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公開番号
2025014066
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-28
出願番号
2024194295,2020094749
出願日
2024-11-06,2020-05-29
発明の名称
熱交換器および冷蔵庫
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類
F25B
39/02 20060101AFI20250121BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】本開示は、冷蔵庫の庫内温度を効率よく冷却することができ、省エネを図ることができる熱交換器を提供する。
【解決手段】本開示における熱交換器は、互いに間隔をおいて蛇行状に形成された扁平管からなる冷媒導通部材と、前記冷媒導通部材の隣接する前記扁平管の間に形成され空気が流れる空気流路と、前記空気流路に設けられたフィンと、を備え、前記冷媒導通部材の幅方向を通風方向に指向させるとともに、前記空気流路の通風方向が上下方向とされ、前記フィンは、最外部に位置する前記扁平管の外側には設けられていないことを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに間隔をおいて蛇行状に形成された扁平管からなる冷媒導通部材と、
前記冷媒導通部材の隣接する前記扁平管の間に形成され空気が流れる空気流路と、
前記空気流路に設けられたフィンと、を備え、
前記冷媒導通部材の幅方向を通風方向に指向させるとともに、前記空気流路の通風方向が上下方向とされ、
前記フィンは、最外部に位置する前記扁平管の外側には設けられていない、
ことを特徴とする熱交換器。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
前記冷媒導通部材は、上下方向に配置された複数の領域に分割され、
前記冷媒導通部材を流れる冷媒は、上方の前記領域から下方の前記領域に流れ、
前記空気流路には、下方から上方に向けて空気が流れる、
ことを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
【請求項3】
前記冷媒導通部材は、冷媒の入口側および出口側にそれぞれヘッダを備え、
前記ヘッダは、冷媒導通部材の最外面から突出しないように取付けられている、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の熱交換器。
【請求項4】
前記冷媒導通部材の隣接する前記扁平管の間には、上下方向に配置され蓄冷材が封入された蓄冷材容器が設けられ、
蛇行する前記冷媒導通部材の間には、前記空気流路と前記蓄冷材容器とが交互に配列され、前記空気流路は最外部に設けられ、前記蓄冷材容器は前記空気流路の間に設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
【請求項5】
冷蔵用熱交換器と、冷凍用熱交換器とを備え、
少なくとも前記冷蔵用熱交換器は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の熱交換器で構成されている、
ことを特徴とする冷蔵庫。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄冷機能を有する熱交換器および冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、蓄冷機能付きエバポレータを開示する。このエバポレータは、冷媒流通管列が通風方向に間隔をおいて2列設けられ、両冷媒流通管列の冷媒流通管部が左右方向の同一位置にあり、両冷媒流通管列の隣り合う冷媒流通管部間にそれぞれ通風間隙が形成され、両冷媒流通管列の全通風間隙のうち左右方向に同一位置にある一部の複数の通風間隙に跨るように、蓄冷材が封入された蓄冷材容器が配置され、両冷媒流通管列の全通風間隙のうち左右方向に同一位置にある残りの通風間隙に跨るようにフィンが配置されて構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5525726号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、冷蔵庫の庫内温度を効率よく冷却することができ、省エネを図ることができる熱交換器および冷蔵庫を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示における熱交換器は、互いに間隔をおいて蛇行状に形成された扁平管からなる冷媒導通部材と、前記冷媒導通部材の隣接する前記扁平管の間に形成され空気が流れる空気流路と、前記空気流路に設けられたフィンと、を備え、前記冷媒導通部材の幅方向を通風方向に指向させるとともに、前記空気流路の通風方向が上下方向とされ、前記フィンは、最外部に位置する前記扁平管の外側には設けられていない、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本開示における熱交換器は、冷媒導通部材の幅方向を通風方向に指向させるとともに、前記空気流路の通風方向が重力方向とされていることで、冷蔵室の庫内空気を重力方向に流して熱交換することができる。そのため、冷蔵室の庫内温度を効率よく冷却することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施の形態1における冷蔵庫の概略を示す概略断面図
実施の形態1の冷蔵用熱交換器を示す斜視図
実施の形態1の冷蔵用熱交換器を示す平面図
実施の形態1の冷蔵用熱交換器を示す正面図
図3のA-A線における断面図
実施の形態1の制御構成を示すブロック図
デマンドレスポンスに対応する動作を示すグラフ
本発明の他の実施の形態を示す平面図
本発明の他の実施の形態を示す平面図
本発明の他の実施の形態を示す正面図
本発明の他の実施の形態を示す正面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
(本開示の基礎となった知見等)
発明者らが本開示に想到するに至った当時、熱交換器(エバポレータ)に蓄冷材を配置し、熱交換器により空気の冷却を行うとともに、蓄冷材により空気の冷却を行う技術があった。
しかしながら、従来の技術では、車両用のカーエアコンに適用する技術であるため、例えば、アイドリングストップ中などエンジンが停止している状態で、補助的に蓄冷材による冷却を行うものであり、設置スペースの関係で、蓄冷材の容量を大きく確保することができない。そのため、この従来の技術を冷蔵庫にそのまま適用することはできないという課題を発明者らは発見し、その課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
そこで本開示は、冷蔵庫の庫内温度を効率よく冷却することができ、省エネを図ることができる熱交換器および冷蔵庫を提供する。
【0009】
以下、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が必要以上に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
【0010】
(実施の形態1)
以下、図1~図7を用いて、実施の形態1を説明する。
[1-1.構成]
[1-1-1.冷蔵庫の構成]
図1は、本発明に係る冷蔵庫の概略を示す概略断面図である。
図1に示すように、冷蔵庫1は、箱型の本体10を備えている。本体10の上下方向略中央部には、本体10の内部空間を仕切る仕切板11が設けられている。仕切板11の上方側は、冷蔵室12とされ、仕切板11の下方側は、冷凍室13とされている。
冷蔵室12の前面には、冷蔵室扉14が開閉自在に設けられ、冷凍室13の前面には、冷凍室扉15が開閉自在に設けられている。
(【0011】以降は省略されています)
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