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公開番号2025029227
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-05
出願番号2024220189,2020219786
出願日2024-12-16,2020-12-29
発明の名称冷蔵庫
出願人アクア株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F25D 17/08 20060101AFI20250226BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】被貯蔵物の鮮度を長期間に渡って保持することができる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】冷蔵庫10は、冷蔵室12と、冷蔵室12の内部で区画された小貯蔵室20と、冷却室115において冷却された空気が送風される送風路118と、を具備する。小貯蔵室20は、被貯蔵物が貯蔵される貯蔵部21と、貯蔵部21の上方に形成され、送風路118から空気が導入される空気導入部22と、を有する。空気導入部22の下面は金属板23から構成され、金属板23の側方側に、空気導入部22から貯蔵部21に空気が吹き出される送風口24が形成される。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
冷蔵室と、
前記冷蔵室の内部で区画されたチルド室と、
冷却室において冷却された空気が送風される送風路と、を具備し、
前記チルド室は、
被貯蔵物が貯蔵され、上方が開口した箱状の貯蔵部と、
前記貯蔵部の上方に前記開口を覆って設けられ、前記送風路から前記空気が導入される空洞である空気導入部と、を有し、
前記空気導入部の下面は金属板から構成されるとともに、前記空気導入部の上面は断熱材から構成され、
前記金属板の側方側には、前記貯蔵部に前記空気が吹き出されるための送風口が形成され、
前記送風路から送風される前記空気は、前記空気導入部の前記金属板と前記断熱材の間の空間に導入された後に、前記送風口側に移動し、
蒸発器により冷却された低温の前記空気は、前記金属板を介して前記被貯蔵物を間接的に冷却し、且つ、前記送風口を経由して前記貯蔵部の側方側内面に沿って流動することを特徴とする冷蔵庫。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記貯蔵部の底面にはリブが設けられており、
前記リブの上端に金属トレイが載置され、前記金属トレイと前記リブで囲まれる下方空間部が形成され、
前記金属トレイと前記貯蔵部の前記側方側内面との間に隙間が形成され、
前記貯蔵部の前記側方側内面に沿った前記空気が、前記隙間を経由して、前記下方空間部に導入されることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記空気導入部は、箱状収納部の内部に形成され、
前記空気導入部の下面には前記金属板が配設され、前記空気導入部の上面および側面は、前記断熱材を含む前記箱状収納部により囲まれることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記送風口は、スリット状に開口した部位であることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、冷蔵庫に関し、特に、冷蔵室の内部に小貯蔵室を備えた冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、特許文献1に記載されたような、冷蔵室の内部に収納容器が配置された冷蔵庫が知られている。ここでは、冷蔵室の最下部にチルド容器が収納されている。送風機が送風した空気は、冷蔵室の後方側に形成された送風路を経由して冷蔵室に供給される一方、送風路に送風された空気の一部は、冷蔵室を経由せずに、チルド容器に送風され、肉等の被収容物に直接冷風が供給される。このようにすることで、チルド容器の容器内温度は、冷蔵室の庫内温度よりも低くされ、例えば0℃程度とされる。またチルド容器に収納された肉等の食品を保存することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-44687号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前述した特許文献1に記載された冷蔵庫では、肉などの被貯蔵物の鮮度を長期間に渡り良好に確保する観点から改善の余地があった。
【0005】
具体的には、前述した特許文献1に記載された発明では、チルド容器の内部に送風路から空気を送風して直接的に吹き付けることにより、被貯蔵物を冷却していた。このことから、被貯蔵物の温度は吹き付けられる空気量に依存するので、被貯蔵物の温度が上下し易く、チルド容器内部の温度幅が大きい。被貯蔵物の温度が上昇するとドリップが発生し、下降するとドリップが霜となるので、被貯蔵物の鮮度を長期間に渡って保持することが難しいという問題がある。
【0006】
本発明は、前述の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、被貯蔵物の鮮度を長期間に渡って保持することができる冷蔵庫を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の冷蔵庫は、冷蔵室と、前記冷蔵室の内部で区画されたチルド室と、冷却室において冷却された空気が送風される送風路と、を具備し、前記チルド室は、被貯蔵物が貯蔵され、上方が開口した箱状の貯蔵部と、前記貯蔵部の上方に前記開口を覆って設けられ、前記送風路から前記空気が導入される空洞である空気導入部と、を有し、前記空気導入部の下面は金属板から構成されるとともに、前記空気導入部の上面は断熱材から構成され、前記金属板の側方側には、前記貯蔵部に前記空気が吹き出されるための送風口が形成され、前記送風路から送風される前記空気は、前記空気導入部の前記金属板と前記断熱材の間の空間に導入された後に、前記送風口側に移動し、蒸発器により冷却された低温の前記空気は、前記金属板を介して前記被貯蔵物を間接的に冷却し、且つ、前記送風口を経由して前記貯蔵部の側方側内面に沿って流動することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明の冷蔵庫によれば、被貯蔵物の鮮度を長期間に渡って保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る冷蔵庫の内部構成を示す側方断面図である。
本発明の実施形態に係る冷蔵庫を示す図であり、(A)は風路部材および小貯蔵室を前方から見た斜視図であり、(B)は風路部材および小貯蔵室を後方から見た斜視図である。
本発明の実施形態に係る冷蔵庫の小貯蔵室を示す図であり、(A)は箱状収納部を部分的に示す斜視図であり、(B)は小貯蔵室を前側下方から見た斜視図である。
本発明の実施形態に係る冷蔵庫を示す図であり、(A)は箱状収納部を示す斜視図であり、(B)は各側面部を示す斜視図である。
本発明の実施形態に係る冷蔵庫を示す図であり、(A)は小貯蔵室を前方右側から見た斜視図であり、(B)は小貯蔵室を前方左側から見た斜視図である。
本発明の実施形態に係る冷蔵庫を示す図であり、(A)は引出容器および金属トレイを示す分解斜視図であり、(B)は引出容器の内部における空気の流れを示す斜視図である。
本発明の実施形態に係る冷蔵庫を示す図であり、箱状収納部および風路部材を下方から見た斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態に係る冷蔵庫10を図面に基づき詳細に説明する。本実施形態の説明では、同一の部材には原則として同一の符番を用い、繰り返しの説明は省略する。また、以下の説明では、上下前後左右の各方向を用いて説明するが、左右とは冷蔵庫10を前方から見た場合の左右である。
(【0011】以降は省略されています)

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