TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025017198
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-05
出願番号
2023120158
出願日
2023-07-24
発明の名称
半導体装置の製造方法
出願人
株式会社東芝
,
東芝デバイス&ストレージ株式会社
代理人
弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類
H10D
30/66 20250101AFI20250129BHJP()
要約
【課題】不純物の混入を抑制した局所的に厚い絶縁膜を形成することができる半導体装置の製造方法を提供することである。
【解決手段】実施形態の半導体装置の製造方法は、第1成膜工程と、第2成膜工程と、酸化工程と、を持つ。第1成膜工程では、シリコンカーバイドからなる基材の表面にシリコンからなる第1被膜を形成する。第2成膜工程では、第1被膜の表面に第2被膜を形成する。酸化工程では、第1被膜を表面側から熱酸化させて第3被膜を形成する。第2成膜工程において、第1被膜の一部分の上には、第2被膜が形成されず当該一部分が露出する。又は、第2成膜工程において、第1被膜の一部分の上に形成される第2被膜の膜厚は、他の部分の上に形成される第2被膜の膜厚よりも小さい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
シリコンカーバイドからなる基材の表面にシリコンからなる第1被膜を形成する第1成膜工程と、
前記第1被膜の表面に第2被膜を形成する第2成膜工程と、
前記第1被膜を表面側から熱酸化させて第3被膜を形成する酸化工程と、を有し、
前記第2成膜工程において、
前記第1被膜の一部分の上には、前記第2被膜が形成されず当該一部分が露出する、
又は、前記第1被膜の前記一部分の上に形成される前記第2被膜の膜厚は、他の部分の上に形成される前記第2被膜の膜厚よりも小さい、
半導体装置の製造方法。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記第2被膜と前記第3被膜の少なくとも一部とをエッチングするエッチング工程と、
前記基材の表面に酸化シリコンからなる第4被膜を形成する酸化被膜形成工程と、を有する、
請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項3】
前記第1成膜工程の前に、前記基材にトレンチを形成するトレンチ形成工程を有し、
前記第1被膜の前記一部分は、前記トレンチの側壁面上に成膜される部分であり、
前記第1被膜の前記他の部分は、前記トレンチの底面上に形成される部分である、
請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項4】
前記第1成膜工程の前に、前記基材にトレンチを形成するトレンチ形成工程を有し、
前記第1被膜の前記一部分は、前記トレンチの底面上に成膜される部分であり、
前記第1被膜の前記他の部分は、前記トレンチの側壁面上に形成される部分である、
請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項5】
前記第2成膜工程は、原子層堆積法によって前記第2被膜を形成する工程である、
請求項1~4の何れか一項に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項6】
前記第2被膜は、酸化シリコンである、
請求項1~4の何れか一項に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項7】
前記第2被膜は、酸化シリコンよりも酸素の拡散係数が小さい、
請求項1~4の何れか一項に記載の半導体装置の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、半導体装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、半導体装置の微細化が進むなかで、半導体装置内の絶縁破壊が生じやすい箇所の絶縁膜を局所的に厚くすることで、微細化を実現しつつ耐電圧を高める構造が求められている。そこで、化学気相成長法(CVD:Chemical Vapor Deposition、以下、CVDと呼ぶ)などの成膜手段を用いて、局所的に厚い絶縁膜を形成する方法が提案されているが、この場合、絶縁膜中に不純物が混入しやすいといった問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-56912号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、不純物の混入を抑制した局所的に厚い絶縁膜を形成することができる半導体装置の製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の半導体装置の製造方法は、第1成膜工程と、第2成膜工程と、酸化工程と、を持つ。第1成膜工程では、シリコンカーバイドからなる基材の表面にシリコンからなる第1被膜を形成する。第2成膜工程では、第1被膜の表面に第2被膜を形成する。酸化工程では、第1被膜を表面側から熱酸化させて第3被膜を形成する。第2成膜工程において、第1被膜の一部分の上には、第2被膜が形成されず当該一部分が露出する。又は、第2成膜工程において、第1被膜の一部分の上に形成される第2被膜の膜厚は、他の部分の上に形成される第2被膜の膜厚よりも小さい。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1の実施形態の半導体装置の断面模式図。
第1の実施形態の半導体装置の製造方法のフローチャート。
第1の実施形態の基材形成工程の概略図。
第1の実施形態のイオン注入工程の概略図。
第1の実施形態のトレンチ形成工程の概略図。
第1の実施形態の第1成膜工程の概略図。
第1の実施形態の第2成膜工程におけるインヒビター吸着工程の概略図。
第1の実施形態の第2成膜工程におけるプリカーサ吸着工程の概略図。
第1の実施形態の第2成膜工程における膜形成工程の概略図。
第1の実施形態の第1酸化工程の概略図。
第1の実施形態のエッチング工程の概略図。
第1の実施形態の第2酸化工程の概略図。
第1の実施形態の電極形成工程の概略図。
第1の実施形態の層間絶縁膜形成工程の概略図。
第1の実施形態に採用可能な変形例の第1酸化工程の概略図。
第1の実施形態に採用可能な変形例の第2成膜工程の概略図である。
第2の実施形態の半導体装置の製造方法のフローチャートの一部である。
第2の実施形態の第2成膜工程におけるプリカーサ吸着工程の概略図。
第2の実施形態の第2成膜工程における膜形成工程の概略図。
第2の実施形態の第1酸化工程の概略図。
第2の実施形態の第1および第2エッチング工程の概略図。
第2の実施形態の第3エッチング工程の概略図。
第2の実施形態の第3成膜工程の概略図。
第2の実施形態の第2酸化工程の概略図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施形態の半導体装置の製造方法を、図面を参照して説明する。
【0008】
本明細書中、「上」、「下」の概念は、必ずしも重力の向きとの関係を示す用語ではない。
以下の説明において、n、n
-
および、p、p
-
の表記は、各導電型における不純物濃度の相対的な高低を表す。すなわち、n
-
はnよりもn型の不純物濃度が相対的に低いことを示す。また、p
-
はpよりもp型の不純物濃度が相対的に低いことを示す。なお、n
-
型を単にn型、p
-
型を単にp型と記載する場合もある。
【0009】
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の半導体装置1の断面模式図である。本実施形態の半導体装置1は、トレンチ型の金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET: metal-oxide-semiconductor field-effect transistor、以下、MOSFETと呼ぶ)である。
【0010】
半導体装置1は、基材10と、絶縁膜30(ゲート絶縁膜)と、ゲート電極20と、層間絶縁膜40と、ソース電極21と、ドレイン電極24と、ソース配線22と、保護電極25とを有する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社東芝
弁
29日前
株式会社東芝
台車
2か月前
株式会社東芝
センサ
1か月前
株式会社東芝
センサ
1か月前
株式会社東芝
固定子
2か月前
株式会社東芝
回転電機
2か月前
株式会社東芝
開閉装置
2か月前
株式会社東芝
電源回路
6日前
株式会社東芝
搬送装置
2か月前
株式会社東芝
半導体装置
6日前
株式会社東芝
光スイッチ
1か月前
株式会社東芝
半導体装置
12日前
株式会社東芝
半導体装置
12日前
株式会社東芝
半導体装置
12日前
株式会社東芝
遠心送風機
1か月前
株式会社東芝
半導体装置
12日前
株式会社東芝
半導体装置
19日前
株式会社東芝
光デバイス
2か月前
株式会社東芝
半導体装置
6日前
株式会社東芝
半導体装置
12日前
株式会社東芝
半導体装置
12日前
株式会社東芝
半導体装置
12日前
株式会社東芝
半導体装置
12日前
株式会社東芝
半導体装置
12日前
株式会社東芝
水処理装置
今日
株式会社東芝
直流遮断器
2か月前
株式会社東芝
半導体装置
12日前
株式会社東芝
半導体装置
12日前
株式会社東芝
半導体装置
今日
株式会社東芝
半導体装置
今日
株式会社東芝
ディスク装置
19日前
株式会社東芝
電力変換装置
28日前
株式会社東芝
空調制御装置
12日前
株式会社東芝
駆動システム
2か月前
株式会社東芝
電力変換装置
2か月前
株式会社東芝
蓋の開閉装置
1か月前
続きを見る
他の特許を見る