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公開番号
2025011621
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023113843
出願日
2023-07-11
発明の名称
ステータ、および、ステータスロット内の樹脂封止方法
出願人
株式会社アイシン
代理人
個人
主分類
H02K
3/487 20060101AFI20250117BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】コイルが配置されたステータスロットの軸方向の両端部を容易に封止することが可能なステータを提供する。
【解決手段】このステータ100は、発泡によりステータスロット11の軸方向の両端部側を封止する発泡材30と、軸方向の両端部側が発泡材により封止されたステータスロット11の内部に充填される、発泡材30よりも熱伝導率が高い高熱伝導樹脂40と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
コイルが配置されるステータスロットを含む、ステータコアと、
前記ステータスロットの軸方向の両端部側に配置され、発泡により前記ステータスロットの軸方向の両端部側を封止する発泡材と、
軸方向の両端部側が前記発泡材により封止された前記ステータスロットの内部に充填される、樹脂と、を備える、ステータ。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記樹脂は、前記発泡材よりも熱伝導率が高い高熱伝導樹脂を含み、
前記ステータスロットの軸方向における前記樹脂の長さは、前記ステータスロットの軸方向における前記発泡材の長さよりも大きい、請求項1に記載のステータ。
【請求項3】
前記発泡材は、絶縁性を有するスロット紙から構成され、
前記樹脂は、絶縁性を有する樹脂により構成されている、請求項1に記載のステータ。
【請求項4】
コイルを含むステータコアのステータスロットの軸方向の両端部側に発泡材を配置して、発泡させることにより前記ステータスロットの軸方向の両端部側を封止する工程と、
前記発泡材を発泡させた後、軸方向の両端部側が前記発泡材により封止された前記ステータスロットの内部に樹脂を充填する工程と、を備える、ステータスロット内の樹脂封止方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ステータ、および、ステータスロット内の樹脂封止方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ステータが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
上記特許文献1には、軸方向に延びるスロットが設けられたステータコアと、スロットの内面と一体に設けられた絶縁材と、スロットに収容されるとともに絶縁性の樹脂層に面するコイルと、コイルの隙間に封入される充填固着部とを備えた、電動機用ステータが開示されている。特許文献1では、軸方向から見て、スロットに収容されるコイルは、スロット内に設けられた絶縁層に取り囲まれている。また、特許文献1では、ステータコアが金型の内側に配置された状態において、インサート成形により、コイルが収容されたスロットの内側面に絶縁性の樹脂を充填して、絶縁性の樹脂層を形成する。特許文献1では、絶縁性の樹脂層を形成した後、コイルを挿入し、充填固着部を形成する充填材料を充填している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-134677号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1には明記されていないが、周方向の開口部が絶縁性の樹脂層により封止された状態で、コイルが挿入されたスロットに充填材料を軸方向から封入していると考えられている。この場合、充填材料がスロットの外部に流れ出ないように、スロットの軸方向の端部を金型により封止する必要があると考えられる。しかしながら、コイルは、ステータコアの軸方向の両端部から突出しているため、コイルの形状に合わせて金型を設計して、取り付ける必要があり、手間がかかる。そのため、コイルが配置されたスロットを容易に封止することが望まれている。
【0006】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、コイルが配置されたステータスロットの軸方向の両端部を容易に封止することが可能なステータ、およびステータスロット内の樹脂封止方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、この発明の第1の局面におけるステータは、コイルが配置されるステータスロットを含む、ステータコアと、ステータスロットの軸方向の両端部側に配置され、発泡によりステータスロットの軸方向の両端部側を封止する発泡材と、軸方向の両端部側が発泡材により封止されたステータスロットの内部に充填される樹脂と、を備える。
【0008】
この発明の第1の局面におけるステータでは、上記のように、発泡によりステータスロットの軸方向の両端部側を封止する発泡材と、軸方向の両端部側が発泡材により封止されたステータスロットの内部に充填される樹脂と、を備える。これにより、発泡材を発泡させることによりステータスロットの軸方向の両端部側を封止することができるため、ステータスロットの軸方向の両端部側を封止するための金型をステータコアに取り付ける必要がないとともに、コイルの形状に合わせた金型を個別に用意する必要がない。この結果、コイルが配置されたステータスロットの軸方向の両端部を容易に封止することができる。また、ステータスロットの内部に充填される樹脂を備えることにより、ステータスロット内にコイルを挿入した場合にコイルがステータと接触することを抑制することができるとともに、コイルをステータスロット内に固定することができる。
【0009】
上記第1の局面によるステータにおいて、好ましくは、樹脂は、前記発泡材よりも熱伝導率が高い高熱伝導樹脂を含み、ステータスロットの軸方向における樹脂の長さは、ステータスロットの軸方向における発泡材の長さよりも大きい。
【0010】
このように構成すれば、樹脂が高熱伝導樹脂を含むことにより、ステータコアの放熱性が向上するため、ステータスロット内に配置されたコイルから発生する熱を効率よく放熱することができる。また、ステータスロットの軸方向における、高熱伝導樹脂の長さを大きく確保することができるため、高熱伝導樹脂がコイルに接触する表面積を大きくすることができる。その結果、高熱伝導樹脂がコイルに接する面積を大きくすることができるため、コイルから発生する熱を効果的に外部に排出することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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