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公開番号
2025014791
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117627
出願日
2023-07-19
発明の名称
管理サーバ、管理サーバの制御方法及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人ひのき国際特許事務所
主分類
G06Q
30/01 20230101AFI20250123BHJP(計算;計数)
要約
【課題】
サブスクリプション契約中は、画像形成装置は配送されたインクのみを使用可能とする場合、物流問題など何らかの事情で専用インクの配送が一定期間停止するような事態が発生した場合、配送が再開するまで交換できるインクがなくなり、プリンタを利用できなくなるという課題があった。
【解決手段】
本発明は、画像形成装置とネットワークを介して通信可能に接続され、消耗品の配送サービスの契約情報を管理する管理サーバであって、前記サービスの状態変化を検知する検知手段と、前記検知手段がサービスの状態変化を検知した場合、前記サービスの状態変化に対応する契約情報を抽出し、抽出した契約情報に該サービスの状態を更新設定する設定手段を有することを特徴とする。
【選択図】図8A
特許請求の範囲
【請求項1】
受信した契約情報に基づき制御される画像形成装置とネットワークを介して通信可能に接続され、消耗品の配送サービスの契約情報を管理する管理サーバであって、
前記サービスの状態変化を検知する検知手段と、
前記検知手段がサービスの状態変化を検知した場合、前記サービスの状態変化に対応する契約情報を抽出し、抽出した契約情報に該サービスの状態を更新設定する設定手段を有する
ことを特徴とする管理サーバ。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記契約情報は、画像形成装置の識別情報と、配送地域の情報、サービスの状態を少なくとも含んでいる
ことを特徴とする請求項1に記載の管理サーバ。
【請求項3】
前記契約情報は、さらに消耗品の配送先住所の情報を持ち、
前記設定手段は前記検知手段により検知されたサービスの状態変化に対応する配送先住所を持つ契約情報を抽出して、該契約情報のサービスの状態を更新設定する
ことを特徴とする請求項2に記載の管理サーバ。
【請求項4】
前記契約情報は、複数のハッシュタグ情報を有し、
前記設定手段は、前記検知手段が検知したサービスの状態変化に対応するハッシュタグ情報を持つ契約情報を抽出し、該契約情報のサービスの状態を更新設定する
ことを特徴とする請求項2に記載の管理サーバ。
【請求項5】
契約情報は、画像形成装置が所属する組織コンテナの情報を有し、
前記設定手段は、前記検知手段が検知したサービスの状態変化に対応する組織コンテナの情報を持つ契約情報を抽出し、該契約情報のサービスの状態を更新設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の管理サーバ。
【請求項6】
前記消耗品は、定額サービス専用の配送インクであり、サービスの状態は、該インクの配送サービスの状態である
ことを特徴とする構成1~5のいずれか1つに記載の管理サーバ。
【請求項7】
前記サーバはサービス管理サーバとデバイス管理サーバからなり、
デバイス管理サーバは配送サービスの契約情報を保持する
ことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の管理サーバ。
【請求項8】
受信した契約情報に基づき制御される画像形成装置とネットワークを介して通信可能に接続され、消耗品の配送サービスの契約情報を管理する管理サーバの制御方法であって、
前記サービスの状態変化を検知する検知工程と、
前記検知工程においてサービスの状態変化を検知した場合、前記サービスの状態変化に対応する契約情報を抽出し、抽出した契約情報に該サービスの状態を更新設定する設定工程を有する
ことを特徴とする管理サーバの制御方法。
【請求項9】
請求項8に記載の管理サーバの制御方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は管理サーバ、管理サーバの制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 3,300 文字)
【背景技術】
【0002】
ネットワーク機能を備えた画像形成装置において、デバイス情報やユーザの使用履歴を管理サーバに送信することにより、不具合解析や課金システムといった様々なサービスが展開されている。例えば、インクなどの消耗品の管理コストを削減するために、消耗品の管理を管理サーバで行い、残量が少なくなった際に自動で配送するサービスもその一例である。また、近年はサブスクリプション契約の導入により、サービスに契約するユーザに対して、定額で消耗品であるインクの提供を行うビジネスモデルが広まっている。このようなインクの管理および自動配送の定額サービスを実現するために、画像形成装置はインク情報をサーバに送信し、管理サーバはそのインク情報を管理、そして交換品の配送判断を行う必要がある。たとえば特許文献1では、インクごとの個体識別情報を用いて、サーバ側で多重配送防止を管理するインク管理システムが提案されている。
インクの多重配送を防止するため、画像形成装置には配送されたインクの使用情報を独立して計測し、送信することが求められる。これを実現する簡易な構成としては、例えば定額サービス契約中は、画像形成装置は配送されたインクのみを使用可能とし、他の市販インク類の使用を制限する構成が挙げられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-54155号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、そのような構成を取った場合、物流問題など何らかの事情で専用インクの配送が一定期間停止するような事態が発生した場合に課題がある。契約中は専用インク以外を使用できない構成の場合、専用インクを使い切ってしまうと、配送が再開するまで交換できるインクがなくなり、ユーザはプリンタを利用できなくなってしまう。
上記課題を解決するため本発明は、定額サービス契約中に専用の配送インク以外の使用を制限するプリントシステムにおいて、配送問題などのサービス状況によって制限を解除する手段の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、画像形成装置とネットワークを介して通信可能に接続され、消耗品の配送サービスの契約情報を管理する管理サーバであって、前記サービスの状態変化を検知する検知手段と、前記検知手段がサービスの状態変化を検知した場合、前記サービスの状態変化に対応する契約情報を抽出し、抽出した契約情報に該サービスの状態を更新設定する設定手段を有することを特徴とする管理サーバ。
【発明の効果】
【0006】
定額サービス契約中は専用の配送インク以外の使用を制限するサービス管理システムにおいて、サービス状況によって制限を解除する手段を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係るサービス管理システムの全体構成図
実施形態に係るプリンタのハードウェア構成を示すブロック図
実施形態に係るサービス管理サーバのハードウェア構成を示すブロック図
実施形態に係るデバイス管理サーバのハードウェア構成を示すブロック図
システムのサービス契約からプリンタの制御開始までのシーケンス図
契約情報取得後のプリンタの制御を示すフローチャート
デバイス管理サーバが持つ契約情報の例
配送問題等が発生、復旧した場合のサーバ側のフローチャート
配送問題等が発生、復旧した場合のプリンタ側のフローチャート
本体表示部を用いたユーザ通知の例
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
【0009】
[実施形態1]
・サービス管理システムの全体構成
図1は、本実施形態のサービス管理システムの全体の構成を示す構成図である。
本管理システムは、画像形成装置であるプリンタ100とデバイス管理サーバ200とサービス管理サーバ300がインターネット等の通信ネットワーク400を介して接続されて構成される。
プリンタ100は契約情報を後述するプリンタ100のNVM104に記録し、記録した契約情報に従ってプリンタ100を制御する。プリンタ100は契約情報を、通信ネットワーク400を介してデバイス管理サーバ200と通信することで受信する。
デバイス管理サーバ200はサービス管理サーバ300から通知された契約情報を保持することで、それを元にプリンタ100に対して契約情報の提供を行う。
プリンタ100とデバイス管理サーバ200およびサービス管理サーバ300間の通信は、Hypertext Transfer Protocol(以下「HTTP」という。)などの通信プロトコルを使用し、その制御方法は公知の方法を用いるものとする。
また、プリンタ100とサービス管理サーバ300の間にデバイス管理サーバ200が入る構成となっているが、本実施形態はこれに限らない。例えば、プリンタ100とサービス管理サーバ300がインターネットを介して直接、契約情報を受け渡しする構成でもよい。契約情報および契約情報に従って行うプリンタ100の制御の詳細については後述する。
【0010】
・プリンタのハードウェア構成
図2は、プリンタ100のハードウェア構成を示すブロック図である。
プリンタ100は、CPU101、ROM102、RAM103、NVM104、ネットワーク接続部105、表示部106、操作部107を有する。
CPU101は、プリンタ100内の各部を制御するための中央演算装置である。
ROM102には各種のプログラムコードが記憶されている。
RAM103には、各サービス実行時に画像データ等のデータが一時的に記憶されたり、バッファリングが行われたりする。また、RAM103は、後述のネットワーク接続部105が受信した画像データ等も記憶する。
NVM104は不揮発性メモリであり、不揮発性の情報が記憶される。例えば、NVM104には、プリンタ100の個体識別情報、出荷先情報、表示部106で表示する言語の設定等が記憶される。本実施形態のプリンタ100では、後述するサービスごとの契約情報もこのNVM104に格納されている。
ネットワーク接続部105は、USBや通信ネットワーク400を介して、外部装置と接続する。本実施形態では、プリンタ100は、ネットワーク接続部105を用い、通信ネットワーク400を介してデバイス管理サーバ200と通信を行う。
表示部106は、例えば液晶表示器などによって構成されており、文字、図形及び指標(インジケータ)等を表示することが可能である。表示部106は、液晶表示器に限らず、LEDやその他の表示器を用いて構成することも可能である。表示部106によって表示する情報としては、例えば、プリンタ100に対する設定情報や、各インクタンクに収容されているインクに関する情報(インク残量)等がある。なお、表示部106の駆動はCPU101によって制御される。
操作部107は、ユーザが各種の入力操作を行うためのスイッチ、ハードキー等から成る。また、タッチパネルのように、表示部106が入力操作などを行う操作部としての機能を果たす形態とすることも可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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