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公開番号
2025016565
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-04
出願番号
2024187389,2023507901
出願日
2024-10-24,2021-08-06
発明の名称
冷凍漏洩検出
出願人
コープランド エルピー
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
F25B
49/02 20060101AFI20250128BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】建物の居住者に最大量の快適さを提供しながら、適切な動作を保証するA2L冷媒を使用するHVACシステムを提供する。
【解決手段】建物の冷凍システムは、建物内の冷凍システムの外部に存在する当該冷凍システムの冷媒の量が第1の所定量よりも大きいという判断に応答し所定期間圧縮機を連続的にオフに維持するよう構成される圧縮機モジュールと、上記判断に応答しファンを少なくとも所定期間継続的にオンに維持するよう構成されるファンモジュールとを備え、圧縮機モジュールは、さらに、冷凍システムのリセットを示す入力を受信することなく圧縮機が所定期間オフであり、建物内の冷凍システムの外部に存在する冷媒の量が第2の所定量未満となった後、圧縮機を選択的にオンにするよう構成される。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
建物の冷凍システムであって、
建物内の冷凍システムの外部に存在する前記冷凍システムの冷媒の量が第1の所定量よりも大きいという判断に応答して、少なくとも所定期間の間前記冷凍システムの圧縮機を連続的にオフに維持するよう構成される圧縮機モジュールと、
前記建物内の前記冷凍システムの外部に存在する前記冷媒の前記量が前記第1の所定量よりも大きいという判断に応答して、ファンを少なくとも前記所定期間の間継続的にオンに維持するよう構成されるファンモジュールとを備え、
前記ファンは、前記ファンがオンのときに、前記冷凍システムの蒸発器を横切るように空気を移動させ、
前記圧縮機モジュールは、さらに、前記冷凍システムのリセットを示す入力を受信することなく、前記圧縮機が前記所定期間の間オフであり、前記建物内の前記冷凍システムの外部に存在する冷媒の量が第2の所定量未満となった後、前記圧縮機を選択的にオンにするよう構成される、建物の冷凍システム。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記建物内の前記冷凍システムの外部に存在する前記冷媒の前記量を測定するよう構成されるセンサをさらに備える、請求項1に記載の冷凍システム。
【請求項3】
前記センサは、前記蒸発器に隣接して配置される、請求項2に記載の冷凍システム。
【請求項4】
前記第2の所定量は前記第1の所定量未満である、請求項1に記載の冷凍システム。
【請求項5】
前記冷媒は、A2LのASHRAE(アメリカ暖房冷凍空調学会)分類を有する、請求項1に記載の冷凍システム。
【請求項6】
前記圧縮機モジュールは、前記建物内の前記冷凍システムの外部に存在する前記冷媒の前記量が前記第1の所定量よりも大きいという事象の数が所定の事象数よりも大きい場合に、前記冷凍システムの前記リセットを示す前記入力が受信されるまで、前記圧縮機をオフに維持するよう構成される、請求項1に記載の冷凍システム。
【請求項7】
前記所定の事象数は、1より大きい整数である、請求項6に記載の冷凍システム。
【請求項8】
前記圧縮機モジュールは、前記建物内の前記冷凍システムの外部に存在する前記冷媒の前記量が第3の所定量を超えたときに、前記冷凍システムの前記リセットを示す前記入力が受信されるまで、前記圧縮機をオフに維持するよう構成される、請求項1に記載の冷凍システム。
【請求項9】
前記第3の所定量は前記第2の所定量よりも大きい、請求項8に記載の冷凍システム。
【請求項10】
前記第3の所定量は、前記冷媒の可燃性下限(LFL)の少なくとも20パーセントである、請求項8に記載の冷凍システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の参照
本出願は、2020年8月7日に提出された米国特許出願第16/988,269号に対する優先権を主張する。上記出願の開示全体は、参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 1,300 文字)
【0002】
分野
本開示は、暖房換気および空調(HVAC)ならびに他のタイプの冷凍システムに関し、より詳細には、HVACまたは冷凍システムのための冷凍漏洩検出および軽減システムならびに方法に関する。
【背景技術】
【0003】
背景
このセクションは、必ずしも先行技術ではない、本開示に関連する背景情報を提供する。
【0004】
冷凍および空調用途は、それらが使用する冷媒の地球温暖化係数を低減するために、規制圧力が増加している。より低い地球温暖化係数の冷媒を使用するために、冷媒の可燃性が増大する場合がある。
【0005】
低い地球温暖化係数の選択肢と考えられるいくつかの冷媒が開発されており、それらはA2LとしてASHRAE(アメリカ暖房冷凍空調学会(American Society of Heating,
Refrigerating and Air-Conditioning Engineers))分類を有し、穏やかに可燃性であ
ることを意味する。UL(Underwriters Laboratory)60335-2-40規格および
同様の規格は、A2L冷媒について所定の(M1)レベルを指定し、所定のレベルを下回るA2L冷媒充填レベルは漏洩検出および軽減を必要としないことを示す。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
概要
このセクションは、本開示の概要を与えるものであり、その全範囲またはその特徴のすべての包括的な開示ではない。
【0007】
A2L冷媒を使用するHVACシステムは、漏洩検出および軽減能力を有することが要求され得る。制御システムを用いて、建物の居住者に最大量の快適さを提供しながら、HVACシステムの適切な動作を保証し、煩わしい問題を回避してもよい。
【0008】
A2L(軽度可燃性)冷媒は、冷凍およびHVACシステム用の冷媒として使用されてもよい。可燃性に起因して、A2L冷媒を使用するシステムは、生じ得るどのような漏洩も軽減するよう求められる場合がある。これは、エアハンドラ内の室内ファンを運転して、漏洩した冷媒を分散させ、建物内の濃度を低減することによって、行ってもよい。システムは、軽減事象後に自動的にリセットされてもよい。
【0009】
本出願は、システムを(例えば、建物の所有者によって)手動でリセットして、システムを、全容量よりは少ないが、いくらかの冷却が利用可能である、低減された容量モードにすることを可能する。
【0010】
本開示は、漏洩した冷媒(例えば、A2L)を検知するための冷媒センサまたは検出シ
ステムのためのリセット可能なアルゴリズムに関する。制御モジュールがシステムを制御し、スイッチを用いてシステムを手動でリセットする。システムはまた、A2L漏洩が軽減された後に自動的にリセットされ、システムが通常動作に戻ることを可能にする。
(【0011】以降は省略されています)
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