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公開番号
2025024922
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023129307
出願日
2023-08-08
発明の名称
電流検出装置
出願人
富士電機機器制御株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G01R
15/18 20060101AFI20250214BHJP(測定;試験)
要約
【課題】被測定電流の測定精度の低下を抑制する電流検出装置を提供する。
【解決手段】被測定電流を流す電流バーと、前記電流バーの周囲に設けられ、ギャップ部を備える磁性コアと、前記磁性コアの前記ギャップ部に設けられ、複数の巻数Nを有するコイル部材と、前記コイル部材の一端に接続される第1外側端子と、前記コイル部材の他端に接続される第2外側端子と、前記コイル部材の前記一端と前記他端との間の位置に接続される少なくとも1つの内側端子と、を含む接続部材と、前記第1外側端子に接続されるとともに、前記コイル部材から出力される前記被測定電流の検出信号を処理する信号処理回路と、前記第2外側端子及び前記少なくとも1つの内側端子の中から、前記信号処理回路に接続される他の端子を切り替える切替回路と、を備える、電流検出装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
被測定電流を流す電流バーと、
前記電流バーの周囲に設けられ、ギャップ部を備える磁性コアと、
前記磁性コアの前記ギャップ部に設けられ、複数の巻数Nを有するコイル部材と、
前記コイル部材の一端に接続される第1外側端子と、前記コイル部材の他端に接続される第2外側端子と、前記コイル部材の前記一端と前記他端との間の位置に接続される少なくとも1つの内側端子と、を含む接続部材と、
前記第1外側端子に接続されるとともに、前記コイル部材から出力される前記被測定電流の検出信号を処理する信号処理回路と、
前記第2外側端子及び前記少なくとも1つの内側端子の中から、前記信号処理回路に接続される他の端子を切り替える切替回路と、
を備える、電流検出装置。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
前記接続部材は、複数の前記内側端子を含み、
前記複数の前記内側端子は、前記コイル部材の前記一端と前記他端との間の、互いに異なる位置に、それぞれ接続される、
請求項1に記載の電流検出装置。
【請求項3】
前記切替回路は、前記第2外側端子及び前記少なくとも1つの内側端子の中から、前記信号処理回路に接続される他の端子を切り替えることで、前記コイル部材の有効巻数を切り替える、
請求項1又は請求項2に記載の電流検出装置。
【請求項4】
前記切替回路は、前記被測定電流が大きくなるにしたがい、前記コイル部材の前記有効巻数を段階的に減らすよう、前記第2外側端子及び前記少なくとも1つの内側端子の中から、前記信号処理回路に接続される他の端子を切り替える、請求項3に記載の電流検出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電流検出装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電流バーを囲む集磁コアを備え、電流バーに流れる被測定電流を検出する電流センサ等の電流検出装置が、知られている。特許文献1には、電流バーを囲む集磁コアに設けられたギャップ部に、第1コイルパターン及び第2コイルパターン等のコイル部材をそれぞれ設けた主基板と補助基板とを有する電流検出装置が、開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-48755号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電流バーに被測定電流が流れると、理論上、被測定電流の電流値及びコイル部材の巻数に比例する誘導電圧が、コイル部材に生じる。コイル部材に誘導電圧が生じることで、被測定電流が検出される。しかしながら、電流バーに流れる被測定電流が低い場合等では、被測定電流の測定精度が低下する可能性がある。
【0005】
本開示は、被測定電流の測定精度の低下を抑制する電流検出装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1態様では、被測定電流を流す電流バーと、前記電流バーの周囲に設けられ、ギャップ部を備える磁性コアと、前記磁性コアの前記ギャップ部に設けられ、複数の巻数Nを有するコイル部材と、前記コイル部材の一端に接続される第1外側端子と、前記コイル部材の他端に接続される第2外側端子と、前記コイル部材の前記一端と前記他端との間の位置に接続される少なくとも1つの内側端子と、を含む接続部材と、前記第1外側端子に接続されるとともに、前記コイル部材から出力される前記被測定電流の検出信号を処理する信号処理回路と、前記第2外側端子及び前記少なくとも1つの内側端子の中から、前記信号処理回路に接続される他の端子を切り替える切替回路と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示の技術によれば、被測定電流の測定精度の低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る電流検出装置の全体構成の一例を示す模式図である。
実施形態に係る電流検出装置の回路構成の一例を示す模式図である。
実施形態に係る電流検出装置において、電流バーに流れた被測定電流の電流値と、A/D変換回路に入力される電圧信号の電圧値との関係を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して実施形態に係る電流検出装置1について説明する。なお、「接続」とは、物理的な接続に限られず、電気的な接続の意味を含んでよい。例えば、物体Aが物体Bに接続されるとは、物体Aが物体Bに導電的に(例えば、同電位に)接続される場合に限られず、物体Aが物体Cを介して物体Bに導電的に接続される場合を含んでよい。
【0010】
ここで、各図面において、互いに直交するX軸、Y軸、及びZ軸が示される。X軸に平行な方向をX方向という。本実施形態において、X方向は、電流検出装置1の幅方向に対応する。X方向において、矢印が向いている方向を+X方向といい、+X方向の反対方向を-X方向という。Y軸に平行な方向をY方向という。本実施形態において、Y方向は、電流検出装置1の前後方向に対応する。Y方向において、矢印が向いている方向を+Y方向といい、+Y方向の反対方向を-Y方向という。Z軸に平行な方向をZ方向という。本実施形態において、Z方向は、電流検出装置1の高さ方向に対応する。Z方向において、矢印が向いている方向を+Z方向といい、+Z方向の反対方向を-Z方向という。
(【0011】以降は省略されています)
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