TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025020622
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-13
出願番号
2023124112
出願日
2023-07-31
発明の名称
基準電圧回路、及び電子回路
出願人
富士電機株式会社
代理人
弁理士法人一色国際特許事務所
主分類
G05F
3/30 20060101AFI20250205BHJP(制御;調整)
要約
【課題】 精度の高いバンドギャップ電圧を出力できる基準電圧回路を提供する。
【解決手段】 基準電圧回路は、所定のライン及び接地の間に設けられた、第1抵抗、及び前記第1抵抗に直列接続された第1pn接合素子と、前記所定のライン及び前記接地の間に設けられた、第2抵抗、前記第2抵抗に直列接続された第3抵抗、及び前記第3抵抗に直列接続された第2pn接合素子と、第1コンデンサ及び第2コンデンサと、前記第1抵抗及び前記第1pn接合素子が接続された第1ノードの第1電圧を、所定周期のうち第1期間増幅して前記第1コンデンサに出力し、前記第2抵抗及び前記第3抵抗が接続された第2ノードの第2電圧を、前記所定周期のうち第2期間増幅して前記第2コンデンサに出力する電圧出力回路と、前記第1コンデンサの電圧と、前記第2コンデンサの電圧との差を増幅する第1増幅回路と、を備え、前記所定のラインには、前記第1増幅回路からの電圧に応じた基準電圧が印加される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
所定のライン及び接地の間に設けられた、第1抵抗、及び前記第1抵抗に直列接続された第1pn接合素子と、
前記所定のライン及び前記接地の間に設けられた、第2抵抗、前記第2抵抗に直列接続された第3抵抗、及び前記第3抵抗に直列接続された第2pn接合素子と、
第1コンデンサ及び第2コンデンサと、
前記第1抵抗及び前記第1pn接合素子が接続された第1ノードの第1電圧を、所定周期のうち第1期間増幅して前記第1コンデンサに出力し、前記第2抵抗及び前記第3抵抗が接続された第2ノードの第2電圧を、前記所定周期のうち第2期間増幅して前記第2コンデンサに出力する電圧出力回路と、
前記第1コンデンサの電圧と、前記第2コンデンサの電圧との差を増幅する第1増幅回路と、
を備え、
前記所定のラインには、前記第1増幅回路からの電圧に応じた基準電圧が印加される、
基準電圧回路。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の基準電圧回路であって、
前記電圧出力回路は、
前記第1電圧を前記第1期間選択し、前記第2電圧を前記第2期間選択する第1スイッチと、
前記第1スイッチで選択された選択電圧を増幅する第2増幅回路と、
前記第2増幅回路の増幅結果を前記第1コンデンサに前記第1期間出力し、前記増幅結果を前記第2コンデンサに前記第2期間出力する第2スイッチと、
を含む基準電圧回路。
【請求項3】
請求項2に記載の基準電圧回路であって、
前記第2増幅回路は、
前記選択電圧と、所定の電源電圧、または接地電圧との差を増幅する、
基準電圧回路。
【請求項4】
請求項3に記載の基準電圧回路であって、
前記第1スイッチの状態、及び前記第2スイッチの状態のそれぞれを切り替える切替回路を含む、
基準電圧回路。
【請求項5】
請求項1~4の何れか一項に記載の基準電圧回路であって、
前記第1増幅回路の出力と、前記所定のラインとの間に設けられたローパスフィルタを備え、
前記ローパスフィルタのカットオフ周波数は、前記所定周期に対応する周波数より低い、
基準電圧回路。
【請求項6】
請求項5に記載の基準電圧回路であって、
充電回路を備え、
前記ローパスフィルタは、第4抵抗と、第3コンデンサとを含み、
前記充電回路は、電源が供給されると、前記第3コンデンサを所定期間充電する、
基準電圧回路。
【請求項7】
請求項5に記載の基準電圧回路であって、
充電回路を備え、
前記ローパスフィルタは、第4抵抗と、第3コンデンサとを含み、
前記充電回路は、電源が供給されると、前記第3コンデンサを前記基準電圧のレベルより低い所定レベルまで充電する、
基準電圧回路。
【請求項8】
請求項1に記載の基準電圧回路であって、
前記第1pn接合素子及び前記第2pn接合素子は、ダイオード接続されたトランジスタである、
基準電圧回路。
【請求項9】
請求項1~4の何れか一項に記載の基準電圧回路と、
前記基準電圧に基づいて動作する回路を備え、
前記所定周期に対応する周波数は、前記回路の動作する動作周波数より高い、
電子回路。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、基準電圧回路、及び電子回路に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、バンドギャップ電圧を出力する基準電圧回路がある(例えば、特許文献1~3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-174085号公報
特開2011-198093号公報
特開2011-081517号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した基準電圧回路では、バンドギャップ電圧を出力するために一般的にオペアンプが用いられる。
【0005】
しかしながら、オペアンプを用いる基準電圧回路では、オペアンプのオフセット電圧の影響から、バンドギャップ電圧に生じる誤差が大きくなる。
【0006】
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、精度の高いバンドギャップ電圧を出力できる基準電圧回路を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述した課題を解決する本発明にかかる基準電圧回路の態様は、所定のライン及び接地の間に設けられた、第1抵抗、及び前記第1抵抗に直列接続された第1pn接合素子と、前記所定のライン及び前記接地の間に設けられた、第2抵抗、前記第2抵抗に直列接続された第3抵抗、及び前記第3抵抗に直列接続された第2pn接合素子と、第1コンデンサ及び第2コンデンサと、前記第1抵抗及び前記第1pn接合素子が接続された第1ノードの第1電圧を、所定周期のうち第1期間増幅して前記第1コンデンサに出力し、前記第2抵抗及び前記第3抵抗が接続された第2ノードの第2電圧を、前記所定周期のうち第2期間増幅して前記第2コンデンサに出力する電圧出力回路と、前記第1コンデンサの電圧と、前記第2コンデンサの電圧との差を増幅する第1増幅回路と、を備え、前記所定のラインには、前記第1増幅回路からの電圧に応じた基準電圧が印加される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、精度の高いバンドギャップ電圧を出力できる基準電圧回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
電子回路10の構成の一例を示す図である。
一般的な基準電圧回路500の構成の一例を示す図である。
基準電圧回路21の構成の一例を示す図である。
電圧出力回路30aの構成の一例を示す図である。
基準電圧回路21の一部の動作を説明する図である。
充電回路34の構成の一例を示す図である。
充電回路34の動作の一例を示す図である。
基準電圧回路500,21の基準電圧Vbgrを比較する表である。
電圧出力回路30bの構成の一例を示す図である。
電圧出力回路30cの構成の一例を示す図である。
充電回路36の構成の一例を示す図である。
充電回路36の動作の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態を説明する。各図面に示される同一又は同等の構成要素、部材等には同一の符号を付し、適宜重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
無人作業システム
14日前
アズビル株式会社
制御装置
7日前
コフロック株式会社
流量制御装置
8日前
株式会社丸和製作所
入力機器
7日前
株式会社フジキン
流量制御装置
7日前
株式会社村田製作所
温度補償回路
14日前
ルネサスエレクトロニクス株式会社
半導体装置
8日前
ブラザー工業株式会社
調整方法及び数値制御装置
1日前
株式会社FUJI
工作機械
8日前
株式会社丸山製作所
乗用管理機および操作ユニット
7日前
オムロン株式会社
制御システム、設計装置、および設計プログラム
7日前
富士電機株式会社
基準電圧回路、及び電子回路
1日前
株式会社日立製作所
移動体制御システムおよび移動体制御方法
8日前
沖電気工業株式会社
経路設定装置、経路設定システムおよび方法
7日前
テキサス インスツルメンツ インコーポレイテッド
IN-SITU歪み補償回路
2日前
オークマ株式会社
タッチプローブの補正値設定システム及び補正値設定方法
1日前
トヨタ自動車株式会社
遠隔サポートシステム及び移動体
9日前
株式会社クボタ
作業車両
15日前
横河電機株式会社
検出装置、検出方法、および検出プログラム
7日前
ヤマザキマザック株式会社
ワークの加工方法、プログラム、及び、工作機械
7日前
横河電機株式会社
推定装置、推定方法、および推定プログラム
7日前
ソフトバンクグループ株式会社
移動体制御装置及び移動体制御方法
8日前
オムロン株式会社
環境地図を生成するための方法、システム、及び移動ロボット
1日前
株式会社豊田自動織機
走行制御システム
1日前
三菱電機株式会社
数値制御装置および数値制御方法
1日前
東洋製罐グループホールディングス株式会社
情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法
9日前
富士防災警備株式会社
屋外警備システム
1日前
ブラザー工業株式会社
制御装置、工作機械、加工経路生成方法、コンピュータプログラム及び記憶媒体
7日前
ブルーイノベーション株式会社
移動体システム、自律移動方法、自律移動プログラム
14日前
本田技研工業株式会社
制御装置、制御方法、およびプログラム
8日前
日本キヤリア株式会社
設備機器管理システム、設備機器出力装置、遠隔管理装置、および設備機器管理方法
9日前
株式会社東芝
遠隔制御装置、制御装置、遠隔制御システム、及び制御方法
8日前
トモロジック アーベー
標準プロセスパラメータ入力の変更による産業用機械動作の最適化のためのシステム
9日前
三菱電機ビルソリューションズ株式会社
移動体管理装置、移動体管理システム、移動体管理方法、および移動体管理プログラム
14日前
他の特許を見る