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公開番号
2025023722
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-17
出願番号
2023128106
出願日
2023-08-04
発明の名称
電源装置
出願人
横河電機株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H02M
7/12 20060101AFI20250207BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】交流の入力電圧及び直流の入力電圧において入力電圧の低下を検出する際の検出電圧を揃える。
【解決手段】電源装置は、一対の入力端子と、ブリッジ整流回路と、分圧回路と、減衰回路と、電圧低下検出回路とを有する。入力端子は、直流の入力電圧及び直流の入力電圧と略等しい実効値の交流の入力電圧が印加される。ブリッジ整流回路は、入力端子に交流入力端子が接続されるとともに直流出力端子が負荷回路の入力端に接続される。分圧回路は、入力端子に接続されて入力電圧の中点電圧を出力する。減衰回路は、入力端子に直流の入力電圧が印加された際の分圧回路の中点電圧の波形を所定の比率に減衰した直流出力電圧を出力するとともに入力端子に交流の入力電圧が印加された際の分圧回路の中点電圧の波形をピーク電圧が直流出力電圧に略等しい波形に減衰した交流出力電圧を出力する。電圧低下検出回路は、直流出力電圧及び交流出力電圧の何れかの低下を検出することにより、入力端に入力される電圧の低下を検出する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
直流の入力電圧及び前記直流の入力電圧と略等しい実効値の交流の入力電圧が印加される一対の入力端子と、
前記入力端子に交流入力端子が接続されるとともに直流出力端子が負荷回路の入力端に接続されるブリッジ整流回路と、
前記入力端子に接続されて前記入力電圧の中点電圧を出力する分圧回路と、
前記入力端子に前記直流の入力電圧が印加された際の前記分圧回路の前記中点電圧の波形を所定の比率に減衰した直流出力電圧を出力するとともに前記入力端子に前記交流の入力電圧が印加された際の前記分圧回路の前記中点電圧の波形をピーク電圧が前記直流出力電圧に略等しい波形に減衰した交流出力電圧を出力する減衰回路と、
前記直流出力電圧及び前記交流出力電圧の何れかの低下を検出することにより、前記入力端子に入力される電圧の低下を検出する電圧低下検出回路と
を有する電源装置。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記減衰回路は、複数のインピーダンス素子が直列に接続された分圧回路により構成される請求項1に記載の電源装置。
【請求項3】
前記直流出力電圧及び前記交流出力電圧のピーク電圧を検出するピーク電圧検出回路と、
前記ピーク電圧検出回路の出力電圧の上昇を検出することにより、前記負荷回路の起動電圧を検出する起動電圧検出回路と
を更に有する請求項1又は2に記載の電源装置。
【請求項4】
前記分圧回路及び前記減衰回路の間に配置されるバッファ回路を更に有する請求項1又は2に記載の電源装置。
【請求項5】
前記減衰回路は、前記入力端子に入力される電圧の周波数に応じて出力電圧を調整する補正回路を更に有する請求項1又は2に記載の電源装置。
【請求項6】
前記負荷回路は、直流安定化電源回路である請求項1又は2に記載の電源装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電源装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
スイッチング電源回路を使用した電源装置が使用されている。近年、力率改善機能を有するスイッチング電源回路を採用することにより、入力電圧と略等しい波形の入力電流とした電源装置が使用されている。このような電源装置において、入力電圧が低下すると入力電流が上昇し、スイッチング電源回路におけるスイッチングトランジスタ等の損失が増加する等の問題を生じる。そこで、停電等の入力電圧の低下を検出する停電検出回路を配置し、入力電圧が低下した際にスイッチング電源回路(フライバック回路)を停止させる制御を行う電源装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
この停電検出回路は、全波整流後の入力電圧のピーク電圧に基づいて停電等を検出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-042093号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述の従来技術では、交流の入力電圧の実効値と等しい電圧の直流電圧で電源装置を動作させる際に、交流入力及び直流入力において入力電圧の低下を検出する際の動作点が変化するという問題がある。このため、直流の入力電圧が印加される時には、交流の入力電圧が印加される時の実効電圧とは異なる電圧で入力電圧の低下が検出されるという問題がある。
【0006】
本開示は、交流の入力電圧及び直流の入力電圧において入力電圧の低下を検出する際の検出電圧を揃える電源装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の電源装置は、一対の入力端子と、ブリッジ整流回路と、分圧回路と、減衰回路と、電圧低下検出回路とを有する。入力端子は、直流の入力電圧及び上記直流の入力電圧と略等しい実効値の交流の入力電圧が印加される。ブリッジ整流回路は、上記入力端子に交流入力端子が接続されるとともに直流出力端子が負荷回路の入力に接続される。分圧回路は、上記入力端子に接続されて上記入力電圧の中点電圧を出力する。減衰回路は、上記入力端子に上記直流の入力電圧が印加された際の上記分圧回路の上記中点電圧の波形を所定の比率に減衰した直流出力電圧を出力するとともに上記入力端子に上記交流の入力電圧が印加された際の上記分圧回路の上記中点電圧の波形をピーク電圧が上記直流出力電圧に略等しい波形に減衰した交流出力電圧を出力する。電圧低下検出回路は、上記直流出力電圧及び上記交流出力電圧の何れかの低下を検出することにより、上記入力端に入力される電圧の低下を検出する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、交流の入力電圧及び直流の入力電圧において入力電圧の低下を検出する際の検出電圧を揃えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の第1の実施形態に係る電源装置の構成例を示す図である。
本開示の第1の実施形態に係る減衰回路、電圧低下検出回路、ピーク電圧検出回路及び起動電圧検出回路の構成例を示す図である。
本開示の実施形態に係る入力電圧の減衰の一例を示す図である。
本開示の第1の実施形態に係る減衰回路及びピーク電圧検出回路の他の構成例を示す図である。
本開示の第2の実施形態に係る電源装置の構成例を示す図である。
本開示の第3の実施形態に係る減衰回路の構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本開示の実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。説明は、以下の順に行う。なお、以下の各実施形態において、同一の部位には同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
1.第1の実施形態
2.第2の実施形態
3.第3の実施形態
(【0011】以降は省略されています)
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