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公開番号
2025031155
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023137182
出願日
2023-08-25
発明の名称
リチウムイオン二次電池の電極の製造装置
出願人
三洋化成工業株式会社
,
新東工業株式会社
代理人
個人
主分類
H01M
4/139 20100101AFI20250228BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電極製造時において電極組成物層以外の箇所に電極組成物の一部が付着した場合に、当該付着物を迅速且つ確実に除去し、付着物によるその後の諸工程に与える悪影響を大幅に低減する。
【解決手段】本発明の一実施形態に係るリチウムイオン二次電池の電極の製造装置は、不要な電極組成物を除去する除去機構40を備えており、除去機構40は、基材100上における電極組成物の供給部位以外の部位に飛散した電極組成物を掻き取る第1機構と、掻き取られた電極組成物を除去する第2機構と、電極組成物を払って移動させる第3機構と、を備え、第1機構と第2機構とが一体化した構成とされている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
基材上の所定部位に、電極活物質を含む電極組成物を供給する粉体フィーダと、
前記基材上の前記所定部位以外の部位に飛散した前記電極組成物を掻き取る第1機構と、
掻き取られた前記電極組成物を除去する第2機構と、
を備える、
リチウムイオン二次電池の電極の製造装置。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記第2機構は、前記電極組成物を吸引する吸引ノズルを有する、
請求項1に記載のリチウムイオン二次電池の電極の製造装置。
【請求項3】
前記第1機構は、前記吸引ノズルの先端における周縁の一部に設けられた柔軟な突起部である、
請求項2に記載のリチウムイオン二次電池の電極の製造装置。
【請求項4】
前記突起部は、前方へ向かうほど厚みが漸減する形状を有する、
請求項3に記載のリチウムイオン二次電池の電極の製造装置。
【請求項5】
前記電極組成物を払って移動させる第3機構を有する、
請求項1~4のいずれか1項に記載のリチウムイオン二次電池の電極の製造装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、リチウムイオン二次電池の電極の製造装置に関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近時では、高容量で小型軽量な電池として、リチウムイオン二次電池が注目されている。一般的なリチウムイオン電池は、例えば特許文献1のように、正極集電体、正極活物質層、セパレータ、負極集電体、及び負極活物質層が積層された単電池を複数重ねて組電池とされた状態で、電池外装材により封止されて構成されている。リチウムイオン二次電池では、正極集電体及び正極活物質層により正電極が、負極集電体及び負極活物質層により負電極がそれぞれ構成され、電極とされている。
【0003】
リチウムイオン二次電池の電極を製造するには、例えば特許文献1のように、シート状の基材上に電極組成物層の形成予定領域を開口するマスクを配置し、開口内を含むマスク上に電極組成物を塗工し、マスク及びその上の不要な電極組成物を除去して、基材上の形成予定領域のみに電極組成物を残して電極組成物層を形成する方法が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-027043号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
リチウムイオン二次電池の電極を製造する際には、マスクと共にその上の電極組成物を除去するときに当該電極組成物の一部が脱落し、電極組成物層の周囲等に落下して付着することがある。更に、電極組成物層の落下物の一部が落下の衝撃で飛散して搬送治具等に付着することもある。このような付着物が残存すれば、電極組成物の塗工範囲の画定不良が生じたり、以降の諸工程においてコンタミネーションが発生したりするという問題がある。
【0006】
本発明は、電極製造時に電極組成物層の周囲等に電極組成物の一部が付着した場合に、当該付着物を迅速且つ確実に除去することができる、リチウムイオン二次電池の電極の製造装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、上記のような知見に基づいて鋭意検討を重ねた結果、以下に示す発明の態様に想到した。
基材上の所定部位に、電極活物質を含む電極組成物を供給する粉体フィーダと、
前記基材上の前記所定部位以外の部位に飛散した前記電極組成物を掻き取る第1機構と、
掻き取られた前記電極組成物を除去する第2機構と、
を備える、
リチウムイオン二次電池の電極の製造装置。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係るリチウムイオン二次電池の電極の製造装置によれば、電極製造時に電極組成物層の周囲等に電極組成物の一部が付着した場合に、当該付着物を迅速且つ確実に除去することができ、付着物が残存することによる悪影響を大幅に低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る二次電池モジュールを示す概略断面図である。
本実施形態によるリチウムイオン二次電池の電極の製造方法を工程順に示すフロー図である。
第1例の吸引ノズルを示す斜視図である。
第1例の吸引ノズルを示す斜視図である。
第1例の吸引ノズルを示す斜視図である。
第2例の吸引ノズルを示す斜視図である。
第2例の吸引ノズルを示す斜視図である。
第2例の吸引ノズルを示す側面図である。
第2例の吸引ノズルを示す正面図である。
本実施形態によるリチウムイオン二次電池の電極の製造方法を工程順に示すフロー図である。
本実施形態によるリチウムイオン二次電池の電極の製造方法における枠部材配置工程の一例を示す模式図である。
本実施形態によるリチウムイオン二次電池の電極の製造方法におけるマスキング工程で用いるマスク層の一例を示す模式図である。
本実施形態によるリチウムイオン二次電池の電極の製造方法におけるマスキング工程の一例を示す模式図である。
本実施形態によるリチウムイオン二次電池の電極の製造方法におけるマスキング工程で用いるマスク層の他の例を示す模式図である。
本実施形態によるリチウムイオン二次電池の電極の製造方法における供給工程の一例を示す模式図である。
第2例で説明した吸引ノズル及び突起部を用いて電極組成物を除去する一例を示す側面図である。
本実施形態によるリチウムイオン二次電池の電極の製造方法におけるマスク除去工程の一例を示す模式図である。
本実施形態によるリチウムイオン二次電池の電極の製造方法における加圧工程の一例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明によるリチウムイオン二次電池の電極の製造方法の具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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