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公開番号2025012989
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023116225
出願日2023-07-14
発明の名称スクリューオーガ
出願人株式会社サン・エンジニア,株式会社サンワールド
代理人個人,個人
主分類E21B 17/22 20060101AFI20250117BHJP(地中もしくは岩石の削孔;採鉱)
要約【課題】掘削土の排出量の抑制と掘削抵抗の増大の抑制とを両立できるスクリューオーガを提供すること。
【解決手段】スクリューオーガ1は、オーガロッド2の外周にスクリュー羽根3が設けられているスクリューオーガであって、オーガロッド2は、下端に掘削ビット6を取り付け可能な先端部4と先端部4の上端から軸線方向に延出する基端部5とを有し、基端部5におけるオーガロッド2の直径が、先端部4におけるオーガロッド2の直径よりも長くなっている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
オーガロッドの外周にスクリュー羽根が設けられているスクリューオーガであって、
オーガロッドは、下端に掘削ビットを取り付け可能な先端部と先端部の上端から軸線方向に延出する基端部とを有し、
基端部におけるオーガロッドの直径が、先端部におけるオーガロッドの直径よりも長くなっていることを特徴とするスクリューオーガ。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
先端部におけるオーガロッドの直径に対する基端部におけるオーガロッドの直径の比率が1.2~1.4となっていることを特徴とする請求項1に記載のスクリューオーガ。
【請求項3】
基端部におけるオーガロッドの直径に対するスクリュー羽根の羽根径の比率が1.5~1.2となっていることを特徴とする請求項1に記載のスクリューオーガ。
【請求項4】
オーガロッドには内部に流体経路が設けられており、先端部の下端近傍から流体を吐出する吐出口が設けられていることを特徴とする請求項1から3いずれかに記載のスクリューオーガ。
【請求項5】
オーガロッドの外周において、オーガロッドの外周から外側に張り出す湾曲押圧面を側面とした円弧形状のコテ部が設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のスクリューオーガ。
【請求項6】
基端部におけるオーガロッドの外周において、コテ部が複数設けられており、複数のコテ部は、基端部におけるオーガロッドの外周に沿って、螺旋状に配置されていることを特徴とする請求項5に記載のスクリューオーガ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、地中に坑を形成するためのスクリューオーガに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
地中に建築物を支持する杭を築造するために、スクリューオーガを所定の深度まで回転させながら貫入して、引き抜くことによって、杭を築造するための坑を形成する。
【0003】
このようなスクリューオーガとして特許文献1に示すものがある。特許文献1のスクリューオーガは、オーガロッドの外周にスクリュー羽根が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5976723号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のスクリューオーガでは、貫入及び引抜の際での掘削土の地上への排出量を抑制することに限界がある。掘削土の排出量が多くなると、地上の作業ヤードが狭くならざるを得ず、現場での安全確保が難しくなることや、工程遅延が生じる可能性がある。
【0006】
また、掘削土の排出量の抑えるために、オーガロッド外周面からスクリュー羽根の外縁までの距離を短くすることが考えられる。しかし、掘削抵抗が大きくなり、掘削時間の増大してしまうこととなる。
【0007】
そこで、本発明は、掘削土の排出量の抑制と掘削抵抗の増大の抑制とを両立できるスクリューオーガを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の請求項1のスクリューオーガは、オーガロッドの外周にスクリュー羽根が設けられているスクリューオーガであって、オーガロッドは、下端に掘削ビットを取り付け可能な先端部と先端部の上端から軸線方向に延出する基端部とを有し、基端部におけるオーガロッドの直径が、先端部におけるオーガロッドの直径よりも長くなっている。
【0009】
請求項1のスクリューオーガは、上記構成となっていることによって、掘削土がスクリュー羽に沿って先端部から基端部へと相対的に上昇し、オーガロッドの直径が長い基端部に達すると、掘削土が孔壁に向かってより押圧される。これにより、掘削された現地土の一部が孔壁に填圧されて、掘削土の排出量を抑制できる。
【0010】
また、請求項1のスクリューオーガは、上記構成となっていることによって、オーガロッド外周面からスクリュー羽根の外縁までの距離を短くなるのが基端部だけであり、掘削抵抗の増大を抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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