TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025017553
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023120661
出願日
2023-07-25
発明の名称
ダイレータ
出願人
テルモ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A61M
25/06 20060101AFI20250130BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】弁体に対する摺動抵抗の小さいダイレータを提供する。
【解決手段】管状の長尺体30を有するダイレータ12であって、長尺体30は、基部32と、基部32の先端側に延在し基部32より外径が小さい先端細径部33と、を有し、基部32は、長軸方向に沿う溝部35を有するダイレータ12である。ダイレータ12の先端細径部33は、基部32側から先端側に向かって外径が細くなるテーパ状に形成され、長軸方向に沿う長さが50mm~150mmであってもよい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
管状の長尺体を有するダイレータであって、
前記長尺体は、基部と、前記基部の先端側に延在し前記基部より外径が小さい先端細径部と、を有し、
前記基部は、長軸方向に沿う溝部を有するダイレータ。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
前記先端細径部は、前記基部側から先端側に向かって外径が細くなるテーパ状に形成され、長軸方向に沿う長さが50mm~150mmである請求項1に記載のダイレータ。
【請求項3】
前記溝部は周方向に複数設けられ、前記基部の円周に対する複数の前記溝部の周方向幅の合計の割合は、30%~80%である請求項1に記載のダイレータ。
【請求項4】
前記先端細径部は、少なくとも最先端部の外表面が平滑である請求項1に記載のダイレータ。
【請求項5】
前記先端細径部は、前記最先端部より基端側の部分に前記溝部を有する請求項5に記載のダイレータ。
【請求項6】
前記長尺体は、外径が6.0mm~8.0mmの吸引カテーテルに挿通される請求項1~5のいずれか1項に記載のダイレータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、血栓を吸引する吸引カテーテルの血管への挿入時に用いられるダイレータに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
肺塞栓症は、肺動脈に血栓が詰まって呼吸困難等を生じる疾患であり、一刻も早く血栓を除去する処置を行うことが求められる。肺塞栓症の処置のため、外径が5.3mm~8.0mm程度の吸引カテーテルが通常用いられている。
【0003】
吸引カテーテルの血管内への挿入をサポートするため、吸引カテーテルの内腔に挿通されるダイレータが使用される。ダイレータは、吸引カテーテルの基端部に設けられるハブから挿入される。カテーテルに挿入されるダイレータとしては、例えば特許文献1に挙げるようなものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-329063号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
吸引カテーテルのハブには、血液の流出を抑制するため、弁体が設けられる。吸引カテーテルに挿通されるダイレータは、挿入および抜去の際には、弁体に対し摺動する。肺塞栓症の処置に用いられる吸引カテーテルは、外径が大きいため、ダイレータの外径も大きい。このために、ダイレータは、弁体に対し摺動する際の抵抗が大きく、吸引カテーテルへの挿入や抜去の際に、スタックすることがあった。
【0006】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、弁体に対する摺動抵抗の小さいダイレータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成する本発明に係る(1)ダイレータは、管状の長尺体を有するダイレータであって、前記長尺体は、基部と、前記基部の先端側に延在し前記基部より外径が小さい先端細径部と、を有し、前記基部は、長軸方向に沿う溝部を有する。
【発明の効果】
【0008】
上記のように構成したダイレータは、長軸方向に沿う溝部により、弁体に摺接する面積を小さくすることができることから、弁体に対する摺動抵抗を小さくすることができる。
【0009】
(2)上記(1)のダイレータにおいて、前記先端細径部は、前記基部側から先端側に向かって外径が細くなるテーパ状に形成され、長軸方向に沿う長さが50mm~150mmであってもよい。これにより、ダイレータの先端部に長軸方向に長いテーパ状の部分が形成されるため、ダイレータに挿通される造影カテーテルと、ダイレータを挿通する吸引カテーテルとの寸法差および物性差が、長軸方向に沿ってなだらかに変化する。寸法差の変化が長軸方向に沿ってなだらかであることにより、ダイレータを造影カテーテルおよび吸引カテーテルとともに血管内に挿入する際、血管壁への損傷または血栓剥離のリスクを低減できる。また、物性差の変化が長軸方向に沿ってなだらかであることにより、ダイレータと造影カテーテルおよび吸引カテーテルとを組み合わせた際における送達性を向上させることができる。
【0010】
(3)上記(1)または(2)のダイレータにおいて、前記溝部は周方向に複数設けられ、前記基部の円周に対する複数の前記溝部の周方向幅の合計の割合は、30%~80%であってもよい。これにより、ダイレータは、弁体を通過する際の摺動抵抗を十分に小さくすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
テルモ株式会社
医療器具
9日前
テルモ株式会社
ダイレータ
6日前
テルモ株式会社
廃棄システム
6日前
テルモ株式会社
ガイドワイヤ
13日前
テルモ株式会社
医療システム
16日前
テルモ株式会社
造影カテーテル
13日前
テルモ株式会社
カテーテルシステム
13日前
テルモ株式会社
トレーニング用モデル
6日前
テルモ株式会社
カテーテル組立体および処置方法
13日前
テルモ株式会社
医療用管状デバイスおよびその製造方法
19日前
テルモ株式会社
医療デバイス
15日前
テルモ株式会社
画像診断用装置
19日前
テルモ株式会社
気泡離脱装置、異物検査装置及びプレフィルドシリンジの製造装置
23日前
テルモ株式会社
医療器具開発支援方法、機械学習方法、医療器具開発支援装置及びコンピュータプログラム
6日前
個人
歯の掃除具
3か月前
個人
歯茎みが品
19日前
個人
錠剤撒き器
5か月前
個人
乗馬テラピー
3か月前
個人
身体牽引装置
3か月前
個人
マッサージ機
6日前
個人
塗り薬塗り具
2か月前
個人
導電香
12日前
個人
クリップ
26日前
個人
収納容器
1か月前
個人
発熱器具
3か月前
個人
染毛方法
2か月前
個人
片足歩行支援具
27日前
個人
健康器具
2か月前
株式会社コロナ
脱臭機
5か月前
個人
動体視力強化装置
3か月前
個人
鼻腔拡張具
5か月前
個人
眼科診療車
1か月前
個人
挟圧手工爪矯正具
5か月前
個人
磁器治療器
3か月前
株式会社 MTG
浴用剤
13日前
株式会社コーセー
美爪料
27日前
続きを見る
他の特許を見る