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公開番号
2025035000
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023141727
出願日
2023-08-31
発明の名称
検知装置
出願人
公益財団法人鉄道総合技術研究所
代理人
弁護士法人クレオ国際法律特許事務所
主分類
E21D
11/00 20060101AFI20250306BHJP(地中もしくは岩石の削孔;採鉱)
要約
【課題】セグメントの移動を簡易な構成で早期に検知可能にする検知装置を提供する。
【解決手段】円弧板状のセグメントのトンネル内空側への移動を検知させる検知装置1である。
そして、KセグメントP1の境界に跨って配置されて、Kセグメントのトンネル内空側T3への所定値以上の移動を接触によって検知させる接触センサ部2と、接触センサ部による接触検知を報知するライト3と、接触センサ部及びライトを制御する制御回路部4と、電源部5とを備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
円弧板状のセグメントのトンネル内空側への移動を検知させる検知装置であって、
前記セグメントの境界に跨って配置されて、前記セグメントの前記トンネル内空側への所定値以上の移動を接触によって検知させる接触センサ部と、
前記接触センサ部による接触検知を報知する報知部と、
前記接触センサ部及び前記報知部を制御する制御回路部と、
電源部とを備えたことを特徴とする検知装置。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
前記接触センサ部は、
検知対象とするセグメントにトンネル周方向で隣接するセグメントに設けられる基部と、
前記検知対象とするセグメントの縁部に対して前記基部から張り出されるアーム部とを有することを特徴とする請求項1に記載の検知装置。
【請求項3】
前記アーム部は、前記縁部から前記トンネル内空側に離隔した位置に配置されるとともに、接触によって抵抗が変化する抵抗体を備えていて、
前記抵抗体の抵抗値の変化が前記制御回路部によって検知されると、前記報知部による報知が実行されることを特徴とする請求項2に記載の検知装置。
【請求項4】
前記接触センサ部は、前記検知対象とするセグメントの前記トンネル周方向にある前記縁部のそれぞれに対して配置されることを特徴とする請求項2又は3に記載の検知装置。
【請求項5】
前記報知部は、前記制御回路部による接触検知によって点灯するライトであることを特徴とする請求項1又は2に記載の検知装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、円弧板状のセグメントのトンネル内空側への移動を検知させる検知装置に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
複数の円弧板状のセグメントをトンネル周方向に接合してリングを組み立てるとともに、リング同士をトンネル軸方向に接合していくことで、円筒状のトンネルの覆工を組み立てるシールド工法が知られている。
【0003】
このシールド工法では、トンネル周方向に組み立てられる複数のセグメントのうち、最後に連結されるセグメントを「Kセグメント」と呼ぶことがある。このKセグメントの設置方法としては、横断面内閉合方式と軸方向挿入閉合方式とがある。そして、横断面内閉合方式では、Kセグメントをトンネル内空側から半径方向に移動させて、両側に隣接するセグメントに連結させる(特許文献1など参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-48534号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、トンネル内空側から半径方向に移動させてセグメント間に嵌め込まれたKセグメントは、トンネルの周辺地盤の変状などによりトンネル内空側に押し出されることがある。こうしたセグメントの移動は、セグメントの抜け出しにもつながるので、可能な限り早期に検知して、対策を施すことが望まれる。
【0006】
そこで、本発明は、セグメントの移動を簡易な構成で早期に検知可能にする検知装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するために、本発明の検知装置は、円弧板状のセグメントのトンネル内空側への移動を検知させる検知装置であって、前記セグメントの境界に跨って配置されて、前記セグメントの前記トンネル内空側への所定値以上の移動を接触によって検知させる接触センサ部と、前記接触センサ部による接触検知を報知する報知部と、前記接触センサ部及び前記報知部を制御する制御回路部と、電源部とを備えたことを特徴とする。
【0008】
ここで、前記接触センサ部は、検知対象とするセグメントにトンネル周方向で隣接するセグメントに設けられる基部と、前記検知対象とするセグメントの縁部に対して前記基部から張り出されるアーム部とを有する構成とすることができる。
【0009】
また、前記アーム部は、前記縁部から前記トンネル内空側に離隔した位置に配置されるとともに、接触によって抵抗が変化する抵抗体を備えていて、前記抵抗体の抵抗値の変化が前記制御回路部によって検知されると、前記報知部による報知が実行される構成とすることができる。
【0010】
さらに、前記接触センサ部は、前記検知対象とするセグメントの前記トンネル周方向にある前記縁部のそれぞれに対して配置されることが好ましい。また、前記報知部は、前記制御回路部による接触検知によって点灯するライトであることが好ましい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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