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公開番号
2025024721
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023128929
出願日
2023-08-08
発明の名称
操作情報送信システム、コンピュータプログラム、サーバ、および表示方法
出願人
住友電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02J
13/00 20060101AFI20250214BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】電力設備に不案内な使用者であっても分電盤の操作を誤りなく迅速に行うことができるようにする。
【解決手段】操作情報送信システムは、電力系統と連系運転する電力変換装置と、電力系統の停電を検出する停電検出部と、を含む電力システムと、外部装置との通信を行う第1通信部と、電力系統に停電が発生したときに必要な、電力システムの分電盤に対する手動の操作方法を示す操作情報を記憶する記憶部と、第1通信部を介して電力システムから停電通知を受けたとき、電力系統の異常を検知したとき、および、第1通信部を介して電力システムと関連付けられた情報端末からの要求を受けたときのいずれかにおいて、操作情報を、第1通信部を介して情報端末に送信する第1制御部と、を含むサーバと、を含む。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
電力系統と連系運転する電力変換装置と、
前記電力系統の停電を検出する停電検出部と、を含む電力システムと、
外部装置との通信を行う第1通信部と、
前記電力系統に停電が発生したときに必要な、前記電力システムの分電盤に対する手動の操作方法を示す操作情報を記憶する記憶部と、
前記第1通信部を介して前記電力システムから停電通知を受けたとき、前記電力系統の異常を検知したとき、および、前記第1通信部を介して前記電力システムと関連付けられた情報端末からの要求を受けたときのいずれかにおいて、前記操作情報を、前記第1通信部を介して前記情報端末に送信する第1制御部と、を含むサーバと、を含む、操作情報送信システム。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記分電盤は、前記電力系統が通常状態であるときのための第1電路と、前記電力系統が停電状態であるときのための第2電路とを手動により切り替える、または前記電力系統を前記電力システムおよび前記分電盤から手動により切り離す切替部を含み、
前記操作情報は、前記電力システムの使用者に対し、前記切替部を手動により操作して電路の切替えまたは前記電力系統の切り離しを行う方法を指示するための情報を含む、請求項1に記載の操作情報送信システム。
【請求項3】
前記操作情報は、前記使用者に対し前記切替部の設置場所に移動するよう指示する第1メッセージ、および、前記使用者に対し前記切替部を手動により切替えるよう指示する第2メッセージを含む、請求項2に記載の操作情報送信システム。
【請求項4】
前記操作情報は、前記切替部および前記切替部の周辺の環境を示す第1画像、ならびに、前記切替部の、前記第2電路への切替え後の状態または前記電力系統の切り離し後の状態を示す第2画像をさらに含み、
前記第1制御部は、前記第1画像および前記第2画像を、それぞれ前記第1メッセージおよび前記第2メッセージと関連付けて前記情報端末に送信する、請求項3に記載の操作情報送信システム。
【請求項5】
前記サーバは、
前記電力システムの施工業者から、前記電力システムの施工完了証明のために前記第1画像および前記第2画像を受信し保存する施工証明処理部と、
前記第1メッセージおよび前記第2メッセージを、前記第1画像および前記第2画像とそれぞれ関連付けて前記操作情報を生成し、前記記憶部に保存する操作情報生成部とをさらに含む、請求項4に記載の操作情報送信システム。
【請求項6】
前記記憶部は、複数の住宅にそれぞれ設置されている前記電力システムの各々に対し、前記操作情報および前記情報端末へのアクセス情報を前記電力システムのIDに対応付けて記憶し、
前記第1制御部は、前記第1通信部を介して、複数の前記電力システムのうちの第1電力システムから前記停電通知を受けたとき、前記記憶部に記憶された、前記第1電力システムのIDに対応する前記操作情報を、前記第1電力システムと関連付けられた情報端末に選択的に送信する選択的送信部を含む、請求項1に記載の操作情報送信システム。
【請求項7】
前記電力システムは、
前記情報端末との通信を行う第2通信部と、
前記停電検出部が停電の発生を検出したときに、前記第2通信部を介して、前記停電通知を前記情報端末に送信する第2制御部と、をさらに含み、
前記サーバの前記第1制御部は、前記停電通知に応答して前記情報端末から送信されてくる前記要求を受けたときに、前記操作情報を、前記情報端末に送信する、請求項1に記載の操作情報送信システム。
【請求項8】
前記停電検出部は、
前記電力システムへの前記電力系統からの入力電圧を検出する電圧センサまたは入力電流を検出する電流センサと、
前記電圧センサまたは前記電流センサの出力および周波数と所定値とを比較し、停電の発生を検出する比較部とを含む、請求項1に記載の操作情報送信システム。
【請求項9】
前記電力システムは、前記サーバと定期的に通信を行う定期的通信部をさらに含み、
前記サーバは、前記第1通信部を介する前記定期的通信部との定期的な通信が、一定期間以上行うことができない場合に前記電力系統の異常を検知して、前記電力系統の停電を含む異常の発生と前記操作情報へのアクセス方法とを示す通知を前記情報端末に送信する第3制御部をさらに含む、請求項1に記載の操作情報送信システム。
【請求項10】
コンピュータに、
電力系統と連系運転する電力システムに接続される前記電力系統に停電が発生したときに必要な、前記電力システムの分電盤に対する手動の操作方法を示す操作情報を取得し記憶装置に記憶させるステップと、
前記電力系統に停電が発生したことを示す停電通知を受信したときに、前記操作情報を前記記憶装置から読み出して出力するステップと、を実行させる、コンピュータプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、操作情報送信システム、コンピュータプログラム、サーバ、および表示方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
電力システムを制御するための様々な技術が知られている。特許文献1は、商用電力系統に停電が発生したときに、補助分電盤のスイッチを自動的に切替えて、蓄電装置の自立運転を開始する技術を開示している。特許文献2は、施工者がスマートフォンなどの情報端末を用いて認証を行い、認証に成功した場合には蓄電池の利用を許容し、認証に成功しない場合には蓄電池の利用を許容しない技術を開示している。特許文献3は、住宅に設置されているコントローラから、太陽光発電装置、蓄電池、およびパワーコンディショナのいずれかを含む電力機器の動作状態を示すデータを受取り、受取ったデータに基づいて、停電状態を判定する技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-143688号公報
特開2019-92383号公報
特開2021-114897号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電力システムを含む電力設備が設置されている住宅においては、停電が発生した場合には、電力システムからの電力供給を可能とするために、負荷と商用電力系統とを切り離す処理が必要となる。そのために、その住宅の居住者(すなわち、電力システムの使用者)は、電力システムが接続されている分電盤の切替器または開閉器などの切替部を手動により操作して切替える必要がある。しかし、居住者が電力設備に不案内な場合、分電盤がどこにあるのか、またはどの切替部を操作すればよいのかを的確に判断できないことがある。
【0005】
特許文献1に開示の技術のように、上記切替えを自動的に行う場合、居住者が電力設備に不案内であっても問題は生じない。しかし、特許文献1に開示の技術は、大容量の高価なリレーまたはマグネットコンタクタを必要とし、コイルを制御するための制御線を分電盤に配線する必要も生じる。そのため、特許文献1に開示の技術は相対的にコストが高くなる。そうした理由により、分電盤には手動により切替えを行う切替器または開閉器が設置されることが多い。しかし、この場合、上記した問題が生じる。特許文献2に開示の技術および特許文献3に開示の技術は、切替部の切替えに関する技術ではないため、上記問題を解決できない。
【0006】
したがって、本開示は、電力設備に不案内な使用者であっても、分電盤の操作を誤りなく迅速に行うことができるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一局面に係る操作情報送信システムは、電力系統と連系運転する電力変換装置と、電力系統の停電を検出する停電検出部と、を含む電力システムと、外部装置との通信を行う第1通信部と、電力系統に停電が発生したときに必要な、電力システムの分電盤に対する手動の操作方法を示す操作情報を記憶する記憶部と、第1通信部を介して電力システムから停電通知を受けたとき、電力系統の異常を検知したとき、および、第1通信部を介して電力システムと関連付けられた情報端末からの要求を受けたときのいずれかにおいて、操作情報を、第1通信部を介して情報端末に送信する第1制御部と、を含むサーバと、を含む。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、電力設備に不案内な使用者であっても分電盤の操作を誤りなく迅速に行うことができるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、電力設備の構成の一例を示す図である。
図2は、他の電力設備の構成の一例を示す図である。
図3は、他の電力設備の構成の一例を示す図である。
図4は、本開示の一実施形態に係る操作情報送信システムの構成を示す図である。
図5は、管理サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。
図6は、情報端末のハードウェア構成を示す図である。
図7は、施工完了証明登録処理の流れを示すフローチャートである。
図8は、停電検出通知処理の流れを示すフローチャートである。
図9は、自立運転切替処理の流れを示すフローチャートである。
図10は、登録画面の一例を示す図である。
図11は、第1画像の一例を示す図である。
図12は、第2画像の一例を示す図である。
図13は、第1入力画面の一例を示す図である。
図14は、第1操作画面の一例を示す図である。
図15は、第2操作画面の一例を示す図である。
図16は、確認画面の一例を示す図である。
図17は、第2入力画面の一例を示す図である。
図18は、通知画面の一例を示す図である。
図19は、異常発生通知処理の流れを示すフローチャートである。
図20は、異常通知画面の一例を示す図である。
図21は、操作画面の一例を示す図である。
図22は、電力システムの他の一例を示す図である。
図23は、電力システムの他の一例を示す図である。
図24は、電力システムの他の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[この開示の実施形態の説明]
本開示の実施形態の内容を列記して説明する。以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組合せてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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