TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025011334
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-23
出願番号2024189136,2022511379
出願日2024-10-28,2020-10-08
発明の名称エアロゾル生成物品を再利用するための方法
出願人ジェイティー インターナショナル エスエイ
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類A24F 40/70 20200101AFI20250116BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】非液体エアロゾル生成材料と誘導加熱可能サセプタとを含むエアロゾル生成物品を再利用するための方法が提供される。
【解決手段】方法は、エアロゾル生成物品を細断して非液体エアロゾル材料及び誘導加熱可能サセプタを粉砕する第1のステップS1を含む。方法は、誘導加熱可能サセプタと非液体エアロゾル生成材料とを分離する第2のステップS2を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
非液体エアロゾル生成材料(26)と誘導加熱可能サセプタ(28)とを含むエアロゾル生成物品(24)を再利用するための方法であって、
(i)前記エアロゾル生成物品(24)を細断して、前記非液体エアロゾル材料(26)及び前記誘導加熱可能サセプタ(28)を粉砕すること(S1)と、
(ii)前記誘導加熱可能サセプタ(28)と前記非液体エアロゾル生成材料(26)とを分離すること(S2)と
を含む方法。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記誘導加熱可能サセプタ(28)は連続的なサセプタであり、ステップ(i)は、前記連続的なサセプタを細断することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記誘導加熱可能サセプタ(28)は、粒子状サセプタ材料を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
ステップ(ii)は、前記細断されたエアロゾル生成物品(24)を振動させて、前記誘導加熱可能サセプタ(28)と前記非液体エアロゾル生成材料(26)とを分離することを含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
ステップ(ii)は、前記誘導加熱可能サセプタ(28)と前記非液体エアロゾル生成材料(26)とを分離するために、開口を有する振動スクリーンユニット(60)上に、前記細断されたエアロゾル生成物品(24)を堆積させることを含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記振動スクリーンユニット(60)における前記開口は、前記非液体エアロゾル生成材料(26)が前記開口を通過することを可能にし且つ前記誘導加熱可能サセプタ(28)を前記振動スクリーンユニット(60)の保持表面(64)上に保持するような大きさとされる、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
ステップ(ii)は、前記細断されたエアロゾル生成物品(24)を磁力にさらして、前記誘導加熱可能サセプタ(28)を前記非液体エアロゾル生成材料(26)から分離することを含む、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
ステップ(ii)は、磁石を使用して、好ましくは電磁石(72)を使用して前記磁力を加えることを含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記磁石は、前記誘導加熱可能サセプタ(28)が前記磁石に向けて略上方向に吸引されるように、前記細断されたエアロゾル生成物品(24)の上方に位置決めされる、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
ステップ(ii)は、
前記非液体エアロゾル生成材料(26)が開口を通過することを可能にし且つ前記誘導加熱可能サセプタ(28)を振動スクリーンユニット(60)の保持表面(64)上に保持するような大きさとされた前記開口を有する前記振動スクリーンユニット(60)上に、前記細断されたエアロゾル生成物品(24)を堆積させることと、
前記振動スクリーンユニット(60)の前記表面(64)上に保持された前記誘導加熱可能サセプタ(28)を磁力にさらして、前記誘導加熱可能サセプタ(28)を前記表面(64)から除去することと
を含む、請求項1~9のいずれか一項に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、概して、エアロゾル生成物品に関し、より具体的には、エアロゾル生成物品を加熱して、ユーザによる吸入のためのエアロゾルを生成するためのエアロゾル生成装置で使用するためのエアロゾル生成物品に関する。本開示の実施形態は、特に、非液体エアロゾル生成材料と誘導加熱可能サセプタとを利用するエアロゾル生成物品を再利用するための方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、非液体エアロゾル生成材料を燃やすのではなく、加熱して、吸入のためのエアロゾルを生じさせる装置が消費者に人気になってきている。
【0003】
そのような装置は、いくつかの異なる手法のうちの1つを使用して、エアロゾル生成材料に熱を供給することができる。そのような手法の1つは、電磁誘導加熱システムを利用するエアロゾル生成装置を提供することである。かかる装置では、誘導コイルが装置に設けられ、誘導加熱可能サセプタも装置に設けられる。ユーザが装置を作動させると、電気エネルギーが誘導コイルに供給され、次いでこれにより交流電磁場が発生する。サセプタがこの電磁場と結合して熱を発生させ、この熱は、例えば伝導によって、非液体エアロゾル生成材料に伝達され、エアロゾル生成材料が加熱されるとエアロゾルが発生する。
【0004】
ユーザがエアロゾル生成装置に挿入できるエアロゾル生成物品の形態で非液体エアロゾル生成材料及び誘導加熱可能サセプタを提供することが便利であることがある。したがって、そのようなエアロゾル生成物品が使用された後に又はそのようなエアロゾル生成物品が規格外である場合に、エアロゾル生成物品の廃棄に関連する問題を緩和する必要がある。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の第1の態様によれば、非液体エアロゾル生成材料と誘導加熱可能サセプタとを含むエアロゾル生成物品を再利用するための方法であって、
(i)エアロゾル生成物品を細断して、非液体エアロゾル材料及び誘導加熱可能サセプタを粉砕することと、
(ii)誘導加熱可能サセプタと非液体エアロゾル生成材料とを分離することと
を含む方法が提供される。
【0006】
本開示の第2の態様によれば、エアロゾル生成物品を製造するための方法であって、
第1の態様による方法によって得られた分離された誘導加熱可能サセプタを更なる非液体エアロゾル生成材料の近傍に位置決めして、エアロゾル生成物品を形成することを含む方法が提供される。
【0007】
本開示の第3の態様によれば、エアロゾル生成物品を製造するための方法であって、
使用済み又は規格外のエアロゾル生成物品中の誘導加熱可能サセプタと非液体エアロゾル生成材料とを分離することと、
分離された誘導加熱可能サセプタを更なる非液体エアロゾル生成材料の近傍に位置決めして、エアロゾル生成物品を形成することと
を含む方法が提供される。
【0008】
エアロゾル生成物品は、非液体エアロゾル生成材料を燃やすことなく非液体エアロゾル生成材料を加熱して、非液体エアロゾル生成材料の少なくとも1種の成分を揮発させ、それにより、冷却され凝縮してエアロゾル生成装置のユーザが吸入するためのエアロゾルを形成する蒸気を生成するためのエアロゾル生成装置で使用するためのものである。
【0009】
一般論として、蒸気とは、臨界温度よりも低い温度で気相である物質であり、これは、温度を低下させることなく圧力を増加させることによって蒸気を液体に凝縮させ得ることを意味する。一方、エアロゾルは、空気中又は別のガス中の微細な固体粒子又は液滴の浮遊物である。しかしながら、本明細書では、「エアロゾル」及び「蒸気」という用語は、特に、ユーザによる吸入のために生成される吸入可能媒体の形態に関して互換的に使用され得ることに留意されたい。
【0010】
誘導加熱可能サセプタは、単一のサセプタを含み得るか、又は複数のサセプタ素子を含み得る。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

日本たばこ産業株式会社
香料組成物
11日前
ニチコン株式会社
エアロゾル発生装置およびその製造方法
3か月前
ミクロ株式会社
加熱式タバコ引き抜きツール
2か月前
Future Technology株式会社
エアロゾル形成基体の充填物とその製造方法
1か月前
株式会社しょうざん
シーシャマウスピース
1か月前
日本たばこ産業株式会社
香味吸引器
5日前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
3か月前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
2か月前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
2か月前
日本たばこ産業株式会社
吸引装置
17日前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
1か月前
日本たばこ産業株式会社
喫煙物品用シート
1か月前
日本たばこ産業株式会社
エアロゾル生成装置
2か月前
Future Technology株式会社
被加熱芳香カートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
被加熱芳香カートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
電子タバコカートリッジ
1か月前
日本たばこ産業株式会社
香味生成装置
1か月前
Future Technology株式会社
電子タバコカートリッジ
2か月前
Future Technology株式会社
被加熱芳香カートリッジ
2か月前
エーワイアール エルティーディー
電子式ヴェポライザーシステム
1か月前
Future Technology株式会社
加熱式タバコ用カートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
加熱式タバコ用カートリッジ
2か月前
Future Technology株式会社
加熱式タバコ用カートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
エアロゾル吸引カートリッジ及びエアロゾル吸引カートリッジ用のマウスピース
10日前
日本たばこ産業株式会社
吸引器用の電源ユニット
1か月前
日本たばこ産業株式会社
吸引装置、制御方法、及びプログラム
2か月前
日本たばこ産業株式会社
吸引器用の電源ユニット
1か月前
Future Technology株式会社
加熱式タバコ用カートリッジ及び部材
1か月前
日本たばこ産業株式会社
エアロゾル生成装置の電源ユニット
1か月前
日本たばこ産業株式会社
香味吸引器および挿入ガイド部材
2か月前
Future Technology株式会社
エアロゾル吸引カートリッジ用のエアロゾル形成部材、エアロゾル冷却部材及び通気部
3か月前
ジェイティー インターナショナル エスエイ
電子蒸気吸入器
1か月前
日本たばこ産業株式会社
エアロゾル吸引器用の電源ユニット
1か月前
続きを見る