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公開番号
2025020716
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-13
出願番号
2023124251
出願日
2023-07-31
発明の名称
コンテナ用冷凍装置
出願人
ダイキン工業株式会社
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
F25D
23/00 20060101AFI20250205BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】コンテナ内の圧力が低下することに起因してコンテナが破損することを抑制することである。
【解決手段】コンテナ用冷凍装置(10)は、コンテナ(1)の内部を冷却する冷却運転中に、圧力検知部(P)で検知した圧力が、大気圧より小さい所定の第1圧力より低い場合、コンテナ(1)の内部と外部とを均圧させる均圧動作を行うように均圧機構(40,80)を制御する制御部(100)を備える。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
コンテナ(1)の内部の圧力を検知する圧力検知部(P)と、
前記コンテナ(1)の内部と外部とを均圧させる均圧機構(40,80)と、
前記コンテナ(1)の内部を冷却する冷却運転中において、前記圧力検知部(P)で検知した圧力が、大気圧より小さい所定の第1圧力より低い場合、前記コンテナ(1)の内部と外部とを均圧させる均圧動作を行うように前記均圧機構(40,80)を制御する制御部(100)とを備える
コンテナ用冷凍装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記均圧機構(40,80)は、前記コンテナ(1)を換気する換気装置(40)であり、
前記換気装置(40)は、前記均圧動作において、前記コンテナ(1)の外部の空気を前記コンテナ(1)の内部に導入する
請求項1に記載のコンテナ用冷凍装置。
【請求項3】
前記均圧機構(40,80)は、前記コンテナ(1)の内部の空気の組成を調節する調節装置(80)であり、
前記調節装置(80)は、前記均圧動作において、前記コンテナ(1)の外部の空気を前記コンテナ(1)の内部に導入する
請求項1に記載のコンテナ用冷凍装置。
【請求項4】
前記制御部(100)は、前記均圧動作中において、前記圧力検知部(P)で検知した圧力が、大気圧より小さい所定の第2圧力より高い場合、前記均圧動作を終了させる
請求項1~3のいずれか1つに記載のコンテナ用冷凍装置。
【請求項5】
前記制御部(100)は、前記圧力検知部(P)で検知した圧力が、大気圧より小さい所定の第2圧力より高く且つ前記コンテナ(1)内の空気の温度が所定温度より低い場合、前記均圧動作を終了させる
請求項4に記載のコンテナ用冷凍装置。
【請求項6】
前記制御部(100)は、前記コンテナ用冷凍装置の起動後の最初の冷却運転中において、前記圧力検知部(P)で検知した圧力が、大気圧より小さい所定の第1圧力より低い場合、前記均圧動作としての第1均圧動作を行うように前記均圧機構(40,80)を制御する
請求項1~3のいずれか1つに記載のコンテナ用冷凍装置。
【請求項7】
前記制御部(100)は、冷却運転中に前記コンテナ(1)の扉が開閉された後において、前記圧力検知部(P)で検知した圧力が、大気圧より小さい所定の第1圧力より低い場合、前記均圧動作としての第2均圧動作を行うように前記均圧機構(40,80)を制御する
請求項1~3のいずれか1つに記載のコンテナ用冷凍装置。
【請求項8】
前記制御部(100)は、コンテナ用冷凍装置の起動後の最初の冷却運転中において、前記圧力検知部(P)で検知した圧力が、大気圧より小さい所定の第1圧力より低い場合、前記均圧動作としての第1均圧動作を行うように前記均圧機構(40,80)を制御し、
前記均圧機構(40,80)は、前記第2均圧動作において、前記コンテナ(1)の外部の空気を、第1均圧動作よりも大きい流量で前記コンテナ(1)の内部に導入する
請求項7に記載のコンテナ用冷凍装置。
【請求項9】
前記制御部(100)は、冷却運転において、前記コンテナ(1)の内部の空気の温度が低くなるにつれて、該コンテナ(1)の外部から内部へ導入する空気の流量が小さくなるように前記均圧機構(40,80)を制御する
請求項1~3のいずれか1つに記載のコンテナ用冷凍装置。
【請求項10】
前記圧力検知部(P)は、圧力センサ(53)である
請求項1~3のいずれか1つに記載のコンテナ用冷凍装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コンテナ用冷凍装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、コンテナの内部を冷却するコンテナ用冷凍装置が知られている。コンテナには、食品などの対象物が貯蔵される。コンテナ用冷凍装置は、蒸発器によってコンテナの内部の空気を冷却する。その結果、対象物の周囲の温度が所定温度以下に維持される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5625582号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
コンテナ用冷凍装置によってコンテナの内部の空気が急激に冷やされると、コンテナの圧力が低下する。その結果、コンテナの内部の圧力が大気圧より低い負圧となり、コンテナが破損してしまう可能性があった。
【0005】
本開示は、コンテナ内の圧力が低下することに起因してコンテナが破損することを抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様は、コンテナ用冷凍装置を対象とし、コンテナ(1)の内部の圧力を検知する圧力検知部(P)と、前記コンテナ(1)の内部と外部とを均圧させる均圧機構(40,80)と、前記コンテナ(1)の内部を冷却する冷却運転中において、前記圧力検知部(P)で検知した圧力が、大気圧より小さい所定の第1圧力より低い場合、前記コンテナ(1)の内部と外部とを均圧させる均圧動作を行うように前記均圧機構(40,80)を制御する制御部(100)とを備える。ここで、「圧力検知部」は、センサにより圧力を直接的に検知する手段だけなく、圧力を推定する指標を用いて圧力を間接的に検知する手段も含む。
【0007】
第1の態様では、コンテナ(1)の内部を冷却する冷却運転において、コンテナ(1)内の圧力が所定の第1圧力より低い場合、制御部(100)は、均圧機構(40,80)の均圧動作を実行させる。均圧動作では、均圧機構(40,80)がコンテナ(1)の内部と外部とを均圧させるので、コンテナ(1)の内圧が負圧になることを抑制できる。その結果、コンテナ(1)が破損することを抑制できる。
【0008】
第2の態様は、第1の態様において、前記均圧機構(40,80)は、前記コンテナ(1)を換気する換気装置(40)であり、前記換気装置(40)は、前記均圧動作において、前記コンテナ(1)の外部の空気を前記コンテナ(1)の内部に導入する。
【0009】
第2の態様の均圧動作では、均圧機構としての換気装置(40)が、コンテナ(1)の外部の空気をコンテナ(1)の内部に導入する。その結果、コンテナ(1)の内圧が負圧になることを抑制でき、コンテナ(1)の破損を抑制できる。
【0010】
第3の態様は、第1の態様において、前記均圧機構(40,80)は、前記コンテナ(1)の内部の空気の組成を調節する調節装置(80)であり、前記調節装置(80)は、前記均圧動作において、前記コンテナ(1)の外部の空気を前記コンテナ(1)の内部に導入する。
(【0011】以降は省略されています)
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