TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025029954
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023134878
出願日
2023-08-22
発明の名称
電気光学装置および電子機器
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類
G02F
1/1335 20060101AFI20250228BHJP(光学)
要約
【課題】光学特性の悪化を抑制することができる電気光学装置、および電子機器を提供すること。
【解決手段】電気光学装置は、複数の画素を有する表示領域と、表示領域の外側に位置する周辺領域とを含む電気光学装置であって、第1基板と、第2基板と、第1基板と第2基板との間に配置され、電界に応じて光学的特性が変化する電気光学層と、を備え、第1基板または第2基板は、基板と、基板と電気光学層との間に配置されるレンズ層と、を備え、レンズ層は、表示領域に設けられ、複数の画素に対応して配置される複数の第1レンズと、周辺領域に設けられ、複数の第1レンズの各平面積とは異なる平面積の複数の第2レンズと、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の画素を有する表示領域と、前記表示領域の外側に位置する周辺領域とを含む電気光学装置であって、
第1基板と、第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に配置され、電界に応じて光学的特性が変化する電気光学層と、を備え、
前記第1基板または前記第2基板は、
基板と、
前記基板と前記電気光学層との間に配置されるレンズ層と、を備え、
前記レンズ層は、
前記表示領域に設けられ、複数の画素に対応して配置される複数の第1レンズと、
前記周辺領域に設けられ、前記複数の第1レンズの各平面積とは異なる平面積の複数の第2レンズと、を備える、
ことを特徴とする電気光学装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記複数の第2レンズの各平面積は、前記複数の第1レンズの各平面積よりも小さい、
請求項1に記載の電気光学装置。
【請求項3】
前記複数の第2レンズのピッチは、前記複数の第1レンズのピッチと等しい、
請求項2に記載の電気光学装置。
【請求項4】
前記複数の第2レンズの各平面積は、前記複数の第1レンズの各平面積よりも大きい、
請求項1に記載の電気光学装置。
【請求項5】
前記周辺領域に設けられ、前記複数の第1レンズの高さ以上であって、表面が平坦な絶縁部を、さらに備える、
請求項1から4のいずれか1項に記載の電気光学装置。
【請求項6】
複数の画素を有する表示領域と、前記表示領域の外側に位置する周辺領域とを含む電気光学装置であり、
第1基板と、第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に配置され、電界に応じて光学的特性が変化する電気光学層と、を備え、
前記第1基板または前記第2基板は、
基板と、
前記基板と前記電気光学層との間に配置されるレンズ層と、を備え、
前記レンズ層は、
前記表示領域に設けられ、複数の画素に対応して配置される複数の第1レンズと、
前記周辺領域に設けられ、前記複数の第1レンズの高さ以上であって、表面が平坦な絶縁部と、を備える、
ことを特徴とする電気光学装置。
【請求項7】
前記表示領域に設けられ、前記複数の第1レンズに対応する複数の画素電極と、
前記複数の画素電極と前記複数の第1レンズとを接続する複数のコンタクトと、をさらに備え、
前記複数のコンタクトは、前記レンズ層を貫通する、
請求項1または6に記載の電気光学装置。
【請求項8】
前記複数のコンタクトのそれぞれは、タングステンを含む、
請求項7に記載の電気光学装置。
【請求項9】
前記複数の画素に対応する複数の画素電極と、
前記複数の画素電極と同層に設けられる電極と、
前記周辺領域に設けられ、前記複数の第1レンズの各平面積と等しい平面積を有する複数の第3レンズと、をさらに備える、
請求項1または6に記載の電気光学装置。
【請求項10】
請求項1または6に記載の電気光学装置と、
前記電気光学装置の動作を制御する制御部と、を有することを特徴とする電子機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気光学装置および電子機器に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
プロジェクター等の電子機器には、例えば、画素ごとに光学的特性を変更可能な液晶表示装置等の電気光学装置が用いられる。当該電気光学装置の例として、特許文献1に記載の電気光学装置が知られている。
【0003】
特許文献1に記載の電気光学装置は、複数の画素が配列された表示領域と、表示領域の外側に位置する見切り領域と、を有する。また、当該電気光学装置は、素子基板と、素子基板に対向する対向基板と、これら基板間に配置される液晶層と、を備える。また、対向基板は、レンズ層を有する。レンズ層のうちの表示領域の部分には、略楕円球面上の凸部である複数のレンズが設けられる。レンズ層のうちの見切り領域の部分には、当該凸部よりも高さの低い平坦部が設けられる。かかるレンズ層は、パターニングされたレジスト層を保護膜としてドライエッチングにより形成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-151735号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ドライエッチングでは、レジスト層の平面積によってエッチングレートが変動する。このため、エッチングレートを調整するためには、使用するエッチングガスの流量調整が必要である。しかし、エッチングガスの流量調整だけでは、目的とする形状のレンズを形成すること、および複数のレンズの形状の均一化を図ることが難しい。また、エッチングガスの流量によっては、レンズの形状が悪化するおそれがある。目的とするレンズ形状が形成された場合、透過率またはコントラスト等の光学特性が悪化するおそれがある。よって、電気光学装置の品質が低下するおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の電気光学装置の一態様は、複数の画素を有する表示領域と、前記表示領域の外側に位置する周辺領域とを含む電気光学装置であって、第1基板と、第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に配置され、電界に応じて光学的特性が変化する電気光学層と、を備え、前記第1基板または前記第2基板は、基板と、前記基板と前記電気光学層との間に配置されるレンズ層と、を備え、前記レンズ層は、前記表示領域に設けられ、複数の画素に対応して配置される複数の第1レンズと、前記周辺領域に設けられ、前記複数の第1レンズの各平面積とは異なる平面積の複数の第2レンズと、を備える。
【0007】
本発明の電気光学装置の一態様は、複数の画素を有する表示領域と、前記表示領域の外側に位置する周辺領域とを含む電気光学装置であり、第1基板と、第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に配置され、電界に応じて光学的特性が変化する電気光学層と、を備え、前記第1基板または前記第2基板は、基板と、前記基板と前記電気光学層との間に配置されるレンズ層と、を備え、前記レンズ層は、前記表示領域に設けられ、複数の画素に対応して配置される複数の第1レンズと、前記周辺領域に設けられ、前記複数の第1レンズの高さ以上であって、表面が平坦な絶縁部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る電気光学装置の平面図である。
図1に示す電気光学装置のA-A線の断面図である。
図1の第1基板の電気的な構成を示す等価回路図である。
図2の第1基板の平面図である。
図4のA1―A1線の断面図である。
図5に示すレンズ層の平面図である。
図4のA2―A2線の断面図である。
図6に示すレンズ層の平面図である。
図5に示すレンズ層の製造方法を説明するための断面図である。
図7に示すレンズ層の製造方法を説明するための断面図である。
第1比較例のレンズ層の製造方法を説明するための断面図である。
第2比較例のレンズ層の製造方法を説明するための断面図である。
第2実施形態のレンズ層を示す断面図である。
図13に示すレンズ層の平面図である。
図13に示すレンズ層の製造方法を説明するための断面図である。
第3実施形態のレンズ層を示す断面図である。
図16に示すレンズ層の製造方法を説明するための断面図である。
電子機器の一例であるパーソナルコンピューターを示す斜視図である。
電子機器の一例であるスマートフォンを示す平面図である。
電子機器の一例であるプロジェクターを示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態を説明する。なお、図面において各部の寸法、縮尺または配置は実際と適宜に異なり、理解を容易にするために模式的に示す部分もある。また、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られない。
【0010】
1.電気光学装置
1A.第1実施形態
1A-1.基本構成
図1は、第1実施形態に係る電気光学装置100の平面図である。図2は、図1に示す電気光学装置100のA-A線の断面図である。以下では、説明の便宜上、互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を適宜用いて説明する。また、X軸に沿う一方向をX1方向と表記し、X1方向とは反対の方向をX2方向と表記する。同様に、Y軸に沿う一方向をY1方向と表記し、Y1方向とは反対の方向をY2方向と表記する。Z軸に沿う一方向をZ1方向と表記し、Z1方向とは反対の方向をZ2方向と表記する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
ライトグリップ
16日前
株式会社ハセガワ
眼鏡
6日前
恵和株式会社
光学素子
16日前
個人
ヘッドホン装着眼鏡
2日前
沖電気工業株式会社
光導波路素子
2日前
新光技研株式会社
光マイクロスイッチ
3日前
キヤノン株式会社
画像表示装置
16日前
クアーズテック合同会社
蛍光体プレート
16日前
株式会社メガネトップ
眼鏡フレーム及び丁番構造
2日前
キヤノン株式会社
光学系および撮像装置
2日前
シャープ株式会社
光走査装置及び画像形成装置
3日前
エクシオグループ株式会社
コネクタ作業用治具
9日前
スタンレー電気株式会社
光偏向器
2日前
富士フイルム株式会社
レンズ装置
2日前
キヤノン株式会社
光学装置及び撮像装置
16日前
キヤノン株式会社
光学機器およびその制御方法
2日前
キヤノン株式会社
光学機器およびその制御方法
16日前
株式会社アマダ
ガルバノミラー及びレーザ加工機
16日前
コニカミノルタ株式会社
撮像光学系
10日前
株式会社日本製鋼所
組成物、光学部材、及びこれらの製造方法
2日前
日東工業株式会社
スプライスユニット
9日前
セイコーエプソン株式会社
虚像表示装置及び光学ユニット
9日前
パナソニックオートモーティブシステムズ株式会社
車載用カメラ
17日前
パナソニックオートモーティブシステムズ株式会社
車載用カメラ
17日前
江西鳳凰光学科技有限公司
導電性膜車載レンズおよび製造プロセス
9日前
江西鳳凰光学科技有限公司
金属抵抗車載レンズおよび製造プロセス
9日前
セーレンKST株式会社
合成光生成装置
2日前
シャープ株式会社
光走査装置および画像形成装置
9日前
フクビ化学工業株式会社
防眩性反射防止板
10日前
株式会社ジャパンディスプレイ
表示装置
2日前
株式会社ジャパンディスプレイ
表示装置
2日前
スタンレー電気株式会社
光偏向器、電子機器
2日前
日東電工株式会社
光学積層体および画像表示装置
20日前
セイコーエプソン株式会社
虚像表示装置及び光学ユニット
2日前
アルプスアルパイン株式会社
レンズ駆動装置及びカメラモジュール
16日前
アルプスアルパイン株式会社
レンズ駆動装置及びカメラモジュール
16日前
続きを見る
他の特許を見る