TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025029138
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-05
出願番号2024211781,2024001809
出願日2024-12-04,2020-02-04
発明の名称自動発破設計計画のシステム及びそれに関連する方法
出願人ダイノ ノベル インコーポレイテッド,DYNO NOBEL INC.
代理人個人,個人
主分類E21C 41/00 20060101AFI20250226BHJP(地中もしくは岩石の削孔;採鉱)
要約【課題】発破現場の地質特性、発破孔パラメータ及び利用可能な爆薬品を含む発破データを受信することができる、発破計画を生成するシステム、方法又は装置。
【解決手段】パターン発破域は、切羽高さ、利用可能な爆薬品の比エネルギー及びベンチの地質特性間の関係に基づいて特定され得る。荷重及び間隔は、パターン発破域から特定され得る。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
発破計画を生成する方法であって、
発破される発破現場のベンチの幾何学的特性及び地質特性と、利用可能な爆薬品の直径
及び爆発特性とを含む発破データを受信することであって、前記ベンチの前記幾何学的特
性は、前記ベンチの切羽高さを含む、受信することと、
前記ベンチに配置された発破孔において、前記利用可能な爆薬品によって適切に破砕さ
れることが可能なパターン発破域を特定することであって、前記切羽高さ、前記利用可能
な爆薬品の比エネルギー及び前記ベンチの前記地質特性間の関係を特定することを含む、
特定することと、
前記パターン発破域から荷重及び間隔を特定することと、
前記荷重及び前記間隔を使用して発破計画を生成することと
を含む方法。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記パターン発破域を特定することは、前記ベンチの前記地質特性に特有である、前記
利用可能な爆薬品の直径に対する前記切羽高さの幾何学的関係を計算して、生のパターン
発破域を特定することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記パターン発破域を特定することは、先の発破の特定のベンチ材料の適切な破砕をも
たらした前記先の発破からの先の発破データに経験的に適合する地質学的定数を有する方
程式に、前記利用可能な爆薬品の前記直径に対する前記切羽高さの比率を変数として入力
して、生のパターン発破域を特定することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記方程式は、1次多項式を含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記1次多項式は、
第1の地質学的定数に、前記切羽高さの被除数を前記利用可能な製品の前記直径で除し
た自然対数を乗じることと、
第2の地質学的定数によって結果を減じることと
を含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記パターン発破域を特定することは、前記利用可能な爆薬品の前記比エネルギーと、
前記方程式を生成する際に使用された前記先の発破データの元である前記先の発破で使用
された前記爆薬品の前記比エネルギーとの間の差に基づいて、前記生のパターン発破域を
調節することを更に含む、請求項3~5の何れか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記パターン発破域を特定することは、前記利用可能な爆薬品の体積に基づいて前記生
のパターン発破域を調節することを更に含む、請求項2~6の何れか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記利用可能な爆薬品の前記直径は、前記ベンチに配置される前記発破孔の直径を含み
、及び前記利用可能な爆薬品は、バルク爆薬を含む、請求項2~7の何れか一項に記載の
方法。
【請求項9】
前記パターン発破域を特定することは、発破計画における孔の周りの面積を定義するこ
とを含み、前記パターン発破域は、前記地質特性及び前記切羽高さに基づく第1の係数、
前記利用可能な爆薬品の前記比エネルギーに基づく第2の係数並びに前記利用可能な爆薬
品の直径に基づく第3の係数の積を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記第1の係数を、
第1の地質係数に、切羽高さの被除数を前記利用可能な製品の前記直径で除した自然対
数を乗じた結果を計算することと、
第2の地質係数によって前記結果を減じることと
によって計算することを更に含む、請求項9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本願は、2019年2月5日付けで出願された「SYSTEMS FOR AUTOM
ATED BLAST DESIGN PLANNING AND METHODS R
ELATED THERETO」という名称の米国仮特許出願第62/801,312号
明細書に対する優先権を主張するものであり、この内容は、全体的に参照により本明細書
に援用される。
続きを表示(約 2,300 文字)【0002】
本開示は、概して、爆薬に関する。より詳細には、本開示は、発破計画を設計する方法
、システム及び装置に関する。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
本明細書に開示される実施形態は、添付図面と併せて解釈される以下の説明及び添付の
特許請求の範囲から完全に明らかになるであろう。図面は、主に、一般化された実施形態
を示し、実施形態は、図面と併せて更に具体的且つ詳細に説明される。
【図面の簡単な説明】
【0004】
一実施形態による発破計画モデリングシステムのネットワーク図を示す。
一実施形態によるドローンのスキャンパスを表示している個人電子デバイスを示す。
一実施形態による発破設計システムのブロック図を示す。
一実施形態による発破設計を生成する方法のフローチャートを示す。
一実施形態による、複数の可能な順列について複数のシミュレーションを実行することにより、発破設計を生成する方法のフローチャートを示す。
一実施形態による、発破データから複数の順列のデータセットを生成する方法の一例を示す。
一実施形態によるデータセットの順列をシミュレートする方法の一例を示す。
一実施形態による発破レベル詳細を生成する方法の第1の部分を示す。
一実施形態による発破レベル詳細を生成する方法の第2の部分を示す。
一実施形態による発破現場に適合する優先距離を見つける方法を示す。
一実施形態による、所与の最小抵抗線及び間隔での孔レベル詳細を生成する方法を示す。
一実施形態による、計画された発破設計の有効性をテストする方法を示す。
一実施形態による、有効な設計の特定の特性を計算する方法を示す。
振動に基づいてスコア付けられた例示的な発破計画結果のグラフを示す。
一実施形態による最小抵抗線及び間隔を編集する方法を示す。
【発明を実施するための形態】
【0005】
爆薬は、採鉱、採石及び掘削産業で岩石及び鉱石を破砕するために一般に使用されてい
る。一般に、「発破孔」と呼ばれる孔が地表等の表面に掘られる。次に、爆薬を発破孔内
に配置し得る。通常、大量の岩石及び鉱石を破砕するために複数の発破孔が使用される。
複数の発破孔を使用することは、発破の計画に複雑性を導入する。例えば、発破は、発破
孔の間隔、発破孔の最小抵抗線、発破孔の深さ、発破孔のパターン、発破孔の数、地質特
性、爆薬のタイプ及び爆薬の量を含む複数の要因に基づいて変化し得る。高度に熟練した
発破エンジニアに対してでも、可能性の数が発破計画を難しくする。
【0006】
本明細書に記載されるものは、発破計画を生成する実施形態である。実施形態は、発破
現場の地質特性、発破孔パラメータ及び利用可能な爆薬品を含む発破データを受信し得る
。受信された発破データに基づいて、本明細書における実施形態は、最小抵抗線及び間隔
を特定し、且つ発破計画を生成し得る。
【0007】
発破設計又は発破計画は、発破孔の配置、発破孔のジオメトリ及び使用される爆薬を含
む。
【0008】
本明細書において以下に概説され、図に示される実施形態の構成要素は、多様な様々な
構成で配置及び設計され得ることが容易に理解されるであろう。例えば、方法のステップ
は、必ずしもいかなる特定の順序で又は順次実行される必要がなく、ステップも1回のみ
実行される必要はない。したがって、後述され、図に表される種々の実施形態の以下のよ
り詳細な説明は、本開示の範囲の限定を意図せず、単に種々の実施形態の代表にすぎない
。実施形態の種々の態様が図面に提示されるが、特記される場合を除き、図面は、必ずし
も一定の縮尺で描かれているわけではない。
【0009】
本明細書に記載される発破計画システム及び方法の実施形態及び実装形態は、コンピュ
ータシステムにより実行される機械実行可能命令で具現化され得る種々のステップを含み
得る。コンピュータシステムは、1つ又は複数の汎用又は専用コンピュータ(又は他の電
子デバイス)を含み得る。コンピュータシステムは、ステップを実行する特定の論理を含
むハードウェア構成要素を含み得るか、又はハードウェア、ソフトウェア及び/若しくは
ファームウェアの組合せを含み得る。
【0010】
実施形態は、本明細書に記載されるプロセスを実行するようにコンピュータシステム又
は他の電子デバイスをプログラムするために使用され得る命令を記憶したコンピュータ可
読媒体を含むコンピュータプログラム製品として提供され得る。コンピュータ可読媒体は
、限定ではなく、ハードドライブ、フロッピーディスク、光ディスク、CD-ROM、D
VD-ROM、ROM、RAM、EPROM、EEPROM、磁気若しくは光カード、固
体状態メモリデバイス又は電子命令の記憶に適した他のタイプの媒体/コンピュータ可読
媒体を含み得る。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社エステック
掘削機及び掘削装置
2か月前
日本車輌製造株式会社
油圧ユニット
2か月前
株式会社ケー・エフ・シー
防水シート探傷装置
3日前
株式会社奥村組
電力線通信設備を用いた推進方法
24日前
鹿島建設株式会社
掘削方法
1か月前
西松建設株式会社
土層分布検知方法
3か月前
ニシオティーアンドエム株式会社
トンネル工事用作業装置
1か月前
システム計測株式会社
ケリーバ保持治具
2か月前
鹿島建設株式会社
トンネル掘削機
3か月前
鹿島建設株式会社
線状体敷設方法
1か月前
大成建設株式会社
シールドトンネルとその施工方法
1か月前
株式会社ケー・エフ・シー
補強注入構造及び地山補強工法
3か月前
株式会社Lavie
土木作業装置
1か月前
岐阜工業株式会社
トンネルインバートの排水管の設置方法
6日前
株式会社大林組
安定液管理方法及び安定液管理装置
3日前
個人
オープンシールド工法用コンクリート函体
3か月前
個人
オープンシールド工法用コンクリート函体
3か月前
三重重工業株式会社
耐寒用導水樋
1か月前
株式会社安藤・間
移動式架台
2か月前
大成建設株式会社
支持ユニット
3か月前
株式会社大林組
切羽前方探査方法
1か月前
株式会社ケー・エフ・シー
トンネル掘削方法
4日前
清水建設株式会社
泥土評価システム、泥土評価方法
1か月前
株式会社大林組
岩石コア採取システム
1か月前
日本コンクリート工業株式会社
掘削装置
7日前
清水建設株式会社
制御装置、制御方法、およびプログラム
2か月前
佐藤工業株式会社
山岳トンネルの切羽監視方法及び監視システム
2か月前
大豊建設株式会社
テールクリアランス計測装置
2か月前
大成建設株式会社
中折れシールド掘削機
2か月前
株式会社サン・エンジニア
スクリューオーガ
1か月前
中交第二公路工程局有限公司
TBM主駆動可視化潤滑装置及びその使用方法
1か月前
株式会社横河NSエンジニアリング
鋼製セグメントのセグメント継手
2か月前
中国電力株式会社
情報処理装置及び情報処理方法
1か月前
清水建設株式会社
地下構造物予測システム、地下構造物予測方法
3か月前
株式会社フジタ
ずり搬出システムにおけるホイールローダおよびその自動運転方法
1か月前
戸田建設株式会社
トンネル掘削機システム
1か月前
続きを見る