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公開番号2025026319
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2024099871
出願日2024-06-20
発明の名称情報処理システム、情報処理方法
出願人三洋化成工業株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類G01N 27/12 20060101AFI20250214BHJP(測定;試験)
要約【課題】対象茶葉由来の風味の特性に関する客観的評価を行う。
【解決手段】情報処理システム(100)は、複数の匂いセンサ素子を備える匂い測定装置(30)と、匂い測定装置(30)から出力される測定信号を学習済モデルに入力して、対象茶葉由来の風味の特性に関する評価を推定した推定結果を出力する推定部(13)と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
対象茶葉由来の匂いを測定して測定信号を出力する匂い測定装置から、前記測定信号を取得する取得部と、
標本茶葉由来の匂いを測定した前記匂い測定装置から出力された測定信号に基づく特徴量を含む説明変数と、前記標本茶葉由来の風味の特性に関する官能評価検査の結果を示す評価情報を含む目的変数とを含む教師データを用いた機械学習によって得られた学習済モデルに、前記対象茶葉由来の匂いを測定した前記匂い測定装置から出力された測定信号に基づく前記特徴量を入力して、前記対象茶葉由来の風味の特性を推定した推定結果を出力する推定部と、
を備え、
前記匂い測定装置は、複数の匂いセンサ素子を備え、
前記測定信号は、前記複数の匂いセンサ素子のそれぞれから出力される、
情報処理システム。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記特徴量は、
前記複数の匂いセンサ素子のそれぞれから出力された前記測定信号の、信号強度および経時変化の少なくともいずれかに関する値である、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記対象茶葉および前記標本茶葉は、生茶葉および乾燥茶葉のいずれかである、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項4】
複数種の対象茶葉についての前記推定結果に基づいて、茶葉由来の風味の特性に関する対象者の嗜好に合う茶葉を、前記複数種の対象茶葉のなかから特定する特定部をさらに備える、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項5】
コンピュータが、対象茶葉由来の匂いを測定する匂い測定装置から測定信号を取得する取得ステップと、
前記コンピュータが、標本茶葉由来の匂いを測定した前記匂い測定装置から出力された測定信号に基づく特徴量を含む説明変数と、前記標本茶葉由来の風味の特性に関する官能評価検査の結果を示す評価情報を含む目的変数とを含む教師データを用いた機械学習によって得られた学習済モデルに、前記対象茶葉由来の匂いを測定した前記匂い測定装置から出力された測定信号に基づく前記特徴量を入力して、前記対象茶葉由来の風味の特性を推定した推定結果を出力する推定ステップと、
を含み、
前記匂い測定装置は、複数の匂いセンサ素子を備え、
前記測定信号は、前記複数の匂いセンサ素子のそれぞれから出力される、
情報処理方法。
【請求項6】
請求項1に記載の情報処理システムとしてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、前記取得部、および前記推定部としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
【請求項7】
請求項6に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、特定の対象における匂いに基づいて、対象の評価を行う装置が開発されている。例えば、特許文献1には、製鉄工場において想定される臭気発生源から採取される臭気であるコークス臭およびタール臭を基準臭気とし、製鉄工場等における未知臭気の発生源および原因を特定するにおい特定装置が記載されている。
【0003】
ところで、従来の技術では茶葉の匂いを客観的に推定することは困難である。また、茶葉から抽出される茶飲料の味を、茶葉それ自体から知ることは困難である。そのため、茶葉を販売する店舗では、例えば茶葉を直接客に手渡したり、茶葉から実際に抽出された茶飲料を客に試飲させたり、茶飲料の匂いおよび味などの特徴に関する説明が行われたりする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-017467号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ガスクロマトグラフィーなどの専門的な機器を用いれば、茶葉および茶飲料に含まれる成分を特定することは可能である。しかし、このような分析結果と、消費者の嗜好とが必ずしも一致するとは限らない。
【0006】
本発明の一態様は、対象茶葉由来の風味の特性に関する客観的評価を行う情報処理システム、および情報処理方法等を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る情報処理システムは、対象茶葉由来の匂いを測定して測定信号を出力する匂い測定装置から、前記測定信号を取得する取得部と、標本茶葉由来の匂いを測定した前記匂い測定装置から出力された測定信号に基づく特徴量を含む説明変数と、前記標本茶葉由来の風味の特性に関する官能評価検査の結果を示す評価情報を含む目的変数とを含む教師データを用いた機械学習によって得られた学習済モデルに、前記対象茶葉由来の匂いを測定した前記匂い測定装置から出力された測定信号に基づく前記特徴量を入力して、前記対象茶葉由来の風味の特性を推定した推定結果を出力する推定部と、を備え、前記匂い測定装置は、複数の匂いセンサ素子を備え、前記測定信号は、前記複数の匂いセンサ素子のそれぞれから出力される。
【0008】
本発明の一態様に係る情報処理方法は、コンピュータが、対象茶葉由来の匂いを測定する匂い測定装置から測定信号を取得する取得ステップと、前記コンピュータが、標本茶葉由来の匂いを測定した前記匂い測定装置から出力された測定信号に基づく特徴量を含む説明変数と、前記標本茶葉由来の風味の特性に関する官能評価検査の結果を示す評価情報を含む目的変数とを含む教師データを用いた機械学習によって得られた学習済モデルに、前記対象茶葉由来の匂いを測定した前記匂い測定装置から出力された測定信号に基づく前記特徴量を入力して、前記対象茶葉由来の風味の特性を推定した推定結果を出力する推定ステップと、を含み、前記匂い測定装置は、複数の匂いセンサ素子を備え、前記測定信号は、前記複数の匂いセンサ素子のそれぞれから出力される。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一態様によれば、対象茶葉由来の風味の特性を客観的に推定する情報処理システム、および情報処理方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す概略図である。
本発明の一実施形態に係る匂い測定装置の一例を示す機能ブロック図である。
匂いセンサ素子の構成の一例を示す上面図である。
本発明の一実施形態に係る推定装置の構成の一例を示す機能ブロック図である。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムが対象茶葉から抽出された茶飲料の味の特性を推定する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
本発明の一実施形態に係る推定装置の構成の一例を示す機能ブロック図である。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す概略図である。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す概略図である。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す機能ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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