TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025027267
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-27
出願番号
2023131934
出願日
2023-08-14
発明の名称
魚介類の育成方法および魚介類用のマイクロ波照射装置
出願人
日建リース工業株式会社
,
学校法人上智学院
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A01K
61/10 20170101AFI20250219BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】生存中の魚介類に良好な作用を与えることが可能な手段を提供する。
【解決手段】生存中の魚介類にマイクロ波を照射する。マイクロ波を照射するための照射装置に水切り部を設けることで、留置部内の魚介類を水切り状態にしてからマイクロ波の照射作業を行うことができる。
【選択図】無し
特許請求の範囲
【請求項1】
生存中の魚介類にマイクロ波を照射することを特徴とする、方法。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記魚介類が、馴致工程を要する養殖魚であり、
前記養殖魚に、前記マイクロ波を照射してから前記馴致工程を行うことを特徴とする、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
魚介類にマイクロ波を照射するための照射装置であって、
前記魚介類を、水とともに留置可能な、留置部と、
前記留置部内に設け、前記留置部からの前記水の排出、または前記留置部に対する相対移動によって、前記留置部に留置した前記魚介類を水切り状態に遷移可能な、水切り部と、
水切り状態の前記魚介類に、前記マイクロ波を照射可能な、照射部と、
を少なくとも具備することを特徴とする、
魚介類用のマイクロ波照射装置。
【請求項4】
前記水切り部が、
通水穴を有するシリコンゴムまたはテフロンと、パンチングメタルとの組合せからなることを特徴とする、
請求項3に記載の魚介類用のマイクロ波照射装置。
【請求項5】
前記留置部が、
前記魚介類が一方向に進行し、底部に開閉部を設けた、水路部と、
前記水路部における、前記開閉部を含む一定区間を、前記魚介類の通過を遮るように区画可能な、一対の可動壁と、
で構成してあることを特徴とする、
請求項3に記載の魚介類用のマイクロ波照射装置。
【請求項6】
前記一対の可動壁のうち、前記魚介類の進行方向における前側の可動壁を、パンチングメタルで構成してあることを特徴とする、
請求項5に記載の魚介類用のマイクロ波照射装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、魚介類の育成方法および魚介類用のマイクロ波照射装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、魚介類の養殖産業において、海面での生け簀養殖とともに、陸上養殖に注目が集まっている。
陸上養殖は、陸上に人工的に作り上げた環境下で養殖を行うものであり、大別して「かけ流し式」「半循環式」「閉鎖循環式」などに別れている。
【0003】
養殖対象の魚介類として、近年、淡水魚であるニジマス(学名:Oncorhynchus mykiss (Walbaum))を海水環境下で育成することで、淡水環境下よりも成長を促進させた状態で出荷が可能な、トラウトサーモン(サーモントラウトとも呼ばれる。)が注目を浴びている。
【0004】
なお、ニジマスを海水環境下で育成する方法として、所定条件の海洋深層水を用いるもの(特許文献1)や、淡水環境と海水環境での養殖工程を繰り返すもの(特許文献2)などが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第4468278号公報
特許第6626608号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
魚介類の養殖中には、魚介類の一定数が十分な生育を得られなかったり、死に至ったりする場合がある。これには、疾病の混入、水温管理、馴致に伴う魚介類への負担など、多数の要因が考えられ、これらの要因への対策が日々検討されている。
【0007】
よって、本発明は、生存中の魚介類に好ましい作用を与えることが可能な手段の提供を目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、生存中の魚介類にマイクロ波を照射することを特徴とするものである。
また、本発明は、馴致工程を要する養殖魚に対しマイクロ波を照射してから馴致工程を行ってもよい。
また、本発明は、魚介類にマイクロ波を照射するための照射装置であって、前記魚介類を、水とともに留置可能な、留置部と、前記留置部内に設け、前記留置部からの前記水の排出、または前記留置部に対する相対移動によって、前記留置部に留置した前記魚介類を水切り状態に遷移可能な、水切り部と、水切り状態の前記魚介類に、前記マイクロ波を照射可能な、照射部と、を少なくとも具備することを特徴とする。
また、本発明は、前記水切り部を、通水穴を有するシリコンゴムまたはテフロン(登録商標)と、パンチングメタルとの組合せで構成することができる。
また、本発明は、前記留置部を、前記魚介類が一方向に進行し、底部に開閉部を設けた、水路部と、前記水路部における、前記開閉部を含む一定区間を、前記魚介類の通過を遮るように区画可能な、一対の可動壁とで構成することができる。
また、本発明は、前記一対の可動壁のうち、前記魚介類の進行方向における前側の可動壁に、パンチングメタルを用いることができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る方法によれば、生存中の魚介類に好ましい作用を与えることができる。
また、本発明に係る照射装置によれば、魚介類へのマイクロ波の照射作業を効率良く実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明に係る照射装置の第1実施例の全体構成を示す概略図。
魚介類の水切り機構例(1)を示す概略図。
遮断部の構成例を示す概略図。
魚介類の水切り機構例(2)を示す概略図。
本発明に係る照射装置の第2実施例の全体構成を示す概略図。
第2実施例に係る照射装置の使用イメージを示す概略図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
枝切機
10日前
個人
苗キャップ
7日前
個人
飼槽
17日前
個人
園芸用自走車
11日前
個人
ペット用フード容器
16日前
井関農機株式会社
育苗培地
22日前
井関農機株式会社
作業車両
24日前
株式会社アテックス
草刈機
3日前
株式会社アピア
ルアー
15日前
個人
水耕栽培システム
4日前
井関農機株式会社
収穫作業車両
21日前
個人
害虫捕獲装置
22日前
井関農機株式会社
作業車両
3日前
井関農機株式会社
作業車両
14日前
住友化学株式会社
植物病害防除方法
24日前
株式会社LIXIL
検知装置
18日前
三菱マヒンドラ農機株式会社
移植機
21日前
個人
ペット用歯磨き用具セット
9日前
株式会社丹勝
TK防草植込式緑化工法
22日前
ダイハツ工業株式会社
草刈り機
7日前
井関農機株式会社
作業車両
22日前
ニシム電子工業株式会社
散布装置
1か月前
関東農機株式会社
ロータリ管理機
3日前
合同会社小林知財研鑽処
液体空気散布船
4日前
株式会社シマノ
釣竿及び着脱部材
22日前
静岡油化工業株式会社
コケ育成樹脂
11日前
日工株式会社
除草具
7日前
株式会社クボタ
作業車
1日前
東工コーセン株式会社
幼齢木保護具
22日前
株式会社クボタ
田植機
11日前
クミアイ化学工業株式会社
粒状農薬組成物
22日前
株式会社ササキコーポレーション
農作業機
14日前
株式会社クボタ
歩行型作業機
22日前
株式会社クボタ
歩行型作業機
22日前
株式会社ササキコーポレーション
農作業機
14日前
株式会社ササキコーポレーション
農作業機
22日前
続きを見る
他の特許を見る