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公開番号2025018454
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2023122161
出願日2023-07-27
発明の名称電力供給システム、蓄電システム、設置方法、および表示装置
出願人住友電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02J 3/32 20060101AFI20250130BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】複数の蓄電システムを負荷と電力系統との間に接続する場合に、電力系統からの買電力を抑制できる電力供給システム、蓄電システム、設置方法、および表示装置を提供する。
【解決手段】電力供給システムは、電力系統から負荷に電力を供給するための配線に第1位置において接続される第1蓄電システムと、第1位置と電力系統との間にある第2位置において配線に接続される第2蓄電システムとを含み、第1蓄電システムは第1蓄電池を含み、第1位置と第2位置との間における配線上の電力潮流に基づいて、第1蓄電池の充放電を制御し、第2蓄電システムは第2蓄電池を含み、第2位置よりも電力系統側の所定位置における配線上の電力潮流に基づいて、第2蓄電池の充放電を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電力系統から負荷に電力を供給するための配線に第1位置において接続される第1蓄電システムと、
前記第1位置と前記電力系統との間にある第2位置において前記配線に接続される第2蓄電システムとを含み、
前記第1蓄電システムは第1蓄電池を含み、前記第1位置と前記第2位置との間における前記配線上の電力潮流に基づいて、前記第1蓄電池の充放電を制御し、
前記第2蓄電システムは第2蓄電池を含み、前記第2位置よりも前記電力系統側の所定位置における前記配線上の電力潮流に基づいて、前記第2蓄電池の充放電を制御する、電力供給システム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記負荷は特定負荷および一般負荷を含み、
前記電力系統の停電時に、
前記第1蓄電システムは、前記一般負荷に電力を供給し、
前記第2蓄電システムは、前記特定負荷に電力を供給する、請求項1に記載の電力供給システム。
【請求項3】
太陽光発電パネルをさらに含み、
前記第2位置は、前記太陽光発電パネルによる発電電力が前記配線に供給される位置と前記電力系統との間にある、請求項1または請求項2に記載の電力供給システム。
【請求項4】
前記第1蓄電システムには、前記太陽光発電パネルが接続され、
前記第1蓄電システムは、前記太陽光発電パネルによる発電電力を、前記第1位置において前記配線に供給する、請求項3に記載の電力供給システム。
【請求項5】
前記太陽光発電パネルを含み、前記配線に第3位置において接続される太陽光発電システムをさらに含み、
前記第3位置は、前記第1位置に対して、前記第2位置とは反対側に位置する、請求項3に記載の電力供給システム。
【請求項6】
前記配線に第3位置において接続される太陽光発電システムをさらに含み、
前記第3位置は、前記第1位置に対して、前記第2位置とは反対側に位置する、請求項4に記載の電力供給システム。
【請求項7】
前記第1蓄電システムは、前記電力系統の停電時に、前記一般負荷および前記第2蓄電システムに電力を供給し、
前記第2蓄電システムは、前記第1蓄電システムから供給される電力を前記特定負荷に供給する、請求項2に記載の電力供給システム。
【請求項8】
前記第1蓄電システムから供給される第1電力、および、前記第2蓄電システムから供給される第2電力は、分電盤に入力され、
前記分電盤にはさらに、発電機による発電電力が入力され、
前記第1電力、前記第2電力、前記発電電力の少なくともいずれかが、前記分電盤を介して、前記特定負荷に供給される、請求項7に記載の電力供給システム。
【請求項9】
前記第2蓄電システムの充放電電力を測定するセンサと、
前記第1蓄電システムの売買電力を表示する表示部とをさらに含み、
前記表示部は、前記センサが測定した前記充放電電力に基づいて、前記売買電力の表示を切り替える、請求項1または請求項2に記載の電力供給システム。
【請求項10】
電力系統から負荷に電力を供給するための配線に第1蓄電システムおよび第2蓄電システムを接続する蓄電システムの設置方法であって、
前記第1蓄電システムは、前記配線上の第1位置において前記配線に接続されるように設置され、
前記第2蓄電システムは、前記第1位置と前記電力系統との間にある第2位置において前記配線に接続されるように設置され、
これにより、
前記第1蓄電システムは、前記第1位置と前記第2位置との間における前記配線上の電力潮流に基づいて、前記第1蓄電システムにおける第1蓄電池の充放電を制御し、
前記第2蓄電システムは、前記第2位置よりも前記電力系統側の所定位置における前記配線上の電力潮流に基づいて、前記第2蓄電システムにおける第2蓄電池の充放電を制御する、設置方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電力供給システム、蓄電システム、設置方法、および表示装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
太陽光発電システムと蓄電システムとを、電力系統(以下、単に系統ともいう)から負荷(家庭の電気機器)に電力を供給する配線に接続した電力供給システムが知られている。蓄電池と太陽光発電パネル(以下、PV(Photovoltaic)パネルという)とを含むハイブリッド型の電力供給システムも知られている(下記特許文献1参照)。
【0003】
電力供給システムを導入した後、蓄電容量を増大するために蓄電池を増設することがある。この場合、電力供給システムを増設することにより蓄電容量を増大することもできる。具体的には、複数の電力供給システムを、負荷と系統との間に並列に接続する。各電力供給システムは対応する負荷に対して電力を供給する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-110903号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記した構成には、以下のような問題がある。即ち、それぞれ蓄電システムを含む第1電力供給システムおよび第2電力供給システムを、負荷と系統との間に接続した場合、第1電力供給システムと第2電力供給システムとの間において相互に電力を融通できない。いずれかの電力供給システムにおいて蓄電池の電池残量が放電上限に達した場合、その電力供給システムから負荷に対して電力を供給できなくなる。負荷に対して電力を供給するために、系統からの買電力が増大するという問題がある。
【0006】
したがって、本開示は、複数の蓄電システムを負荷と電力系統との間に接続する場合に、電力系統からの買電力を抑制できる電力供給システム、蓄電システム、設置方法、および表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示のある局面に係る電力供給システムは、電力系統から負荷に電力を供給するための配線に第1位置において接続される第1蓄電システムと、第1位置と電力系統との間にある第2位置において配線に接続される第2蓄電システムとを含み、第1蓄電システムは第1蓄電池を含み、第1位置と第2位置との間における配線上の電力潮流に基づいて、第1蓄電池の充放電を制御し、第2蓄電システムは第2蓄電池を含み、第2位置よりも電力系統側の所定位置における配線上の電力潮流に基づいて、第2蓄電池の充放電を制御する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、複数の蓄電システムを負荷と電力系統との間に接続する場合に、電力系統からの買電力を抑制できる電力供給システム、蓄電システム、設置方法、および表示装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本開示の第1実施形態に係る電力供給システムの構成を示すブロック図である。
図2は、本開示の第1変形例に係る電力供給システムの構成を示すブロック図である。
図3は、本開示の第2変形例に係る電力供給システムの構成を示すブロック図である。
図4は、本開示の第2実施形態に係る電力供給システムの構成を示すブロック図である。
図5は、本開示の第3変形例に係る電力供給システムの構成を示すブロック図である。
図6は、本開示の第3実施形態に係る電力供給システムの構成を示すブロック図である。
図7は、本開示の第4変形例に係る電力供給システムの構成を示すブロック図である。
図8は、第1蓄電システムの表示装置に表示される画面例を示す図である。
図9は、第2蓄電システムの表示装置に表示される画面例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
本開示の実施形態の内容を列記して説明する。以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組合わせてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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