバイスにおいて、シリコーンゴムで構成された筒部に配置された圧力センサの表面の覆うように圧力伝達部を設置することにより被験者の舌圧力をより安定的に測定可能となることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】
本発明の一態様によれば、以下の手装着型舌運動計測デバイスおよび指装着部が提供される。
1. 圧力センサを用いて被験者の舌運動を計測する手装着型舌運動計測デバイスであって、
当該手装着型舌運動計測デバイスが、
計測者の手の甲に装着可能な甲装着部と、
計測者の手の指に装着可能な指装着部と、を備え、
前記指装着部が、
絶縁性シリコーンゴムで構成された筒部と、
前記筒部の外部表面または内部表面の少なくとも一方の設置面に設けられた複数の圧力センサと、
前記設置面と反対側において、前記複数の圧力センサの表面を覆うように設けられた圧力伝達部と、を備える、
手装着型舌運動計測デバイス。
2. 1.に記載の手装着型舌運動計測デバイスであって、
前記圧力伝達部のヤング率が0.1GPa以上10GPa以下である、手装着型舌運動計測デバイス。
3. 1.又は2.に記載の手装着型舌運動計測デバイスであって、
前記圧力伝達部のロックウェル硬度が、80以上120以下である、手装着型舌運動計測デバイス。
4. 1.~3.のいずれか一つに記載の手装着型舌運動計測デバイスであって、
前記複数の圧力センサの表面を覆う側における前記圧力伝達部の表面積が、0.15mm
2
以上400mm
2
以下である、手装着型舌運動計測デバイス。
5. 1.~4.のいずれか一つに記載の手装着型舌運動計測デバイスであって、
前記圧力伝達部が、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、シクロオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂からなる群から選ばれる一または二以上を含む、手装着型舌運動計測デバイス。
6. 1.~5.のいずれか一つに記載の手装着型舌運動計測デバイスであって、
前記複数の圧力センサの表面と前記圧力伝達部との間に空隙空間が設けられており、
前記筒部および前記複数の圧力センサの積層方向における断面の一つにおいて、当該積層方向から受ける前記被験者の舌圧が増大すると、前記空隙空間の厚みが小さくなるように構成される、手装着型舌運動計測デバイス。
7. 6.に記載の手装着型舌運動計測デバイスであって、
前記積層方向における断面の一つにおいて、前記複数の圧力センサの少なくとも一つの表面と前記圧力伝達部の一部とが接する間に、前記圧力伝達部の他の一部が前記筒部の前記設置面の周囲における表面を凹ませた状態となる、手装着型舌運動計測デバイス。
8. 1.~7.のいずれか一つに記載の手装着型舌運動計測デバイスであって、
前記圧力伝達部は、前記複数の圧力センサの表面を覆う側における表面が湾曲面で構成される、手装着型舌運動計測デバイス。
9. 1.~8.のいずれか一つに記載の手装着型舌運動計測デバイスであって、
前記指装着部が、前記筒部に設けられており、前記複数の圧力センサの個々に対して電気的に接続する伸縮性配線を備える、手装着型舌運動計測デバイス。
10. 1.~9.のいずれか一つに記載の手装着型舌運動計測デバイスであって、
前記甲装着部と前記指装着部の前記筒部とが、絶縁性シリコーンゴムにより構成されており、互いに一体化した構造、または互いに分離可能な構造を有する、手装着型舌運動計測デバイス。11. 1.~10.のいずれか一つに記載の手装着型舌運動計測デバイスであって、
前記甲装着部が、
前記複数の圧力センサと電気的に接続された回路基板と、
回路基板に電気的に接続されており、外部装置と接続可能な接続コネクタと、を備える、手装着型舌運動計測デバイス。
12. 11.に記載の手装着型舌運動計測デバイスであって、
前記甲装着部が、前記回路基板および前記接続コネクタの少なくとも一部を覆う外装フレームを備える、手装着型舌運動計測デバイス。
13. 12.に記載の手装着型舌運動計測デバイスであって、
前記甲装着部の前記外装フレームが、エラストマーで構成される、手装着型舌運動計測デバイス。
14. 圧力センサを用いて被験者の舌運動を計測する手装着型舌運動計測デバイスに用いるための、指装着部であって、
絶縁性シリコーンゴムで構成された筒部と、
前記筒部の外部表面または内部表面の少なくとも一方の設置面に設けられた複数の圧力センサと、
前記設置面と反対側において、前記複数の圧力センサの表面の少なくとも一部を覆うように設けられた圧力伝達部と、を備える、
指装着部。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、計測安定性に優れた手装着型舌運動計測デバイス、およびそれに用いる指装着部が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
手装着型手装着型舌運動計測デバイスの構成の一例を模式的に示す上面図である。
図1のα領域の拡大図である。
図2のI-I矢視における断面図である。
手装着型舌運動計測デバイスの変形例を模式的に示す断面図である。
手装着型舌運動計測デバイスの変形例を模式的に示す断面図である。
舌運動情報処理装置の機能ブロックの一例を示す図である。
舌運動モニタリングシステムのシステム構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。また、図は概略図であり、実際の寸法比率とは一致していない。
【0010】
本実施形態の手装着型舌運動計測デバイスの概要を説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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