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公開番号
2025027107
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-26
出願番号
2024209587,2020088741
出願日
2024-12-02,2020-05-21
発明の名称
光学機器
出願人
株式会社ニコン
代理人
藤央弁理士法人
主分類
G02B
7/08 20210101AFI20250218BHJP(光学)
要約
【課題】フォーカスリングの操作範囲をフォーカスレンズの移動範囲に対応して設定する
こと。
【解決手段】光学機器は、光軸方向に移動するレンズと、前記レンズを保持する鏡筒と、
前記鏡筒に対して移動可能に備えられ、移動されることで前記レンズの移動の指示を受付
ける操作部材と、前記レンズの移動可能な範囲にわたり前記レンズを移動させるのに必要
な前記操作部材の移動量を、前記操作部材を移動させて設定する設定部と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
光軸方向に移動するレンズと、
前記レンズを保持する鏡筒と、
前記鏡筒に対して移動可能に備えられ、移動されることで前記レンズの移動の指示を受付ける操作部材と、
前記レンズの移動可能な範囲にわたり前記レンズを移動させるのに必要な前記操作部材の移動量を、前記操作部材を移動させて設定する設定部と、
を有する光学機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学機器に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
フォーカス調整を行うフォーカスリングを備え、マニュアルフォーカス可能なレンズ鏡
筒を備えた撮影装置がある。従来からフォーカスリングの様々な操作方法が提案されてい
る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開WO2016/052418号公報
【発明の概要】
【0004】
本開示技術の一側面である光学機器は、光軸方向に移動するレンズと、前記レンズを保
持する鏡筒と、前記鏡筒に対して移動可能に備えられ、移動されることで前記レンズの移
動の指示を受付ける操作部材と、前記レンズの移動可能な範囲にわたり前記レンズを移動
させるのに必要な前記操作部材の移動量を、前記操作部材を移動させて設定する設定部と
、を有する。
【図面の簡単な説明】
【0005】
図1は、実施形態1にかかる光学機器のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図2は、設定された回転ストロークを示す説明図である。
図3は、光軸に直交する面におけるレンズ鏡筒のフォーカスリングを像側からみた説明図である。
図4は、背面モニタの表示画面を用いた回転ストロークの設定例を示す説明図である。
図5は、フォーカスレンズの移動量と撮影距離の逆数(1/撮影距離)の関係を示す第1変換テーブルの内容を示す説明図である。
図6は、実施形態1にかかる光学機器において、撮影距離の範囲を制限した場合のフォーカスレンズの駆動処理手順例を示すフローチャートである。
図7は、図7は、実施形態1にかかる操作前位置検出処理(ステップS602)の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。
図8は、実施形態1にかかる操作敏感度算出処理(ステップS603)の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。
図9は、操作敏感度算出処理(ステップS603)で用いられるパラメータを示す図である。
図10は、実施形態1にかかる1/RA制限処理(ステップS604)の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。
図11は、実施形態1にかかる操作量算出処理(ステップS605)の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。
図12は、実施形態1にかかる目標位置決定処理(ステップS606)の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。
図13は、実施形態1にかかるフォーカスレンズの駆動処理を示す図である。
図14は、実施形態2にかかる光学機器のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図15は、第2変換テーブルの記憶内容例を示す説明図である。
図16は、実施形態2にかかる光学機器によるフォーカスレンズ103の駆動処理手順例を示すフローチャートである。
図17は、実施形態2にかかる操作敏感度算出処理(ステップS1603)の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。
図18は、操作敏感度算出処理(ステップS1704)で用いられるパラメータを示す図である。
図19は、実施例3にかかる1/RA制限処理(ステップS1603)の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。
図20は、実施形態2にかかるフォーカスレンズの駆動処理に関する図である。
図21は、フォーカスレンズの移動範囲のユーザ設定例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
以下、添付図面を用いて光学機器の実施形態を、実施形態1、2に分けて説明する。以
下の各実施形態では、光学機器の一例として、撮像装置と撮像装置に着脱可能なレンズ鏡
筒とを用いて説明する。レンズ鏡筒は、撮像装置と一体型でもよい。以下の実施形態1で
は、ユーザによる撮影距離を制限する設定が可能な光学機器について説明し、実施形態2
では、光学系がズームレンズである光学機器について説明する。
【0007】
[実施形態1]
本実施形態では、レンズ鏡筒の周りに回転可能なフォーカスリングを備えた光学機器で
ある撮像装置について説明する。本実施形態の光学機器ではフォーカスリングを回転させ
る角度(回転角)を設定し、設定した回転角だけフォーカスリングを回転させるとフォー
カスレンズが、至近側の位置から無限遠の位置へ移動する。
【0008】
<撮像装置の構成>
図1は、実施形態1にかかる光学機器100のハードウェア構成を示すブロック図であ
る。レンズ鏡筒101は、フォーカスレンズ103を含み、被写体像を形成する光学系お
よびフォーカスリング104のほか、レンズ側制御部300と、絞り303と、フォトイ
ンタラプタ(PI)304と、フォーカスレンズ保持部305と、第1モータ306と、
第2モータ307と、モータ駆動制御部308と、エンコーダ(EC)309と、タッチ
センサ310と、レンズ側操作デバイス311と、を有する。
【0009】
レンズ側制御部300は、レンズ鏡筒101を制御する。レンズ側制御部300は、レ
ンズ側プロセッサ301およびレンズ側メモリ302を有する。レンズ側プロセッサ30
1は、レンズ鏡筒101を制御するプログラムを実行する。レンズ側メモリ302は、レ
ンズ側プロセッサ301の作業エリアとなる。また、レンズ側メモリ302は、各種デー
タやレンズ側プロセッサ301が実行するプログラムを格納する。
【0010】
具体的には、たとえば、レンズ側メモリ302は、フォーカスリング104の回転角の
回転範囲である回転ストロークを設定する回転範囲設定プログラムと、フォーカスリング
104の移動範囲を設定する移動範囲設定プログラムと、を記憶する。回転範囲設定プロ
グラムおよび移動範囲設定プログラムは、レンズ側プロセッサ301により実行される。
(【0011】以降は省略されています)
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