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公開番号
2025029311
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-06
出願番号
2023133858
出願日
2023-08-21
発明の名称
光学系およびそれを有する撮像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
13/00 20060101AFI20250227BHJP(光学)
要約
【課題】 高い光学性能を有する小型な光学系を提供する。
【解決手段】 物体側から像側へ順に配置された前群La、開口絞りSP、後群Lbからなり、最も物体側に配置された負の屈折力の第1レンズL1と、最も像側に配置された正の屈折力の最終レンズLpとを備え、前群Laは、物体側のレンズ面が凹面である第1負レンズと、像側のレンズ面が凹面である第1正レンズとを含み、全系の焦点距離をf、最も物体側のレンズ面から前記最終レンズLpの像側のレンズ面までの距離をD、バックフォーカスをsk、前群の焦点距離をfLaとするとき、
1.00<sk/D<1.80
0.00<f/fLa<0.50
なる条件式を満足する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
物体側から像側へ順に配置された前群、開口絞り、後群からなり、
最も物体側に配置された負の屈折力の第1レンズと、最も像側に配置された正の屈折力の最終レンズとを備え、
前記前群は、物体側のレンズ面が凹面である第1負レンズと、像側のレンズ面が凹面である第1正レンズとを含み、
全系の焦点距離をf、最も物体側のレンズ面から前記最終レンズの像側のレンズ面までの距離をD、バックフォーカスをsk、前記前群の焦点距離をfLaとするとき、
1.00<sk/D<1.80
0.00<f/fLa<0.50
なる条件式を満足することを特徴とする光学系。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記第1負レンズの材料のアッベ数をνn、前記第1正レンズの材料のアッベ数をνpとするとき、
0.83<νn/νp<0.95
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項3】
前記第1負レンズが最も物体側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項4】
前記前群を構成するレンズの屈折率の平均値をN1aveとするとき、
1.65<N1ave<1.80
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項5】
前記後群は、物体側から像側へ順に配置された、正レンズ、負レンズ、正レンズからなることを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項6】
前記後群は、物体側から像側へ順に配置された、正レンズ、正レンズ、負レンズ、正レンズからなることを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項7】
前記最終レンズの像側のレンズ面が凸面であることを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項8】
前記後群の負の屈折力のレンズの中で、最も像側に配置された負レンズは非球面形状のレンズ面を有するレンズであることを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項9】
前記非球面形状のレンズ面を有するレンズは材料に樹脂を含むレンズであることを特徴とする請求項8に記載の光学系。
【請求項10】
前記第1レンズの焦点距離をfL1とするとき、
-4.10<f/fL1<-2.50
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学系に関し、デジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、放送用カメラ、銀塩フィルム用カメラ、監視用カメラ等に好適なものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
撮像装置に用いられる光学系において、小型でありながら画面中心から周辺まで良好な光学性能を有するレンズが要求されている。
【0003】
特許文献1には、物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力のレンズ群、絞り、正の屈折力のレンズ群、負の屈折力のレンズ群からなり、非球面形状のレンズ面を有するレンズを用いることで全長を小型化しつつ諸収差を補正可能な光学系が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-63676号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、糸巻型の歪曲を含む諸収差によって特許文献1の光学系の画面周辺における光学性能は十分ではなく、より高い光学性能を有する小型な光学系が望まれている。
【0006】
そこで本発明は、高い光学性能を有する小型な光学系を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の光学系は、物体側から像側へ順に配置された前群、開口絞り、後群からなり、最も物体側に配置された負の屈折力の第1レンズと、最も像側に配置された正の屈折力の最終レンズとを備え、前記前群は、物体側のレンズ面が凹面である第1負レンズと、像側のレンズ面が凹面である第1正レンズとを含み、全系の焦点距離をf、最も物体側のレンズ面から前記最終レンズの像側のレンズ面までの距離をD、バックフォーカスをsk、前記前群の焦点距離をfLaとするとき、
1.00<sk/D<1.80
0.00<f/fLa<0.50
なる条件を満足することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、高い光学性能を有する小型な光学系を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1の光学系の断面図である。
実施例1の無限遠合焦時の収差図である。
実施例2の光学系の断面図である。
実施例2の無限遠合焦時の収差図である。
実施例3の光学系の断面図である。
実施例3の無限遠合焦時の収差図である。
実施例4の光学系の断面図である。
実施例4の無限遠合焦時の収差図である。
実施例5の光学系の断面図である。
実施例5の無限遠合焦時の収差図である。
撮像装置の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、各図面は、便宜的に実際とは異なる縮尺で描かれている場合がある。また、各図面において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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