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公開番号
2025016937
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-05
出願番号
2023119752
出願日
2023-07-24
発明の名称
粒子整列装置、粒子整列方法、フィルム、及びフィルム製造方法
出願人
株式会社レゾナック
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B01J
19/00 20060101AFI20250129BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】導電粒子の整列性を向上する。
【解決手段】粒子整列装置1は、磁性を有する磁性部材2を備え、磁性部材2は、導電粒子Pを整列させるための整列面21と、整列面21に形成された複数の凹部24と、を有する。粒子整列装置1を用いて導電粒子を整列させる粒子整列方法は、磁性部材2の整列面21上に導電粒子Pを供給する粒子供給工程と、磁性部材2に磁場を印加する磁場印加工程と、整列面21から導電粒子Pを除去する粒子除去工程と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
磁性を有する磁性部材を備え、
前記磁性部材は、導電粒子を整列させるための整列面と、前記整列面に形成された複数の凹部と、を有する、
粒子整列装置。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記複数の凹部は、規則的に配置されている、
請求項1に記載の粒子整列装置。
【請求項3】
前記複数の凹部は、網目状に配置されている、
請求項1に記載の粒子整列装置。
【請求項4】
前記複数の凹部は、前記磁性部材を貫通する貫通穴である、
請求項1に記載の粒子整列装置。
【請求項5】
前記複数の凹部は、前記磁性部材を貫通しない有底穴である、
請求項1に記載の粒子整列装置。
【請求項6】
前記磁性部材の飽和磁束密度は、0.5T以上である、
請求項1に記載の粒子整列装置。
【請求項7】
前記凹部が円形の穴である場合、前記凹部の深さは、前記凹部の開口の直径の1/4倍以上である、
請求項1に記載の粒子整列装置。
【請求項8】
前記凹部が円形の穴である場合、前記複数の凹部の間隔は、前記凹部の開口の直径の2倍以上である、
請求項1に記載の粒子整列装置。
【請求項9】
前記整列面は、離型処理されている、
請求項1に記載の粒子整列装置。
【請求項10】
前記整列面は、平面である、
請求項1に記載の粒子整列装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、粒子整列装置、粒子整列方法、フィルム、及びフィルム製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、導電粒子を整列する方法として、インプリント法を用いた方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。インプリント法では、表面に複数の凹部が形成された整列用部材を用意し、複数の凹部に導電粒子を入れることで、導電粒子を整列する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/004511号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、導電粒子の粒径が小さい場合、整列用部材の表面に導電粒子を撒布し、整列用部材の表面に高圧ガスを吹き付けたり整列用部材の表面をブラシで掃いたりすることで、導電粒子を凹部に入れるとともに、凹部に入らなかった導電粒子を整列用部材の表面から除去することが考えられる。
【0005】
しかしながら、整列用部材の表面に高圧ガスを吹き付けたり整列用部材の表面をブラシで掃いたりすると、凹部から導電粒子が除去されてしまい、導電粒子の整列性が低下するという問題が発生する。
【0006】
そこで、本開示は、導電粒子の整列性を向上することができる粒子整列装置及び粒子整列方法を提供することを課題とする。また、本開示は、導電粒子の整列性が向上されたフィルム及びフィルム製造方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る粒子整列装置は、磁性を有する磁性部材を備え、磁性部材は、導電粒子を整列させるための整列面と、整列面に形成された複数の凹部と、を有する。
【0008】
この粒子整列装置では、磁性を有する磁性部材の整列面に複数の凹部が形成されているため、磁性部材に磁場を印加すると、複数の凹部のそれぞれに、凹部の内部及び近傍に漏れ出す漏洩磁場(leakage field)が生じる。このため、強磁性を有する導電粒子を整列面に供給するとともに、磁性部材に磁場を印加すると、整列面に供給された導電粒子が、複数の凹部に生じる漏洩磁場により引き寄せられて複数の凹部に入り込み、複数の凹部に保持された状態となる。このため、整列面に高圧ガスを吹き付けたり整列面をブラシで掃いたりすることで、導電粒子が複数の凹部に保持された状態を維持しつつ、複数の凹部に保持されていない導電粒子を整列面から除去することができる。これにより、導電粒子が複数の凹部に対応するように整列されるため、導電粒子の整列性が向上する。
【0009】
上記の粒子整列装置において、複数の凹部は、規則的に配置されていてもよい。この粒子整列装置では、複数の凹部が規則的に配置されているため、導電粒子を規則的に整列させることができる。
【0010】
上記の粒子整列装置において、複数の凹部は、網目状に配置されていてもよい。この粒子整列装置では、複数の凹部が網目状に配置されているため、導電粒子を網目状に整列させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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