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公開番号
2025031310
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023137450
出願日
2023-08-25
発明の名称
減速支援装置、減速支援方法及び減速支援プログラム
出願人
トヨタ自動車株式会社
,
株式会社デンソー
代理人
弁理士法人プロスペック特許事務所
主分類
B60W
30/045 20120101AFI20250228BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両がカーブ路を走行しているときに減速制御が実行されることに起因して車両の操作者に違和感を抱かせてしまうことを抑制することができる減速支援装置を提供する。
【解決手段】減速支援装置10は、車両100がカーブ路を走行しているときの車両の車速の目標値として設定される目標車速よりも車両の車速が大きい場合、車両を減速させる減速制御を実行する。減速支援装置は、車両がカーブ路を走行しているときに車両の減速度の減少が検出されたとの所定の条件が成立した場合、目標車速を所定値だけ大きくし又は車両の車速が目標車速よりも大きい場合でも減速制御を実行しないように構成されている。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両がカーブ路を走行しているときの該車両の車速の目標値として設定される目標車速よりも前記車両の車速が大きい場合、前記車両を減速させる減速制御を実行する制御装置を備えた減速支援装置において、
前記制御装置は、前記車両が前記カーブ路を走行しているときに前記車両の減速度の減少が検出されたとの所定の条件が成立した場合、前記目標車速を所定値だけ大きくし又は前記車両の車速が前記目標車速よりも大きい場合でも前記減速制御を実行しないように構成されている、
減速支援装置。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の減速支援装置において、
前記所定の条件は、前記車両の減速度の減少が検出された時点の当該減速度が所定減速度以上であるとの条件を含んでいる、
減速支援装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の減速支援装置において、
前記所定の条件は、前記車両が前記カーブ路に進入した時点で前記車両の減速度の減少が検出されたとの条件を含んでいる、
減速支援装置。
【請求項4】
車両がカーブ路を走行しているときの該車両の車速の目標値として設定される目標車速よりも前記車両の車速が大きい場合、前記車両を減速させる減速制御を実行する減速支援方法において、
前記車両が前記カーブ路を走行しているときに前記車両の減速度の減少が検出されたとの所定の条件が成立した場合、前記目標車速を所定値だけ大きくし又は前記車両の車速が前記目標車速よりも大きい場合でも前記減速制御を実行しないようにするステップを具備する、
減速支援方法。
【請求項5】
車両がカーブ路を走行しているときの該車両の車速の目標値として設定される目標車速よりも前記車両の車速が大きい場合、前記車両を減速させる減速制御を実行する減速支援プログラムにおいて、
前記車両が前記カーブ路を走行しているときに前記車両の減速度の減少が検出されたとの所定の条件が成立した場合、前記目標車速を所定値だけ大きくし又は前記車両の車速が前記目標車速よりも大きい場合でも前記減速制御を実行しないように構成されている、
減速支援プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、減速支援装置、減速支援方法及び減速支援プログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
車両がカーブ路を走行しているときに当該車両の加減速度を自動で制御することによりカーブ路における車両の円滑な走行を達成するようにしている運転支援装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-189199号公報
【発明の概要】
【0004】
ところで、車両がカーブ路を走行しているときに車両の操作者がブレーキペダルを解放中で且つその時点の車両の減速度が残っている場合、車両の操作者が車両の車速が十分に低下していると判断していることから、減速制御による車両の減速を必要としない可能性が高い。このときに減速制御が実行されてしまうと、車両の操作者に違和感を抱かせてしまう可能性がある。
【0005】
本発明の目的は、車両がカーブ路を走行しているときに減速制御が実行されることに起因して車両の操作者に違和感を抱かせてしまうことを抑制することができる減速支援装置、減速支援方法及び減速支援プログラムを提供することにある。
【0006】
本発明に係る減速支援装置は、車両がカーブ路を走行しているときの該車両の車速の目標値として設定される目標車速よりも前記車両の車速が大きい場合、前記車両を減速させる減速制御を実行する制御装置を備えている。そして、前記制御装置は、前記車両が前記カーブ路を走行しているときに前記車両の減速度の減少が検出されたとの所定の条件が成立した場合、前記目標車速を所定値だけ大きくし又は前記車両の車速が前記目標車速よりも大きい場合でも前記減速制御を実行しないように構成されている。
減速支援装置。
【0007】
先に述べたように、車両がカーブ路を走行しているときに車両の操作者がブレーキペダルを解放中で且つその時点の車両の減速度が残っている場合、車両の操作者が車両の車速が十分に低下していると判断していることから、減速制御による車両の減速を必要としない可能性が高い。このときに減速制御が実行されてしまうと、車両の操作者に違和感を抱かせてしまう可能性がある。
【0008】
本発明に係る減速支援装置によれば、車両がカーブ路を走行しているときに車両の減速度の減少が検出されたとの所定の条件が成立し、車両の操作者が車両の車速が十分に低下したと判断していることから、減速制御による車両の減速を必要としない可能性が高い場合、目標車速が所定値だけ大きくされ又は車両の車速が目標車速よりも大きい場合でも減速制御が実行されない。このため、車両がカーブ路を走行しているときに減速制御が実行されることに起因して車両の操作者に違和感を抱かせてしまうことを抑制することができる。
【0009】
尚、本発明に係る減速支援装置において、前記所定の条件は、前記車両の減速度の減少が検出された時点の当該減速度が所定減速度以上であるとの条件を含んでいてもよい。
【0010】
これによれば、車両の減速度が大きく、その結果、車両の前輪に十分な荷重がかかっている可能性が高い場合に目標車速が大きくされる。このため、車両がカーブ路を走行しているときに減速制御が実行されることに起因して車両の操作者に違和感を抱かせてしまうことをより適切に抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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