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公開番号
2025027857
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-28
出願番号
2023133051
出願日
2023-08-17
発明の名称
エネルギーマネジメントシステム、エネルギーマネジメント方法、及び、プログラム
出願人
三菱電機株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06Q
50/06 20240101AFI20250220BHJP(計算;計数)
要約
【課題】消費電力量の調整要求時に調整電力量と快適性とに対するユーザの希望が適切に反映された機器制御を実現する。
【解決手段】運転計画生成部(102)は、電力量の調整要求をアグリゲータサーバから受け付けた場合、調整要求に応じた複数の運転計画を生成する。消費電力量推定部(106)は、複数の運転計画のそれぞれに従うことで調整される調整電力量を推定する。快適性推定部(107)は、複数の運転計画のそれぞれに従ったときの調整対象期間における需要地にいる人の快適性を推定する。要求管理部(101)は、複数の運転計画を示す運転計画情報と、推定された調整電力量を示す調整電力量情報と、推定された快適性を示す快適性情報とを含む計画選択用情報を、端末装置(400)に送信する。機器制御部(108)は、ユーザにより選択された運転計画に従って調整対象期間に機器を制御する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
調整対象期間に需要地で消費される電力量の調整要求をアグリゲータサーバから受け付けた場合、前記需要地で使用される機器の前記調整対象期間における前記調整要求に応じた複数の運転計画を生成する運転計画生成手段と、
前記複数の運転計画のそれぞれに従ったときの前記調整対象期間における前記需要地の消費電力量を推定し、前記複数の運転計画のそれぞれに従うことで調整される調整電力量を推定する消費電力量推定手段と、
前記複数の運転計画のそれぞれに従ったときの前記調整対象期間における前記需要地にいる人の快適性を推定する快適性推定手段と、
前記複数の運転計画を示す運転計画情報と、前記消費電力量推定手段により推定された前記調整電力量を示す調整電力量情報と、前記快適性推定手段により推定された前記快適性を示す快適性情報とを含む計画選択用情報を、前記需要地の管理者であるユーザが使用する端末装置に送信する選択用情報送信手段と、
前記複数の運転計画のうち前記ユーザにより選択された運転計画に従って前記調整対象期間に前記機器を制御する機器制御手段と、を備える、
エネルギーマネジメントシステム。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記運転計画生成手段は、前記調整電力量と前記快適性とに関する複数の計画生成方針に従って、前記複数の運転計画を生成する、
請求項1に記載のエネルギーマネジメントシステム。
【請求項3】
前記需要地には、複数のエリアが含まれ、
前記複数の計画生成方針には、人の数が多いエリアの快適性を優先する第1計画生成方針が含まれる、
請求項2に記載のエネルギーマネジメントシステム。
【請求項4】
前記需要地には、複数のエリアが含まれ、
前記複数の計画生成方針には、前記複数のエリアの快適性を均一に設定する第2計画生成方針が含まれる、
請求項2又は3に記載のエネルギーマネジメントシステム。
【請求項5】
前記需要地には、複数のエリアが含まれ、
前記複数の計画生成方針には、前記調整要求により指定される目標調整電力量を確保し、人の数が多いエリアの快適性を優先する第3計画生成方針が含まれる、
請求項2又は3に記載のエネルギーマネジメントシステム。
【請求項6】
前記機器には、前記需要地の空気を調和する空気調和装置が含まれ、
前記消費電力量推定手段は、設定温度を含む運転条件と前記需要地における気象状況とを入力し、前記需要地の消費電力量を出力する第1学習済みモデルを用いて、前記複数の運転計画のそれぞれについて、前記調整対象期間における前記需要地の消費電力量を推定する、
請求項1から3の何れか1項に記載のエネルギーマネジメントシステム。
【請求項7】
前記機器には、前記需要地の空気を調和する空気調和装置が含まれ、
前記快適性推定手段は、設定温度を含む運転条件と前記需要地における気象状況とを入力し、前記需要地にいる人の快適性を示す快適性指標値を出力する第2学習済みモデルを用いて、前記複数の運転計画のそれぞれについて、前記調整対象期間における前記需要地にいる人の快適性を推定する、
請求項1から3の何れか1項に記載のエネルギーマネジメントシステム。
【請求項8】
前記機器には、前記需要地の空気を調和する空気調和装置が含まれ、
前記空気調和装置を運転させた場合に、設定温度を含む運転条件と前記需要地における気象状況と前記需要地の消費電力量との対応関係を示す第1対応関係情報を記憶部に蓄積する第1蓄積手段を備え、
前記消費電力量推定手段は、前記記憶部に蓄積された前記第1対応関係情報に基づいて、前記複数の運転計画のそれぞれについて、前記調整対象期間における前記需要地の消費電力量を推定する、
請求項1から3の何れか1項に記載のエネルギーマネジメントシステム。
【請求項9】
前記機器には、前記需要地の空気を調和する空気調和装置が含まれ、
前記空気調和装置を運転させた場合に、設定温度を含む運転条件と前記需要地における気象状況と前記需要地にいる人の快適性を示す快適性指標値との対応関係を示す第2対応関係情報を記憶部に蓄積する第2蓄積手段を備え、
前記快適性推定手段は、前記記憶部に蓄積された前記第2対応関係情報に基づいて、前記複数の運転計画のそれぞれについて、前記調整対象期間における前記需要地にいる人の快適性を推定する、
請求項1から3の何れか1項に記載のエネルギーマネジメントシステム。
【請求項10】
前記需要地には、複数のエリアが含まれ、
前記アグリゲータサーバから前記調整要求に応じたことに対する報酬を受けた場合、各エリアの調整電力量の実績値に基づく各エリアの貢献度に応じて、前記複数のエリアに前記報酬を分配する報酬分配手段を備える、
請求項1から3の何れか1項に記載のエネルギーマネジメントシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、エネルギーマネジメントシステム、エネルギーマネジメント方法、及び、プログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
現在、エネルギー需給バランスを向上させるためのエネルギーマネジメントシステムが知られている。例えば、エネルギーマネジメントシステムは、アグリゲータサーバからデマンドレスポンスにおける調整要求を受けた場合、需要地で使用される機器の調整対象期間における運転計画を生成する。そして、エネルギーマネジメントシステムは、調整対象期間に運転計画に従って機器を制御する。なお、調整要求は、例えば、調整対象期間における需要地の消費電力量を低下させることの要求である。
【0003】
ところで、調整要求に従って機器の消費電力量を低下させるときに、需要地にいる人の快適性が損なわれることは好ましくない。このため、エネルギーマネジメントシステムは、調整対象期間において調整される消費電力量である調整電力量だけでなく調整対象期間における人の快適性を考慮して、運転計画を生成することが好適である。例えば、特許文献1には、デマンドレスポンスにより電気料金が変化する場合に、電気料金と快適度とを考慮して機器を制御する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2014/141354号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、電気料金と快適度とを考慮して自動で生成された制御計画に従って機器が制御されるため、需要地を管理するユーザが制御計画を選択する余地がない。つまり、特許文献1に記載された技術では、機器の運転計画の選択の自由度が低く、調整電力量と快適性とに対するユーザの希望が反映された機器制御を実現することが困難である。このため、消費電力量の調整要求時に調整電力量と快適性とに対するユーザの希望が適切に反映された機器制御を実現する技術が望まれている。
【0006】
本開示は、上記問題に鑑みてなされたものであり、消費電力量の調整要求時に調整電力量と快適性とに対するユーザの希望が適切に反映された機器制御を実現するエネルギーマネジメントシステム、エネルギーマネジメント方法、及び、プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本開示に係るエネルギーマネジメントシステムは、
調整対象期間に需要地で消費される電力量の調整要求をアグリゲータサーバから受け付けた場合、前記需要地で使用される機器の前記調整対象期間における前記調整要求に応じた複数の運転計画を生成する運転計画生成手段と、
前記複数の運転計画のそれぞれに従ったときの前記調整対象期間における前記需要地の消費電力量を推定し、前記複数の運転計画のそれぞれに従うことで調整される調整電力量を推定する消費電力量推定手段と、
前記複数の運転計画のそれぞれに従ったときの前記調整対象期間における前記需要地にいる人の快適性を推定する快適性推定手段と、
前記複数の運転計画を示す運転計画情報と、前記消費電力量推定手段により推定された前記調整電力量を示す調整電力量情報と、前記快適性推定手段により推定された前記快適性を示す快適性情報とを含む計画選択用情報を、前記需要地の管理者であるユーザが使用する端末装置に送信する選択用情報送信手段と、
前記複数の運転計画のうち前記ユーザにより選択された運転計画に従って前記調整対象期間に前記機器を制御する機器制御手段と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示では、複数の運転計画を示す運転計画情報と、各運転計画に対して推定された調整電力量を示す調整電力量情報と、各運転計画に対して推定された快適性を示す快適性情報とを含む計画選択用情報が、ユーザが使用する端末装置に送信され、ユーザにより選択された運転計画に従って機器が制御される。従って、本開示によれば、消費電力量の調整要求時に調整電力量と快適性とに対するユーザの希望が適切に反映された機器制御を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1に係るエネルギーマネジメントシステムを含むシステムの構成図
実施の形態1に係るサーバの構成図
実施の形態1に係る端末装置の構成図
実施の形態1に係る各装置が実行する処理の流れを示すシーケンス図
実施の形態1に係るエネルギーマネジメントシステムの機能構成図
実施の形態1に係る学習済みモデルの説明図
実施の形態1に係る運転計画提示画面を示す図
実施の形態1に係る運転計画選択画面を示す図
実施の形態1に係る実績提示画面を示す図
実施の形態1に係る貢献度割合算定表を示す図
実施の形態1に係るエネルギーマネジメントシステムが実行するエネルギーマネジメント処理を示すフローチャート
実施の形態2に係るエネルギーマネジメントシステムの機能構成図
実施の形態2に係る対応関係情報を示す図
実施の形態3に係る各装置が実行する処理の流れを示すシーケンス図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付す。
(【0011】以降は省略されています)
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