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公開番号
2025019544
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-07
出願番号
2023123200
出願日
2023-07-28
発明の名称
三相電源切り替えユニット
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
弁理士法人明成国際特許事務所
主分類
H02M
5/14 20060101AFI20250131BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】簡単な回路を用いて、Y結線の三相交流を単相交流に変換する状態とΔ結線の三相交流を単相交流に変換する状態を切り替えることができる技術を提供する。
【解決手段】三相電源切り替えユニットは、第1配線ユニットまたは第2配線ユニットのいずれかが装着される電装盤を備え、電装盤は、入力部と、出力部と、を備え、第1配線ユニットは、第1入力接続部と、第1出力接続部と、第1配線ユニットが電装盤に装着された場合に、入力部に入力されたY結線の三相交流が出力部から単相交流として出力されるように、第1入力接続部と第1出力接続部を接続する第1配線と、を備え、第2配線ユニットは、第2入力接続部と、第2出力接続部と、第2配線ユニットが電装盤に装着された場合に、入力部に入力されたΔ結線の三相交流が出力部から単相交流として出力されるように、第2入力接続部と第2出力接続部を接続する第2配線と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
三相電源切り替えユニットであって、
第1配線ユニットまたは第2配線ユニットのいずれかが装着される電装盤を備え、
前記電装盤は、
Y結線またはΔ結線の三相交流が入力される入力部と、
単相交流を出力するための出力部と、を備え、
前記第1配線ユニットは、
前記入力部と接続される第1入力接続部と、
前記出力部と接続される第1出力接続部と、
前記第1配線ユニットが前記電装盤に装着された場合に、前記入力部に入力されたY結線の三相交流が前記出力部から単相交流として出力されるように、前記第1入力接続部と前記第1出力接続部を接続する第1配線と、を備え、
前記第2配線ユニットは、
前記入力部と接続される第2入力接続部と、
前記出力部と接続される第2出力接続部と、
前記第2配線ユニットが前記電装盤に装着された場合に、前記入力部に入力されたΔ結線の三相交流が前記出力部から単相交流として出力されるように、前記第2入力接続部と前記第2出力接続部を接続する第2配線と、を備える、
三相電源切り替えユニット。
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【請求項2】
請求項1に記載の三相電源切り替えユニットであって、
前記第1配線ユニット及び前記第2配線ユニットの少なくともいずれか一方は、制御ユニットを備え、
前記制御ユニットは、前記出力部から出力される単相交流の電圧を測定する検出部を備える、
三相電源切り替えユニット。
【請求項3】
請求項2に記載の三相電源切り替えユニットであって、
前記制御ユニットは、前記検出部が測定した前記電圧が予め定められた電圧の範囲を超える場合に警告を報知する報知部を備える、
三相電源切り替えユニット。
【請求項4】
請求項2に記載の三相電源切り替えユニットであって、
前記制御ユニットは、前記検出部が測定した前記電圧に基づいて、前記入力部に入力されている三相交流がY結線かΔ結線かを識別する情報を報知する報知部を備える、
三相電源切り替えユニット。
【請求項5】
請求項2に記載の三相電源切り替えユニットであって、
前記制御ユニットは、前記検出部が測定した前記電圧が予め定められた電圧の範囲を超える場合に、前記入力部と前記出力部の接続を遮断するブレーカーを備える、
三相電源切り替えユニット。
【請求項6】
請求項1に記載の三相電源切り替えユニットであって、
前記第1配線ユニットは、
Y結線であることを示す表示がされた第1表示部と、
前記第1配線および前記第1表示部を覆う第1筐体と、を備え、
前記第1筐体は、前記第1表示部を前記第1筐体の外部から視認可能とする第1窓部を備え、
前記第2配線ユニットは、
Δ結線であることを示す表示がされた第2表示部と、
前記第2配線および前記第2表示部を覆う第2筐体と、を備え、
前記第2筐体は、前記第2表示部を前記第2筐体の外部から視認可能とする第2窓部を備える、
三相電源切り替えユニット。
【請求項7】
請求項1に記載の三相電源切り替えユニットであって、
前記電装盤は、
Y結線であることを示す表示がされたY結線表示部と、
Δ結線であることを示す表示がされたΔ結線表示部と、を備え、
前記第1配線ユニットは、前記第1配線ユニットが前記電装盤に装着された場合に、前記Δ結線表示部を覆い、前記Y結線表示部を露出させる第1板部を備え、
前記第2配線ユニットは、前記第2配線ユニットが前記電装盤に装着された場合に、前記Y結線表示部を覆い、前記Δ結線表示部を露出させる第2板部を備える、
三相電源切り替えユニット。
【請求項8】
請求項1に記載の三相電源切り替えユニットであって、
前記第1入力接続部および前記第2入力接続部は、それぞれ複数の端子から構成され、
前記第1入力接続部が備える前記端子の数と、前記第2入力接続部が備える前記端子の数と、が異なる、
三相電源切り替えユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、三相電源切り替えユニットに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、制御端子に入力される論理レベルに応じて、入力端子対と出力端子対との接続状態を2つの結線状態に切り替え可能なスイッチ回路を備える半導体装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-146999号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
Y結線またはΔ結線の三相交流を単相交流に変換するユニットにおいて、Y結線の三相交流を単相交流に変換する状態と、Δ結線の三相交流を単相交流に変換する状態と、を信号制御によって切り替える場合、回路が複雑になるという問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の第1の形態によれば、三相電源切り替えユニットが提供される。この三相電源切り替えユニットは、第1配線ユニットまたは第2配線ユニットのいずれかが装着される電装盤を備え、前記電装盤は、Y結線またはデルタ結線の三相交流が入力される入力部と、単相交流を出力するための出力部と、を備え、前記第1配線ユニットは、前記入力部と接続される第1入力接続部と、前記出力部と接続される第1出力接続部と、前記第1配線ユニットが前記電装盤に装着された場合に、前記入力部に入力されたY結線の三相交流が前記出力部から単相交流として出力されるように、前記第1入力接続部と前記第1出力接続部を接続する第1配線と、を備え、前記第2配線ユニットは、前記入力部と接続される第2入力接続部と、前記出力部と接続される第2出力接続部と、前記第2配線ユニットが前記電装盤に装着された場合に、前記入力部に入力されたΔ結線の三相交流が前記出力部から単相交流として出力されるように、前記第2入力接続部と前記第2出力接続部を接続する第2配線と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
三相電源切り替えユニットの概略構成を示す説明図である。
第1配線ユニットの内部構成を示す図である。
第1配線ユニットを外部から見た図である。
第2配線ユニットの内部構成を示す図である。
第2配線ユニットを外部から見た図である。
第2実施形態における第2配線ユニットの内部構成を示す図である。
第2電装盤の概略構成を示す図である。
第3配線ユニットの内部構成を示す図である。
第4配線ユニットの内部構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
A.第1実施形態:
図1は、三相電源切り替えユニット10の概略構成を示す説明図である。三相電源切り替えユニット10は、Y結線またはΔ結線の三相交流を単相交流に変換する。三相電源切り替えユニット10は、例えば、工場内に設置される。三相電源切り替えユニット10には、工場内に設置された分電盤から、Y結線またはΔ結線の三相交流が供給される。三相電源切り替えユニット10は、分電盤から供給された三相交流を単相交流に変換し、工場内に設置された装置に供給する。三相電源切り替えユニット10は、電装盤100を備える。電装盤100には、第1配線ユニット200または第2配線ユニット300のいずれかが装着される。
【0008】
電装盤100は、入力部110と、出力部120と、Y結線表示部130と、Δ結線表示部140と、を備える。
【0009】
入力部110には、Y結線の三相交流またはΔ結線の三相交流が入力される。入力部110に入力される三相交流の電圧は、200Vから400V程度である。入力部110は、第1入力端子111と、第2入力端子112と、第3入力端子113と、第4入力端子114と、を備える。第1入力端子111と、第2入力端子112と、第3入力端子113には、三相交流の各相が入力される。例えば、第1入力端子111にはR相が、第2入力端子112にはS相が、第3入力端子113にはT相が、それぞれ入力される。入力部110にY結線の三相交流が入力される場合、第4入力端子114には中性線が接続される。入力部110にΔ結線の三相交流が入力される場合、第4入力端子114には何も接続されない。以下において各入力端子を区別なく呼ぶときは、単に入力端子と呼ぶ。本実施形態では、入力端子は、メス型の端子である。
【0010】
出力部120は、単相交流を出力する。出力部120は、第1出力端子121と、第2出力端子122と、第3出力端子123と、第4出力端子124と、第5出力端子125と、第6出力端子126と、を備える。本実施形態では、出力部120は、3組の単相交流を出力する。出力部120は、第1出力端子121と第2出力端子122、第3出力端子123と第4出力端子124、第5出力端子125と第6出力端子126から、それぞれ単相交流を1組ずつ出力する。出力部120から出力される単相交流の電圧は、200Vから240V程度である。以下において各出力端子を区別なく呼ぶときは、単に出力端子と呼ぶ。各出力端子には、図1に示すように単相負荷が接続される。単相負荷は、例えば、三相電源切り替えユニット10が設置されている工場に備えられた装置である。本実施形態では、出力端子は、メス型の端子である。
(【0011】以降は省略されています)
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