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公開番号2025020345
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-12
出願番号2024195634,2024035130
出願日2024-11-08,2024-03-07
発明の名称紫外線照射ユニット
出願人ダイキン工業株式会社
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類A61L 9/20 20060101AFI20250204BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】反射した紫外光により、照射部が劣化することを抑制できる紫外線照射装置を提供する。
【解決手段】紫外線照射ユニットは、殺菌空間(S)の第1方向における一端側に配置され、第1方向の他端側に向かって紫外線を照射する照射部(60)と、殺菌空間(S)の第1方向の他端側に配置され、照射部(60)から照射された紫外線が第1方向の一端側に戻るように該紫外線を反射する第1反射部(71)とを備える。照射部(60)の紫外線の光軸に対して、第1反射部(71)の反射光の光軸が、第1方向と直交する第2方向の一端側に向かって第1角度θ1ずれている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
空気が流れる殺菌空間(S)が形成される流路形成部材(51)と、
前記殺菌空間(S)の第1方向における一端側に配置され、該第1方向の他端側に向かって紫外線を照射する照射部(60)と、
前記殺菌空間(S)の前記第1方向の他端側に配置され、前記照射部(60)から照射された紫外線が前記第1方向の一端側に戻るように該紫外線を反射する第1反射部(71)とを備え、
前記照射部(60)の紫外線の光軸に対して、前記第1反射部(71)の反射光の光軸が、第1方向と直交する第2方向の一端側に向かって第1角度θ1ずれている
紫外線照射ユニット。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記殺菌空間(S)の前記第1方向の第1長さが、前記殺菌空間(S)の前記第2方向の第2長さよりも大きい
請求項1に記載の紫外線照射ユニット。
【請求項3】
前記殺菌空間(S)における、前記第1方向および前記第2方向に直交する第3方向の第3長さが、前記第1長さおよび前記第2長さよりも小さく、
前記流路形成部材(51)は、空気が前記第3方向の一方側から他方側に向かって流れるように構成される
請求項2に記載の紫外線照射ユニット。
【請求項4】
前記流路形成部材(51)は、空気が前記殺菌空間(S)を前記第1方向の一方側から他方側に流れるように構成される
請求項2に記載の紫外線照射ユニット。
【請求項5】
前記殺菌空間(S)における前記第2方向の一端側の内面である第1面(54)から前記照射部(60)の紫外光の起点P1までの前記第2方向の距離をLとし、該起点P1から前記第1反射部(71)の反射光の起点P2までの前記第2方向の距離をbとすると、
b≦L/2の関係を満たしている
請求項1~4のいずれか1つに記載の紫外線照射ユニット。
【請求項6】
前記殺菌空間(S)における前記第2方向の一端側の内面である第1面(54)から前記照射部(60)の紫外光の起点P1までの前記第2方向の距離をLとし、該起点P1から前記第1反射部(71)の反射光の起点P2までの第1方向の距離をaとすると、
第1角度θ1<2tan
-1
(L/2a)の関係を満たしている
請求項1~4のいずれか1つに記載の紫外線照射ユニット。
【請求項7】
前記殺菌空間(S)の前記第1方向の一端側に配置され、前記第1反射部(71)から照射された紫外線を前記第1方向の他端側に向かって反射する第2反射部(80)を備え、
前記第1反射部(71)の光軸に対して、前記第2反射部(80)の反射光の光軸が、前記第2方向の一端側に向かって第2角度θ2ずれている
請求項1~4のいずれか1つに記載の紫外線照射ユニット。
【請求項8】
前記第1角度θ1が30度以下である
請求項1~4のいずれか1つに記載の紫外線照射ユニット。
【請求項9】
前記第1反射部(71)における紫外線の反射率が50%以上である
請求項1~4のいずれか1つに記載の紫外線照射ユニット。
【請求項10】
請求項1~4のいずれか1つに記載の紫外線照射ユニット(50)を備えた空気調和装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、紫外線照射ユニット、空気調和装置、および空気ダクトに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示の紫外線照射ユニットは、紫外線を照射する紫外線発光ダイオードと、紫外線発光ダイオードから照射された紫外線を反射する反射部とを備える。同文献の図1に記載のように、紫外線発光ダイオードから照射される紫外線は、平行光に変換された後、反射部で反射される。反射された紫外光は、平行光の光軸に沿って紫外線発光ダイオード側に送られる。紫外線発光ダイオードと反射部の間を往復する紫外線が、両者の間を流れる空気に照射されることで、空気中の細菌やウィルスが不活化される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-160292号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示の紫外線ユニットでは、反射部で反射された紫外光が、照射部から照射される紫外線の光軸に沿う方向に向かって反射する。このため、反射部で反射された紫外光が照射部にあたりやすくなり、紫外線により照射部が劣化してしまう。
【0005】
本開示の目的は、反射した紫外光により、照射部が劣化することを抑制できる紫外線照射装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様は、紫外線照射ユニット(50)を対象とする。紫外線照射ユニット(50)は、空気が流れる殺菌空間(S)が形成される流路形成部材(51)と、前記殺菌空間(S)の第1方向における一端側に配置され、該第1方向の他端側に向かって紫外線を照射する照射部(60)と、前記殺菌空間(S)の前記第1方向の他端側に配置され、前記照射部(60)から照射された紫外線が前記第1方向の一端側に戻るように該紫外線を反射する第1反射部(71)とを備える。前記照射部(60)の紫外線の光軸に対して、前記第1反射部(71)の反射光の光軸が、第1方向と直交する第2方向の一端側に向かって第1角度θ1ずれている。
【0007】
第1の態様では、照射部(60)から照射された紫外線が、第1反射部(71)で反射された後、照射部(60)側に戻る。第1反射部(71)の反射光の光軸は、照射部(60)の紫外線の光軸に対して、第2方向に向かって第1角度ずれているので、この反射光が照射部(60)にあたることを抑制できる。その結果、反射した紫外光により、照射部(60)が劣化することを抑制できる。
【0008】
第2の態様は、第1の態様において、前記殺菌空間(S)の前記第1方向の第1長さが、前記殺菌空間(S)の前記第2方向の第2長さよりも大きい。
【0009】
第2の態様の殺菌空間(S)は、照射部(60)から照射される紫外線、および第1反射部(71)の反射光が進展する方向に長くなる。このため、照射部(60)から照射された紫外線が、第1反射部(71)に反射することで減衰してしまうまでの距離を確保でき、殺菌空間(S)における空気の殺菌効果を向上できる。
【0010】
第3の態様は、第2の態様において、前記殺菌空間(S)における、前記第1方向および前記第2方向に直交する第3方向の第3長さが、前記第1長さおよび前記第2長さよりも小さく、前記流路形成部材(51)は、空気が前記殺菌空間(S)を前記第3方向の一方側から他方側に流れるように構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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