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公開番号
2025016013
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-31
出願番号
2023119003
出願日
2023-07-21
発明の名称
成分分離回収装置、成分分離回収方法
出願人
富士電機株式会社
代理人
インフォート弁理士法人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B01D
53/04 20060101AFI20250124BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】高濃度かつ高回収率でガス中の特定成分の分離をすること。
【解決手段】本実施形態における一態様の成分分離回収装置は、ガス中の特定成分を吸着する吸着材および前記吸着材を充填する容器を備える複数の固定層と、前記特定成分が液相状態で貯留される液化貯留タンクと、前記液化貯留タンク内の前記特定成分の一部が貯留されるパージタンクと、前記パージタンクの後段に設けられた圧縮機と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ガス中の特定成分を吸着する吸着材および前記吸着材を充填する容器を備える複数の固定層と、
前記特定成分が液相状態で貯留される液化貯留タンクと、
前記液化貯留タンク内の前記特定成分の一部が貯留されるパージタンクと、
前記パージタンクの後段に設けられた圧縮機と、を備える
成分分離回収装置。
続きを表示(約 800 文字)
【請求項2】
前記パージタンクに貯留される前記特定成分は気相状態である請求項1に記載の成分分離回収装置。
【請求項3】
前記パージタンクに貯留される前記特定成分の量は、
前記固定層の前記吸着材の吸着帯で吸着可能な前記特定成分の量と、
前記固定層の前記吸着材以外の空間体積と同等の量と、を加算した量である請求項2に記載の成分分離回収装置。
【請求項4】
前記圧縮機は、前記パージタンクに貯留されている前記特定成分を圧縮する請求項3に記載の成分分離回収装置。
【請求項5】
前記複数の固定層は、吸着塔および脱離塔として機能する請求項4に記載の成分分離回収装置。
【請求項6】
前記吸着塔として機能する複数の固定層と、
前記脱離塔として機能する複数の固定層と、の機能を反転させて運転する請求項5に記載の成分分離回収装置。
【請求項7】
前記液化貯留タンクは、前記脱離塔として機能する複数の固定層の前記吸着材から脱離された前記特定成分が液化して貯留される請求項6に記載の成分分離回収装置。
【請求項8】
前記圧縮機の後段に温度センサを更に備える請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の成分分離回収装置。
【請求項9】
前記温度センサは、前記圧縮機で圧縮された前記特定成分の温度を測定し、
前記温度センサの測定値に基づいて、前記圧縮機を制御する制御部を更に備える請求項8に記載の成分分離回収装置。
【請求項10】
前記吸着材の脱離温度を考慮した所定温度を予め設定し、
前記制御部は、前記温度センサの測定値が前記所定温度以上になるように前記圧縮機を制御する請求項9に記載の成分分離回収装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、成分分離回収装置、成分分離回収方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
ガスから特定成分を分離する技術の必要性が増している。そこで例えば、特許文献1、2は、ガスから固体吸着材を用いてCO
2
を分離するシステムを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-69417号公報
特開2021-35654号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ガスから特定成分を分離する技術においては、ガスから高回収率で特定成分を分離しようとすると、特定成分以外の成分が混入してしまい、特定成分の濃度が低下する問題が発生する。よって、ガスから高濃度かつ高回収率で特定成分を分離することが求められる。
【0005】
本実施形態の課題としては、高濃度かつ高回収率でガス中の特定成分の分離をすることができる成分分離回収装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本実施形態における一態様の成分分離回収装置は、ガス中の特定成分を吸着する吸着材および前記吸着材を充填する容器を備える複数の固定層と、前記特定成分が液相状態で貯留される液化貯留タンクと、前記液化貯留タンク内の前記特定成分の一部が貯留されるパージタンクと、前記パージタンクの後段に設けられた圧縮機と、を備えることを特徴とする。
【0007】
ガス中の特定成分を複数の固定層内の容器に充填される吸着材で吸着する吸着工程と、前記特定成分が吸着されている前記吸着材から前記特定成分を脱離させる脱離工程と、を並行して実行する成分分離回収方法であって、前記吸着工程の実行期間と、前記脱離工程の実行期間は少なくとも一部が重なることを特徴とする成分分離回収方法。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、高濃度かつ高回収率でガス中の特定成分の分離をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施の形態に係る成分分離回収装置の一例を示す概略構成図である。
本実施の形態に係る成分分離回収装置の一例を示す概略構成図である。
吸着工程中の経過時間と吸着状態の関係を示す概略図である。
吸着工程中の吸着材の吸着状態を示す概略図である。
成分分離回収装置を構成する構成部品の経過時間ごとの温度と圧力との関係を示すグラフである。
成分分離回収装置により実行される成分分離方法の一例を示すフローチャート(その1)である。
成分分離回収装置により実行される成分分離方法の一例を示すフローチャート(その2)である。
成分分離回収装置により実行される成分分離方法の一例を示すフローチャート(その3)である。
成分分離回収装置により実行される成分分離方法の一例を示すフローチャート(その4)である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。図1、図2は、本実施の形態に係る成分分離回収装置の一例を示す概略構成図である。なお、本実施の形態に係る成分分離回収装置としては、火力発電プラントや化学工業プラント(工場)などのプラントから排出されるガスから特定成分を分離することを目的とする装置を考える。特定成分として、本実施の形態においては、特定成分としてCO
2
(二酸化炭素)を分離する装置を考える。ただし、これに限られず、本実施の形態に係る成分分離回収装置は、燃焼器として船舶に使用されるエンジンから排出されるガスや、廃棄物焼却施設から排出されるガスから特定成分を分離する処理に適用可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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