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公開番号2025021058
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-13
出願番号2023124757
出願日2023-07-31
発明の名称制御システム
出願人セトラスホールディングス株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類H02J 3/46 20060101AFI20250205BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】直流電力で作動する第1の設備群と交流電力で作動する第2の設備群の電力需要量を事前に予測し、第1の設備群と第2の設備群へ最適に電力を割り振る。
【解決手段】制御システムにおいて、プロセッサ210は、第1の電力需要予測部210bと、第2の電力需要予測部210cと、発電量予測部210dと、給電制御部210eと、を備え、第1の電力需要予測部210bは、直流電力で作動する第1の設備群の電力需要量である第1の電力需要量を予測する。第2の電力需要予測部210cは、交流電力で作動する第2の設備群の電力需要量である第2の電力需要量を予測する。発電量予測部210dは、第1の設備群及び第2の設備群に給電する太陽光パネル102の発電量を予測する。給電制御部210eは、第1の電力需要量、第2の電力需要量および太陽光パネル102の発電量に基づいて、第1の設備群及び第2の設備群に対する給電を制御する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
直流電力で作動する第1の設備群の電力需要量である第1の電力需要量を予測する第1の電力需要予測部と、
交流電力で作動する第2の設備群の電力需要量である第2の電力需要量を予測する第2の電力需要予測部と、
前記第1の設備群及び前記第2の設備群に給電する太陽光パネルの発電量を予測する発電量予測部と、
前記第1の電力需要量、前記第2の電力需要量、および前記太陽光パネルの前記発電量に基づいて、前記第1の設備群及び前記第2の設備群に対する給電を制御する給電制御部と、
を備える、制御システム。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記太陽光パネルが発電した電力を前記第2の設備群よりも前記第1の設備群へ優先的に給電し、前記太陽光パネルが発電した電力の余剰分を前記第2の設備群に給電する、請求項1に記載の制御システム。
【請求項3】
前記給電制御部は、前記発電量が前記第1の電力需要量以下の場合、前記太陽光パネルが発電した電力を前記第1の設備群のみに給電する、請求項1に記載の制御システム。
【請求項4】
前記給電制御部は、前記発電量が、前記第1の電力需要量より大きく、前記第1の電力需要量と前記第2の電力需要量の合計以下の場合、前記太陽光パネルが発電した電力を優先的に前記第1の設備群に給電し、前記太陽光パネルが発電した電力の余剰分を前記第2の設備群に給電する、請求項1に記載の制御システム。
【請求項5】
前記給電制御部は、前記発電量が前記第1の電力需要量と前記第2の電力需要量の合計より大きい場合、前記太陽光パネルが発電した電力を前記第1の設備群及び前記第2の設備群に給電し、前記太陽光パネルが発電した電力の余剰分を蓄電池に給電して蓄電させる、請求項1に記載の制御システム。
【請求項6】
前記給電制御部は、前記発電量が、前記第1の電力需要量より大きく、前記第1の電力需要量と前記第2の電力需要量の合計以下の場合、蓄電池に蓄電された電力を前記第2の設備群に給電する、請求項4に記載の制御システム。
【請求項7】
太陽光を受けて発電する前記太陽光パネルと、
前記太陽光パネルが発電した電力が給電される前記第1の設備群と、
前記太陽光パネルが発電した電力が給電される前記第2の設備群と、
を更に備える、請求項1に記載の制御システム。
【請求項8】
前記太陽光パネルが発電した電力を蓄電する前記蓄電池を更に備える、請求項5又は6に記載の制御システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、制御システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、太陽光パネル、燃料電池による実際の発電量に応じて、直流負荷に優先的に直流電力を供給し、その次にパワーコンディショナによって交流負荷に優先的に交流電力を供給し、最後に交流電力系統に交流電力を供給することを想定した技術が公知である(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-41886号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
太陽光による発電量は、天候、日照などの影響を受けて変動する。また、太陽光により発電した電力を、直流電力で作動する設備と交流電力で作動する設備の双方に割り振る場合、双方の設備における電力需要量も時々刻々と変動する。
【0005】
しかし、上記特許文献1に記載された技術は、実際の発電量に応じて、直流負荷、交流負荷の順で電力を供給し、最終的に交流負荷の電力供給量の不足分を交流電力系統で補填するものであり、直流負荷と交流負荷の将来的な電力需要量の変動を考慮していない。このため、将来的な電力需要量の変動に応じて直流負荷と交流負荷のそれぞれに最適に給電することは困難である。
【0006】
上記課題に鑑みて、本開示の目的は、直流電力で作動する第1の設備群と交流電力で作動する第2の設備群の電力需要量を事前に予測し、第1の設備群と第2の設備群へ最適に電力を割り振ることが可能な制御システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の要旨は以下のとおりである。
【0008】
(1)制御システムは、第1の電力需要予測部と、第2の電力需要予測部と、発電量予測部と、給電制御部と、を備える。上記第1の電力需要予測部は、第1の電力需要量を予測する。上記第1の電力需要量は、第1の設備群の電力需要量である。上記第1の設備群は、直流電力で作動する。上記第2の電力需要予測部は、第2の電力需要量を予測する。上記第2の電力需要量は、第2の設備群の電力需要量である。上記第2の設備群は、交流電力で作動する。上記発電量予測部は、上記第1の設備群及び上記第2の設備群に給電する太陽光パネルの発電量を予測する。上記給電制御部は、上記第1の電力需要量、上記第2の電力需要量、および上記太陽光パネルの上記発電量に基づいて、上記第1の設備群及び上記第2の設備群に対する給電を制御する。
【0009】
(2)上記(1)に記載の制御システムは、上記太陽光パネルが発電した電力を上記第2の設備群よりも上記第1の設備群へ優先的に給電する。上記制御システムは、上記太陽光パネルが発電した電力の余剰分を上記第2の設備群に給電する。
【0010】
(3)、上記(1)又は(2)に記載の制御システムにおいて、上記給電制御部は、上記発電量が上記第1の電力需要量以下の場合、上記太陽光パネルが発電した電力を上記第1の設備群のみに給電する。
(【0011】以降は省略されています)

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