TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025023289
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2024212177,2023191491
出願日
2024-12-05,2023-11-09
発明の名称
冷蔵庫
出願人
アクア株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F25D
11/00 20060101AFI20250206BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】 冷凍されていない食品を迅速にカットに適した状態にして報知することができる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】 断熱材で囲まれた急冷室20と、急冷室20内を冷却する冷却部と、冷却部を制御する制御部100と、を備え、制御部100が、カットされていない非冷凍の生鮮食品(以下、「収納食品」という)が急冷室20内に収納された状態で、使用者の入力に基づく開始信号を受信したとき、冷却部を急冷モードで稼働させ、所定の時間が経過したとき、収納食品がカット適正状態になったと判別し、収納食品がカット適正状態となったことを報知する制御を行い、カット適正状態では、収納食品の表面近傍の領域において氷結率が70%以下の微凍結状態になっている冷蔵庫2を提供する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
断熱材で囲まれた急冷室と、
前記急冷室内を冷却する冷却部と、
前記冷却部を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部が、
カットされていない非冷凍の生鮮食品(以下、「収納食品」という)が前記急冷室内に収納された状態で、使用者の入力に基づく開始信号を受信したとき、前記冷却部を急冷モードで稼働させ、
所定の時間が経過したとき、前記収納食品がカット適正状態になったと判別し、前記収納食品がカット適正状態となったことを報知する制御を行い、
前記カット適正状態では、前記収納食品の表面近傍の領域において氷結率が70%以下の微凍結状態になっていることを特徴とする冷蔵庫。
続きを表示(約 280 文字)
【請求項2】
前記所定の時間は、前記収納食品の重量と食品の種類に基づいて定めることを特徴とする請求項1項に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記所定の時間は、前記収納食品が魚の場合と肉の場合で異なることを特徴とする請求項2項に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記収納食品が板状部材の上面に載置された状態で冷却され、
前記板状部材の下面と前記急冷室の底面との間に冷気が流れる空間を有し、
前記板状部材に載置された前記収納食品が上下両側から冷却されることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の冷蔵庫。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、収納された食品をカットするのに適切な状態(カット適正状態)となったことを報知する機能を有する冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
使用者の様々な要望に応えるため、冷蔵、冷凍機能に加えて、その他の様々な機能を有する冷蔵庫が提案されている。そのような冷蔵庫の中には、チルド室に収納された食品がカット適正状態になったことを報知する機能を有する冷蔵庫が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-76313号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の冷蔵庫では、高温冷却制御と低温冷却制御とを繰り返し行うサイクルにおいて、制御の切り替えが行われた後、所定の時間が経過したとき、収納された食品がカット適正状態になったと識別して報知する制御を行う。特許文献1に記載の冷蔵庫は、一定の冷却サイクルを繰り返し行なう中で、既に収納されている食品がカット適正状態になったことを識別して報知を行うものである。つまり、食品の保存を前提として、食品を取り出す前に目的の状態となったときに報知するものである。
【0005】
一方、使用者の強い要望があるのは、冷凍されていない肉や魚のような生鮮食料品の外側を少し凍らせて、迅速にカットし易い状態にすることである。しかし、引用文献1に記載の冷蔵庫では、カットし易い状態になるまで長時間を要し、このような要望に応えることはできない。
【0006】
よって、本発明の目的は、上記の課題を解決するものであり、冷凍されていない食品を迅速にカットに適した状態にして報知することができる冷蔵庫を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するため、本発明の第1の態様は、
断熱材で囲まれた急冷室と、
前記急冷室内を冷却する冷却部と、
前記冷却部を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部が、
非冷凍の食品(以下、「収納食品」という)が前記急冷室内に収納された状態で、使用者の入力に基づく開始信号を受信したとき、前記冷却部を急冷モードで稼働させ、
所定の要件を満たしたとき、前記収納食品がカット適正状態になったと判別し、前記収納食品がカット適正状態となったことを報知する制御を行うことを特徴とする冷蔵庫である。
【0008】
第1の態様に係る冷蔵庫は、使用者の意図に基づいて、非冷凍の収納食品を急冷して、迅速に、食品を容易に形崩れ少なくカットできる状態にして、カット適合状態であることを報知することができる。このように本態様では、冷凍されていない食品を迅速にカットに適した状態にして報知することができる冷蔵庫を提供できる。
【0009】
また、本発明の第2の態様は、第1の態様において、
温度センサを更に備え、
前記制御部が、前記温度センサの測定値に基づいて、前記収納食品が潜熱域温度に達したか否か判定し、該潜熱域温度に達したと判別した後、所定の時間が経過したとき、前記収納食品がカット適正状態になったと判別することを特徴とする冷蔵庫である。
【0010】
実証試験やそれを補足する理論計算により、食品が潜熱域温度に達した後の食品の凍結状態及び時間の相関関係について知見することができる。その知見に基づく所定の時間のデータを用いて、的確に収納食品がカット適正状態になったタイミングを判定することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
アクア株式会社
冷蔵庫
1日前
アクア株式会社
冷蔵庫
2日前
アクア株式会社
冷蔵庫
2日前
アクア株式会社
冷蔵庫
2日前
アクア株式会社
冷蔵庫
18日前
アクア株式会社
ランドリ機器
5日前
アクア株式会社
冷蔵庫
18日前
青島海爾洗衣机有限公司
洗濯乾燥機
1日前
青島海爾洗衣机有限公司
縦型洗濯機
2日前
青島海爾洗衣机有限公司
縦型洗濯機
2日前
青島海爾洗衣机有限公司
超音波洗浄装置および洗浄方法
3日前
株式会社不二工機
膨張弁
16日前
桑名金属工業株式会社
冷却装置
23日前
アクア株式会社
冷蔵庫
1か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
1日前
シャープ株式会社
冷却庫
18日前
シャープ株式会社
冷却庫
18日前
シャープ株式会社
冷却庫
16日前
シャープ株式会社
冷蔵庫
18日前
フクシマガリレイ株式会社
冷却庫
1日前
フクシマガリレイ株式会社
冷却庫
11日前
株式会社竹中工務店
熱源システム
9日前
シャープ株式会社
冷却庫
5日前
シャープ株式会社
冷却庫
5日前
シャープ株式会社
ケース
5日前
シャープ株式会社
冷蔵庫
9日前
ダイキン工業株式会社
冷媒回路システム
23日前
ホシザキ株式会社
ドラム式製氷機
5日前
ホシザキ株式会社
オーガ式製氷機
1日前
アクア株式会社
冷蔵庫
2日前
アクア株式会社
冷蔵庫
2日前
アクア株式会社
冷蔵庫
18日前
アクア株式会社
冷蔵庫
2日前
住友重機械工業株式会社
極低温冷凍機
24日前
住友重機械工業株式会社
極低温冷凍機
24日前
株式会社ゼロカラ
冷凍装置
25日前
続きを見る
他の特許を見る