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公開番号
2025014562
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117229
出願日
2023-07-19
発明の名称
バラ物流量検出方法及び装置
出願人
IHI運搬機械株式会社
代理人
弁理士法人山田特許事務所
主分類
G01F
1/00 20220101AFI20250123BHJP(測定;試験)
要約
【課題】省スペースでの配置を実現し、その実施コストやメンテナンスコストの大幅な抑制を図り、瞬間的な最大流量も精度良く計測して数値化記録として残しておくことが可能なバラ物流量検出方法及び装置を提供する。
【解決手段】搬送途中のバラ物2をIPカメラ11(撮像機)により側方から撮影し、その画像をパーソナルコンピュータ12(演算器)に取り込み、彩度、コントラスト、明るさを処理することにより画像を検出対象とそれ以外の部分で二値化し、その二値化した画像における検出対象の色が占める領域に基づきバラ物2の流量を求める。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
バラ物の搬送途中で該バラ物の流量を検出する方法であって、
搬送途中のバラ物を撮像機により側方から撮影し、
該撮像機により撮影された画像を演算器に取り込み、
該演算器にて彩度、コントラスト、明るさを処理することにより画像を検出対象とそれ以外の部分で二値化し、
その二値化した画像における検出対象の色が占める領域に基づきバラ物の流量を求めるバラ物流量検出方法。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
演算器にて二値化した画像を上下に等分された多数のブロックに分割し、
その各ブロックを下から順に走査して1ブロックあたりにおける検出対象の色のピクセル数を求め、
そのピクセル数が所定の閾値以上であった場合に次のブロックの走査に移り、
前記検出対象の色のピクセル数が所定の閾値に満たなかった場合に走査済みのブロック数を流量に換算する請求項1に記載のバラ物流量検出方法。
【請求項3】
バラ物の搬送途中で該バラ物の流量を検出する装置であって、
搬送途中のバラ物を側方から撮影する撮像機と、該撮像機により撮影された画像を取り込んで画像処理により流量に換算する演算器とを備え、
該演算器は、
前記撮像機により撮影された画像の彩度、コントラスト、明るさを処理することにより前記画像を検出対象とそれ以外の部分で二値化し、
その二値化した画像における検出対象の色が占める領域に基づきバラ物の流量を求めるように構成されているバラ物流量検出装置。
【請求項4】
前記演算器は、
二値化した画像を上下に等分された多数のブロックに分割し、
その各ブロックを下から順に走査して1ブロックあたりにおける検出対象の色のピクセル数を求め、
そのピクセル数が所定の閾値以上であった場合に次のブロックの走査に移り、
前記検出対象の色のピクセル数が所定の閾値に満たなかった場合に走査済みのブロック数を流量に換算するように構成されている請求項3に記載のバラ物流量検出装置。
【請求項5】
ニューマチックアンローダのチェーンコンベヤを適用対象とした請求項3又は4に記載のバラ物流量検出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バラ物流量検出方法及び装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
岸壁に停泊中の船舶から積載されている穀物等の各種バラ物を荷揚げするアンローダとして、荷役物であるバラ物の中に吸引ノズルを差し入れて吸入することで荷揚げを行うニューマチックアンローダが知られており(例えば、特許文献1、2参照)、この種のニューマチックアンローダでは、バラ物の中に吸引ノズルを差し入れ、該吸引ノズルから真空ブロワの吸引力によりバラ物を吸い込むことで荷揚げを行うようになっている。
【0003】
そして、空気と共に吸引ノズルに吸い込まれたバラ物は、レシーバタンクへと導入され、該レシーバタンクの下部からロータリーフィーダ等の払出機を介し前記レシーバタンク内の機密性を保持しつつバラ物がチェーンコンベヤに払い出される一方、バラ物から分離された空気が前記レシーバタンクから前記真空ブロワへと吸い出されるようになっている。
【0004】
ここで、効率の良い荷役を行いつつ後方設備に過剰な負荷を与えないようにするため、チェーンコンベヤで搬送中のバラ物の流量を計測して監視する必要があるが、従来においては、チェーンコンベヤの排出口に荷重検出板を配置し、該荷重検出板にバラ物が当たる力をロードセルにより機械的に計測する方式を採用していた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-23001号公報
特開2016-23004号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、斯かる従来方式でのバラ物の流量検出では、チェーンコンベヤの排出口の下に荷重検出板を配置しなければならず、特に前述の如きニューマチックアンローダの機内コンベヤとして用いるチェーンコンベヤに組み込むにあたっては、前記荷重検出板を配置するためのスペースを確保するのが困難な場合があり、しかも、前記荷重検出板には、常にバラ物が当たることによる摩耗が生じるため、定期的なメンテナンスや交換が必要となってコストが嵩むという課題があった。
【0007】
他方、チェーンコンベヤのモータの電流値で流量を推定することも考えられるが、前記チェーンコンベヤに載せたバラ物の全体重量が前記モータの電流値に反映されることになるため、このような方式では、言わばチェーンコンベヤ上で搬送されるバラ物の平均化された流量として把握されるに過ぎず、瞬間的な最大流量を計測することはできていなかった。
【0008】
本発明は、上述の実情に鑑みてなしたもので、省スペースでの配置を実現し、その実施コストやメンテナンスコストの大幅な抑制を図り、瞬間的な最大流量も精度良く計測して数値化記録として残しておくことが可能なバラ物流量検出方法及び装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、バラ物の搬送途中で該バラ物の流量を検出する方法であって、
搬送途中のバラ物を撮像機により側方から撮影し、
該撮像機により撮影された画像を演算器に取り込み、
該演算器にて彩度、コントラスト、明るさを処理することにより画像を検出対象とそれ以外の部分で二値化し、
その二値化した画像における検出対象の色が占める領域に基づきバラ物の流量を求めるバラ物流量検出方法、に係るものである。
【0010】
本発明のバラ物流量検出方法をより具体的に実施するにあたっては、演算器にて二値化した画像を上下に等分された多数のブロックに分割し、
その各ブロックを下から順に走査して1ブロックあたりにおける検出対象の色のピクセル数を求め、
そのピクセル数が所定の閾値以上であった場合に次のブロックの走査に移り、
前記検出対象の色のピクセル数が所定の閾値に満たなかった場合に走査済みのブロック数を流量に換算することが可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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