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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024168020
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023084399
出願日
2023-05-23
発明の名称
オープンシールド工法用コンクリート函体
出願人
個人
,
個人
代理人
個人
,
個人
主分類
E21D
9/06 20060101AFI20241128BHJP(地中もしくは岩石の削孔;採鉱)
要約
【課題】コンクリート函体の接続端面や印籠部にクラックや割れなどの不具合が生じないオープンシールド工法用のコンクリート函体を提供する。
【解決手段】コンクリート函体間の頂版および、側版、底版の内面のジョイント部に所定の目地間隔を保持して、それぞれ、上下方向、水平方向に複数の溝形鋼材またはH型鋼材をジョイント部の接続部材21として横架し、インサート19に固定用ボルト20で固定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
コンクリート函体間の内面のジョイント部に所定の目地間隔を保持して、それぞれ、上下方向、水平方向に複数の溝形鋼材またはH型鋼材をジョイント部の接続部材として横架しインサートボルトで固定することを特徴としたオープンシールド工法用コンクリート函体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、市街地に上下水道、地下道等の地下構造物を施工するオープンシールド工法およびそれに使用するコンクリート函体に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
オープンシールド工法は、開削工法(オープンカット工法)とシールド工法の長所を生かした合理性に富む工法である。図13~図15にその概略を示す。
【0003】
図中1はオープンシールド機で、図17に示すように左右の側壁板とこれら側壁板に連結する底板とから成る上面を開口したフロント部1aおよび、前記フロント部1aと同様に左右の側板、底版から成り上面を開口したテール部1bで構成されるシールド機である。
【0004】
前記オープンシールド機1の左右の先端刃口には前方に向けて伸長するスライド土留板6を装着し、また、フロント部1a後端からテール部に向けて伸長する推進ジャッキ3を後方に向け上下に並べて配設されている。
【0005】
前記オープンシールド機1はフロント部1a後端にテール機1bが嵌入して相互の嵌合部で中折れ部2を形成して曲線施工が可能とした。
【0006】
図中1はフロント部であり、フロント部前方の刃口部の切羽地山を、前方に配置した掘削機7で、図18,図19の図示のとおり法面を形成しながら掘削し、前記掘削機7の後方に配置した残土搬出用ダンプトラックに掘削土を積み込み搬出する。掘削に伴ってスライド土留板6を前方に伸長し、法面をつけた地山側部の緩みを防止する。
【0007】
オープンシールド機1の推進は、前記掘削機7による切羽地山の掘削しながら、オープンシールド機1に装着したシールドジャッキ3をプレスバー8に当接して前記シールドジャッキ3伸長し、後方のコンクリート函体にオープンシールド機1の推進反力をとって、前方へ推進させる。推進に伴って、オープンシールド機1の後方ではシールド機の板厚分相当の空隙が地山に発生するため、コンクリート函体4に予め設置してあるグラウトホールよりその空隙へ裏込注入材17を二次注入として充填する。
【0008】
1函体長分、オープンシールド機が掘進後、シールドジャッキ3を縮め、プレスバー8をテール部1b内から撤去し、コンクリート函体4を据え付けるスペースができる。コンクリート函体4をテール部内に据え付ける前に、後方の敷設済みコンクリート函体4と、さらにその後方のコンクリート函体4とをPC鋼棒14を図20の図示のように挿入・緊結する。
【0009】
これにより、敷設函体全体をほぼ一体化構造にすることができる。したがって、前記オープンシールド機1の推進反力は、後方の敷設済みの複数のコンクリート函体4へスムーズに伝達されることになる。
【0010】
前記作業の後、図13に示すように、オープンシールド機1の後方に配置した揚重機13によりコンクリート函体4をテール部内へ吊り下ろし、据え付ける。据え付け後、前記コンクリート函体4の前方の端面にプレスバー8を当接するように設置する。そして、据え付けたコンクリート函体4とテール部1b内面との間のテールクリアランス(隙間)へ裏込注入材17を一次注入として充填する。充填後、再度オープンシールド機1を掘進させる。
(【0011】以降は省略されています)
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