TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025030185
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023135246
出願日2023-08-23
発明の名称空調システム、情報処理装置、及び換気制御方法
出願人ダイキン工業株式会社
代理人個人,個人
主分類F24F 11/77 20180101AFI20250228BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】複数の換気装置を含む空調システムにおいて、より少ない数のセンサを用いて、換気対象となる空間のセンサ値が所定値を超えないように、複数の換気装置の換気量を制御できるようにする。
【解決手段】空調システムは、複数の換気装置と、前記複数の換気装置を制御する制御部とを含む空調システムであって、前記制御部は、前記複数の換気装置の換気対象となる空間に対応するセンサのセンサ値を取得し、前記センサ値に基づいて、前記複数の換気装置のうち、他の換気装置より前記センサに近い第1の換気装置の第1の換気量より、前記第1の換気装置より前記センサから離れた第2の換気装置の第2の換気量を大きく設定する。
【選択図】図14
特許請求の範囲【請求項1】
複数の換気装置と、前記複数の換気装置を制御する制御部とを含む空調システムであって、
前記制御部は、
前記複数の換気装置の換気対象となる空間に対応するセンサのセンサ値を取得し、
前記センサ値に基づいて、前記複数の換気装置のうち、他の換気装置より前記センサに近い第1の換気装置の第1の換気量より、前記第1の換気装置より前記センサから離れた第2の換気装置の第2の換気量を大きく設定する、
空調システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記空調システムは、複数の前記第2の換気装置を含み、
前記制御部は、複数の前記第2の換気装置を同じ換気量に設定する、
請求項1に記載の空調システム。
【請求項3】
前記空調システムは、前記第2の換気装置より前記センサから離れた第3の換気装置を含み、
前記制御部は、前記第2の換気量より、前記第3の換気装置の第3の換気量を大きく設定する、
請求項1に記載の空調システム。
【請求項4】
前記空調システムは、複数の前記センサを含み、
前記制御部は、
前記センサの各々に対応する前記換気装置のグループを管理し、
前記グループごとに、前記第1の換気装置、及び前記第2の換気装置を管理する、
請求項1に記載の空調システム。
【請求項5】
前記センサは、前記換気対象となる空間の二酸化炭素濃度を検知するCO2センサを含む、請求項1に記載の空調システム。
【請求項6】
前記制御部は、前記センサ値の現在値と、前記センサ値の時間変化とに基づいて、前記複数の換気装置の換気量を調整する、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の空調システム。
【請求項7】
前記制御部は、
前記センサ値の現在値と、所定の前記センサ値である所定値または前記センサ値の現在値と前記センサ値の所定値との差分と、前記センサ値の時間変化と、を用いて前記複数の換気装置の換気量を調整する、請求項6に記載の空調システム。
【請求項8】
前記制御部は、
前記センサ値の現在値と、前記センサ値の時間変化とから、前記センサ値が所定の前記センサ値である所定値に達するまでの到達時間を算出し、
前記到達時間に基づいて前記複数の換気装置の換気量を調整する、
請求項6に記載の空調システム。
【請求項9】
前記制御部は、前記センサ値の現在値が予め定められた前記センサ値の第1の所定値より小さく、かつ前記センサ値が前記第1の所定値に達するまでの到達時間が第1の時間以内である場合、前記複数の換気装置の換気量を第1の上げ幅で上げる、請求項6に記載の空調システム。
【請求項10】
前記制御部は、前記到達時間が、前記第1の時間より短い第2の時間以内である場合、前記複数の換気装置の換気量を、前記第1の上げ幅よりも大きい第2の上げ幅で上げる、請求項9に記載の空調システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、空調システム、情報処理装置、及び換気制御方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
空調装置と換気装置とを制御して室内の換気状態を調整する空調システムがある。例えば、室内の二酸化炭素濃度を検出し、二酸化炭素濃度がしきい濃度以上であれば、換気処理を優先する換気処理モードを設定し、空調機を止めて換気装置を運転する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-088320号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数の換気装置を含む空調システムにおいて、より少ない数のセンサを用いて、換気対象となる空間の二酸化炭素濃度等のセンサ値が所定値を超えないように、複数の換気装置の換気量を制御したいという要求がある。
【0005】
しかし、二酸化炭素濃度は場所によって異なり、時間的にも変化するため、換気対象となる空間に設置するセンサの数を抑制しつつ、当該空間のセンサ値が所定値を超えないように、複数の換気装置を制御することには困難を伴っていた。
【0006】
本開示は、複数の換気装置を含む空調システムにおいて、より少ない数のセンサを用いて、換気対象となる空間のセンサ値が所定値を超えないように、複数の換気装置の換気量を制御できるようにする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1の態様に係る空調システムは、複数の換気装置と、前記複数の換気装置を制御する制御部とを含む空調システムであって、前記制御部は、前記複数の換気装置の換気対象となる空間に対応するセンサのセンサ値を取得し、前記センサ値に基づいて、前記複数の換気装置のうち、他の換気装置より前記センサに近い第1の換気装置の第1の換気量より、前記第1の換気装置より前記センサから離れた第2の換気装置の第2の換気量を大きく設定する。
【0008】
本開示の第1の態様に係る空調システムによれば、より少ない数のセンサを用いて、換気対象となる空間のセンサ値が所定値を超えないように、複数の換気装置の換気量を制御できるようになる。
【0009】
本開示の第2の態様は、第1の態様に記載の空調システムであって、前記空調システムは、複数の前記第2の換気装置を含み、前記制御部は、複数の前記第2の換気装置を同じ換気量に設定する。これにより、空調システムは、より少ない数のセンサを用いて、換気対象となる空間のセンサ値が所定値を超えないように、複数の換気装置の換気量を制御することが容易になる。
【0010】
本開示の第3の態様は、第1の態様に記載の空調システムであって、前記空調システムは、前記第2の換気装置より前記センサから離れた第3の換気装置を含み、前記制御部は、前記第2の換気量より、前記第3の換気装置の第3の換気量を大きく設定する。これにより、空調システムは、複数の換気装置による換気量を抑制することが容易になる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
即湯器
2か月前
株式会社コロナ
加湿器
2か月前
株式会社コロナ
給湯装置
1か月前
株式会社コロナ
加湿装置
2か月前
株式会社コロナ
空調装置
3日前
株式会社コロナ
給湯装置
2か月前
株式会社コロナ
加湿装置
1か月前
株式会社コロナ
空調装置
1か月前
株式会社コロナ
空調装置
1か月前
株式会社コロナ
加湿装置
1か月前
株式会社コロナ
暖房装置
2か月前
株式会社コロナ
空調装置
24日前
株式会社コロナ
暖房装置
3か月前
個人
住宅換気空調システム
3日前
株式会社コロナ
空気調和機
2か月前
株式会社コロナ
風呂給湯装置
1か月前
株式会社パロマ
給湯器
1か月前
個人
ソーラークッカー
1か月前
株式会社パロマ
給湯器
1か月前
ダイニチ工業株式会社
空調装置
1か月前
ダイダン株式会社
ブース
1か月前
株式会社コロナ
貯湯式給湯装置
23日前
ダイニチ工業株式会社
暖房装置
9日前
ダイニチ工業株式会社
暖房装置
9日前
株式会社コロナ
貯湯式給湯装置
1か月前
株式会社ヒューテック
屋内装置
1か月前
3ms株式会社
風調整具
1か月前
株式会社ATJ
空調ダクト
1か月前
株式会社ノーリツ
給湯装置
1か月前
株式会社千石
燃焼機
1か月前
三菱電機株式会社
空気処理装置
1か月前
三菱電機株式会社
自動制御装置
2か月前
富士工業株式会社
厨房システム
23日前
株式会社スノーピーク
燃焼装置
1か月前
株式会社山善
オーブントースタ
1か月前
個人
電子レンジ用フードカバー
2か月前
続きを見る