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公開番号2025012239
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023114948
出願日2023-07-13
発明の名称エレクトロクロミック素子および表示装置
出願人三星電子株式会社,Samsung Electronics Co.,Ltd.
代理人IBC一番町弁理士法人
主分類G02F 1/155 20060101AFI20250117BHJP(光学)
要約【課題】遮光状態から光透過状態に切り替えるときに要する時間を短縮することが可能なエレクトロクロミック素子およびこれを用いた表示装置を提供する。
【解決手段】エレクトロクロミック素子は、第1導電性領域および第1非導電性領域を有するとともに、第1電位に接続される第1電極と、前記第1電極に対向して設けられるとともに、前記第1電極に占める前記第1導電性領域の割合よりも高い割合で第2導電性領域を有する第2電極と、前記第1電極と前記第2電極との間に設けられ、エレクトロクロミック材料を含む電解質層とを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1導電性領域および第1非導電性領域を有するとともに、第1電位に接続される第1電極と、
前記第1電極に対向して設けられるとともに、前記第1電極に占める前記第1導電性領域の割合よりも高い割合で第2導電性領域を有する第2電極と、
前記第1電極と前記第2電極との間に設けられ、エレクトロクロミック材料を含む電解質層と
を備えるエレクトロクロミック素子。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記第2電極は、第2非導電性領域をさらに有するとともに、第2電位に接続される請求項1に記載のエレクトロクロミック素子。
【請求項3】
前記第1電極は、複数の前記第1非導電性領域を有する請求項1に記載のエレクトロクロミック素子。
【請求項4】
複数の前記第1非導電性領域は、所定のパターンで配置されている請求項3に記載のエレクトロクロミック素子。
【請求項5】
複数の前記第1非導電性領域は、各々、四角形の平面形状を有する請求項4に記載のエレクトロクロミック素子。
【請求項6】
前記第1電極は第1透明導電膜を含み、
前記第2電極は第2透明導電膜を含む請求項1に記載のエレクトロクロミック素子。
【請求項7】
前記第1電極は、前記第1透明導電膜と前記電解質層との間に設けられるとともに前記第1非導電性領域に選択的に配置された絶縁膜をさらに含む請求項6に記載のエレクトロクロミック素子。
【請求項8】
前記第1透明導電膜は、前記第1非導電性領域に選択的に設けられた開口を有する請求項6に記載のエレクトロクロミック素子。
【請求項9】
前記第1電極は、前記第1透明導電膜に積層して設けられるとともに、前記第1透明導電膜よりも比抵抗の低い第1低抵抗導電膜をさらに有する請求項6に記載のエレクトロクロミック素子。
【請求項10】
前記第1低抵抗導電膜は、前記第1導電性領域の少なくとも一部に設けられている請求項9に記載のエレクトロクロミック素子。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エレクトロクロミック素子およびこれを有する表示装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
エレクトロクロミック素子は、たとえば、一対の電極の間に、銀(Ag)等のエレクトロクロミック材料を含む電解質層を有している(たとえば、特許文献1、2)。このエレクトロクロミック素子では、一対の電極間への印加電圧を制御することにより、遮光状態および光透過状態が切り替えられる。
【0003】
たとえば、光透過状態から遮光状態への切り替えでは、電解質層中の銀イオンが還元され、電極表面に銀が析出する。遮光状態から光透過状態への切り替えでは、電極表面に析出した銀が電解質層中に溶解する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-148825号公報
特開2018-72490号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このようなエレクトロクロミック素子では、光透過状態から遮光状態に切り替えるときに要する時間に比べて、遮光状態から光透過状態に切り替えるときに要する時間が長くなりやすい。
【0006】
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、遮光状態から光透過状態に切り替えるときに要する時間を短縮することが可能なエレクトロクロミック素子およびこれを用いた表示装置を提供することを目的とする。即ち、本発明の目的は、遮光状態から光透過状態に切り替えるときに要する時間を短縮することが可能なエレクトロクロミック素子およびこれを用いた表示装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題は以下の手段により達成される。
【0008】
(1)第1導電性領域および第1非導電性領域を有するとともに、第1電位に接続される第1電極と、前記第1電極に対向して設けられるとともに、前記第1電極に占める前記第1導電性領域の割合よりも高い割合で第2導電性領域を有する第2電極と、前記第1電極と前記第2電極との間に設けられ、エレクトロクロミック材料を含む電解質層とを備えるエレクトロクロミック素子。
【0009】
(2)前記第2電極は、第2非導電性領域をさらに有するとともに、第2電位に接続される上記(1)に記載のエレクトロクロミック素子。
【0010】
(3)前記第1電極は、複数の前記第1非導電性領域を有する上記(1)に記載のエレクトロクロミック素子。
(【0011】以降は省略されています)

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