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公開番号2025021059
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-13
出願番号2023124758
出願日2023-07-31
発明の名称制御装置及び電源システム
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人個人
主分類H02J 7/00 20060101AFI20250205BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】電源装置に接続された電気機器に計画的に給電することができるように電源装置を制御する制御装置を実現する。
【解決手段】本開示の一形態に係る制御装置(7)は、電源装置(2)から電気機器毎の給電計画情報が割り振られた割振情報を取得可能な取得部(7b)と、割振情報に基づいて、電源装置(2)の所定の電源供給端子(2c)に接続された電気機器(8)への給電制御を行う制御部(7d)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
電源装置からの電気機器毎の給電計画情報が割り振られた割振情報を取得可能な取得部と、
前記割振情報に基づいて、前記電源装置の所定の電源供給端子に接続された電気機器への給電制御を行う制御部と、
を備える、制御装置。
続きを表示（約 530 文字）【請求項２】
前記割振情報を取得した場合、前記制御部は、前記所定の電源供給端子に接続された電気機器への給電を行い、
前記割振情報を取得しなかった場合、前記制御部は、前記所定の電源供給端子に接続された電気機器への給電を行わない、請求項１に記載の制御装置。
【請求項３】
前記割振情報は、前記電気機器毎の優先度情報を含み、
前記制御部は、前記優先度情報に基づいて、前記電源装置の電源供給端子に接続された複数の電気機器毎の給電制御を行う、請求項１又は２に記載の制御装置。
【請求項４】
前記割振情報は、電気機器の属性、給電許可時間、給電可能電力量、前記電気機器の接続方式又は有効期限に関する情報を少なくとも一つ含む、請求項１又は２に記載の制御装置。
【請求項５】
請求項１又は２に記載の制御装置と、
前記制御装置によって制御される電源装置と、
前記電源装置からの電気機器への給電を希望する前記電気機器のユーザの要求に応じて、前記電気機器を特定するためのパスコード情報と前記給電計画情報とを紐づけた前記割振情報を前記ユーザに発行する発行部と、
を備える、電源システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、電源装置の制御装置及び電源システムに関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
災害時やキャンプ時などの商用電源がない場所で電気機器を利用したり、電気機器に充電したり、する際に電力を分配供給する電源装置が利用されている。例えば、ポータブル電源装置などの可搬型の電源装置では、内蔵のバッテリに蓄電された電力を電気機器に供給する。特許文献１には、接続される電気機器の種別などに関する情報が予め記憶されたＩＤチップモジュールに電気機器を接続することで、ＩＤチップモジュールに接続されたコントローラモジュールが電気機器に適した定格電圧で当該電気機器に給電されるように給電制御を行う電源装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００８－１６７５４２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
例えば、災害時などでは、電源装置の限られた電力を有効的に利用するために、電源装置に接続される電気機器に計画的に給電する必要がある。しかしながら、特許文献１の電源装置は、電気機器に計画的に給電することができない課題を有する。
【０００５】
本開示の目的は、上述した課題を解決するためになされたものであり、電源装置に接続された電気機器に計画的に給電することができるように、電源装置を制御する制御装置及び電源システムを実現する。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の一形態に係る制御装置は、
電源装置からの電気機器毎の給電計画情報が割り振られた割振情報を取得可能な取得部と、
前記割振情報に基づいて、前記電源装置の所定の電源供給端子に接続された電気機器への給電制御を行う制御部と、
を備える。
【０００７】
本開示の一形態に係る電源システムは、
上述の制御装置と、
前記制御装置によって制御される電源装置と、
前記電源装置からの電気機器への給電を希望する前記電気機器のユーザの要求に応じて、前記電気機器を特定するためのパスコード情報と前記給電計画情報とを紐づけた前記割振情報を前記ユーザに発行する発行部と、
を備える。
【発明の効果】
【０００８】
本開示によれば、電源装置に接続された電気機器に計画的に給電することができるように、電源装置を制御する制御装置及び電源システムを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
実施の形態１の電源システムの制御系の構成を示すブロック図である。
実施の形態１の電源システムの電源装置の代表例を示す斜視図である。
実施の形態１の電源システムを用いて電気機器に給電する流れを説明するフローチャート図である。
実施の形態２の電源システムの制御系の構成を示すブロック図である。
実施の形態２の電源システムを用いて電気機器に給電する流れを説明するフローチャート図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、本開示を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。但し、本開示が以下の実施の形態に限定される訳ではなく、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
（【００１１】以降は省略されています）

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