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公開番号2025030547
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023135934
出願日2023-08-23
発明の名称凝集粒子及び凝集粒子を含む、組成物、塗料及び化粧料
出願人デンカ株式会社
代理人園田・小林弁理士法人
主分類C01B 21/064 20060101AFI20250228BHJP(無機化学)
要約【課題】新規な特性を備える、球状窒化ホウ素の一次粒子を含む凝集粒子及び凝集粒子を含む、組成物、塗料及び化粧料を提供することを提供する。
【解決手段】球状窒化ホウ素の一次粒子を含む凝集粒子であって、
凝集粒子のホモジナイザー処理をせずにレーザー回折散乱法にて評価した体積基準累積径(D50)が1~50μmであり、且つ凝集粒子の平均円形度が0.6~0.9である、凝集粒子とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
球状窒化ホウ素の一次粒子を含む凝集粒子であって、
前記凝集粒子のホモジナイザー処理をせずにレーザー回折散乱法にて評価した体積基準累積径(D50)が1~50μmであり、且つ凝集粒子の平均円形度が0.6~0.9である、凝集粒子。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記凝集粒子のホモジナイザー処理をせずにレーザー回折散乱法にて評価した体積基準累積径(D10)が1~11μmである、請求項1に記載の凝集粒子。
【請求項3】
前記凝集粒子のホモジナイザー処理をせずにレーザー回折散乱法にて評価した体積基準累積径(D90)が15~200μmである、請求項1又は2に記載の凝集粒子。
【請求項4】
前記凝集粒子は前記一次粒子同士が付着している、請求項1又は2に記載の凝集粒子。
【請求項5】
ナノインテンダーにて、負荷速度0.0015~0.015mN/secで前記凝集粒子を圧縮した際に、前記凝集粒子の変形率が70%のときの圧縮荷重が、0.03~0.3mNである、請求項1又は2に記載の凝集粒子。
【請求項6】
ナノインテンダーにて、負荷速度0.0015~0.015mN/secで前記凝集粒子を圧縮した際に、前記凝集粒子の変形率が90%のときの圧縮荷重が0.2~2.0mNである、請求項1又は2に記載の凝集粒子。
【請求項7】
請求項1又は2に記載の凝集粒子を含む、組成物。
【請求項8】
請求項1又は2に記載の凝集粒子を含む、塗料。
【請求項9】
請求項1又は2に記載の凝集粒子を含む、化粧料。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、凝集粒子及び凝集粒子を含む、組成物、塗料及び化粧料に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
窒化ホウ素は、潤滑性、高熱伝導性、及び絶縁性等を有しており、固体潤滑剤、溶融ガスやアルミニウムなどの離形剤、及び放熱材料用充填材等に幅広く利用されている。
窒化ホウ素の特徴である潤滑性や高熱伝導性を生かした窒化ホウ素粒子として、特許文献1には、径/厚さ比(アスペクト比)の小さい鱗片形状の窒化ホウ素微粒子であって、サブミクロンサイズであり、かつ高純度及び高結晶性の窒化ホウ素微粒子が記載されている。また、特許文献2には、球形度の高いサブミクロンの球状窒化ホウ素微粒子が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2015/122378号
国際公開第2015/122379号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、新規な特性を備える、窒化ホウ素の一次粒子の凝集粒子及び前記凝集粒子を含む、組成物、塗料及び化粧料を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、以下の態様を包含する。
[第1の実施形態]球状窒化ホウ素の一次粒子を含む凝集粒子であって、凝集粒子のホモジナイザー処理をせずにレーザー回折散乱法にて評価した体積基準累積径(D50)が1~50μmであり、且つ凝集粒子の平均円形度が0.6~0.90である、凝集粒子。
[第2の実施形態]上記凝集粒子を含む、組成物、塗料及び化粧料。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、新規な特性を備える窒化ホウ素の一次粒子の凝集粒子及び前記凝集粒子を含む、組成物、塗料及び化粧料を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1の実施形態に係る凝集粒子に包含される粒子の一例を示す電子顕微鏡写真である。
実施例12に係る凝集粒子のナノインデンターでの圧縮開始前の光学顕微鏡写真である。
実施例12に係る凝集粒子のナノインデンターでの圧縮中の光学顕微鏡写真である。
実施例12に係る凝集粒子のナノインデンターでの圧縮後の光学顕微鏡写真である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の一実施形態について詳細に説明するが、本開示の範囲はここで説明する一実施形態に限定されるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更ができる。本明細書に開示された各々の態様は、本明細書に開示された他のいかなる特徴とも組み合わせることができる。また、特定のパラメータについて、複数の上限値及び下限値が記載されている場合、これらの上限値及び下限値の内、任意の上限値と下限値とを組合せて好適な数値範囲とすることができる。また、本開示に記載されている数値範囲の下限値及び/又は上限値は、その数値範囲内の数値であって、実施例で示されている数値に置き換えてもよい。数値範囲を示す「X~Y」との表現は、「X以上Y以下」であることを意味している。一実施形態について記載した特定の説明が他の実施形態についても当てはまる場合には、他の実施形態においてはその説明を省略している場合がある。
各実施形態における各構成及びそれらの組み合わせ等は、一例であって、本開示の主旨から逸脱しない範囲内で、適宜、構成の付加、省略、置換、及びその他の変更が可能である。本開示は、実施形態によって限定されることはない。
本明細書に開示された各々の態様は、本明細書に開示された他のいかなる特徴とも組み合わせることができる。
【0009】
[凝集粒子]
本開示における第1の実施形態は、球状窒化ホウ素の一次粒子を含む凝集粒子であって、
前記凝集粒子のホモジナイザー処理をせずにレーザー回折散乱法にて評価した体積基準累積径(D50)が1~50μmであり、且つ凝集粒子の平均円形度が0.6~0.9である。球状窒化ホウ素の一次粒子を含むことにより、粒子同士の接触面積が小さくなり易いため、溶媒や樹脂等中で伸び広がり易いという新規な特性を有する。また、所定の平均粒径(D50)及び平均円形度を有することにより、凝集粒子として適度な粒径を有しかつ丸みを帯びるため、溶媒や樹脂等と混合された際に分散性が高く、さらに溶媒や樹脂等中では、凝集粒子が解れながら伸び広がる特性が発現しやすい。
凝集粒子が球状窒化ホウ素の一次粒子を含むかどうかは、例えば、図1に示すように、凝集粒子を電子顕微鏡などで観察した際に、凝集粒子に含まれる一次粒子が球状であるかどうかにより判断できる。また「球状」とは、個々の一次粒子の形状が、円形状又は丸みを帯びた粒形状に観察されることを意味する。
本明細書において、「一次粒子」とは、粒子の最小単位であり、これ以上細かく分けることができないと認識される粒子間の境界をもつ固体粒子を意味し、2~10個程度の複数の一次粒子同士が化学的に結合した形態の粒子も一次粒子に含まれる。
第1の実施形態に係る球状窒化ホウ素の一次粒子を含む凝集粒子は、上記したように、溶媒や樹脂等と混合された際に分散性が高く、さらに溶媒や樹脂中では、凝集粒子が解れながら伸び広がる特性が発現しやすいので、各種化学製品、例えば、化粧料、窒化ホウ素成形原料などへの応用が期待できる。
【0010】
<一次粒子の平均粒径>
一実施形態において、凝集粒子に含まれる球状窒化ホウ素の一次粒子の平均粒径(体積基準累積径(D50))は、0.01~1μmが好ましく、0.1~0.8μmがより好ましく、0.1~0.6μmがさらにより好ましい。平均粒径が前記範囲内の一次粒子を含むことにより、溶媒や樹脂中でより伸び広がり易い凝集粒子となりやすい。なお、球状窒化ホウ素の一次粒子の平均粒径は、例えば、レーザー回折/散乱式粒度分布測定装置(例えば、マイクロトラック・ベル社製、製品名「SYNC」)を用いて測定することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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